フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

アルプスの村から雪山散策

先月下旬にアルプスの雪深い村に住む友人宅に招かれた時のお話です。


おうちの正面の景色がこれです。
ただし、こちら側の山は険しくてアルピ二スムでないと登れないところがほとんどなので、わたし達は気軽にお散歩できる裏山に出掛けます。


おうちの前でスキーを履いて村の裏へと登っていきます。
自分ちから車に乗らずに直接山スキーに出発できるなんて羨ましい話です。


ものの5分でこんな景色に✨
少し古いスノーシューの跡があります。


地形の説明をしてくれる友人Cさん。
この地に20年以上住むCさんにとっては、ここら辺は庭みたいなものなんだと思います。


ここ2日ほどとても風が強かったそうで、雪に風の跡がついています。


しばらく緩やかな丘のようなところを登っていくと、平たいところに来ました。
Cさん「ここは湖なのよ。湖の上を歩く?」
氷が割れる心配はないそうです。


湖に入水😅


3、4日前にCさんが旦那さまのFさんとスキーでここら辺に来た時は正面の山に雪がしっかりとあったので、頂上まで登って下りてくることが出来たそうです。
強風で雪が吹き飛ばされてしまって、岩が露出しまくっているので、スキーで登るのはまあ登れても、下りてくるのが無理です。
Cさんいわく、12月1月は雪の厚さが足りないため、晴れた日が続いたり風が強かったりするとすぐに山肌がでてきて、スキーができなくなります。何度も積雪を重ねた2月~4月がスキーには一番適しているとのことです。


振り返って。
湖の真ん中を歩いてきました(^^♪


わたし達とは別の場所から歩き出したらしいスキーヤーさんのトレースが途中から出てきました。正面の稜線の高い位置にその方がおられるのが見えました。Cさんもこの稜線の適当なところまで登って下りて来ようと思っていたそうなので、このトレースについていくことにしました。


振り返って。
Cさんの前を行かせてもらいます。
こうやって高い位置から見ると湖の形がよく分かります。


稜線の付け根の辺り。
うわ、この辺雪がめちゃ硬い💦嫌だなー、下りてくるとき・・・
しかも岩や土が結構出てきているので要注意です。


見上げると、上の方は岩が出ているので、もう少し登ったキリのいいところまでで止めておくことにします。
広い稜線なので、スキーで下りるのは難しくなさそうですが、雪が全体的に薄くしか付いていないし、相変わらずガリガリです(T_T)
稜線は風に晒されるので、ありがちなんですけどね・・・


お昼前で少しお腹も減ってきました。
気持ちのよい景色の中、遅い目のおやつタイムにします。


サラミにチーズ、パン、それにわたしが持って来た手作りのチョコレートケーキとミカン。保温マグには紅茶が入っています。


Cさんがご自分の携帯で撮ってくれました。
画質がちょっと微妙( ̄▽ ̄;)
でも嬉しいです♩
背景に写っているお山はエギーユ・デュ・ゴレオン。3427mもあるのですが、山スキーでそんなに難しくはないんだそう。高低差や距離がかなりあるので体力は必要ですが、テクニック的にはわたしレベルでも大丈夫らしいのでシーズン中にもし行けたら嬉しいなと思っています。日が長くなる3月や4月くらいにでも・・・


最終回に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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