念願だった峠道クライムにトライ
アニエル峠は、フランスとイタリアの国境になる峠のひとつです。
2744mでフランスでは2番目、ヨーロッパ全体では3番目に標高の高い峠道になるようです。
景色が素晴らく、周辺にはハイキングが出来る場所もいくつもあるため、今まで何度も車で来ていましたが、今回は初めてロードバイクで登ってみることにしました。
前夜は友人Oさんとテント泊をしました。
少し手前の適当な広い場所まで下りてきました。
標高約1900mのこの場所に車を停めて、ヒルクライム開始です。
もっと下から登るのが普通なはずですが、この日はOさんの意見で、イタリア側にいくらか下りて、登り返すことにしたので、フランス側は控えめにしておくことにしました(;^_^A
サイクリング用の道しるべ。
頂上(この場合は峠)までの距離、現地点の標高、この地点から向こう1㎞の平均勾配が書かれています。
ボトルにお水は入ってありましたが、峠道の最終集落になるフォンジラルド村の水場で冷たいお水に入れ替えました。
なだらかな部分が多く、しんどいところは最後の数㎞だけの峠道です。景色はずっととてもきれいので、お得といえるでしょう!?
前夜は現地でテント泊だったおかげで、早い時間帯にサイクリングを開始することができたので、ほとんどサイクリストさんには出会いませんでした。確か、峠まででひとりのおじさまサイクリストを抜かさせていただいただけだったと思います。
出発地点から12,5㎞しかなかったので(高低差は800mくらい)、1時間15分で峠に到着しました。
峠の石碑。
ちょっとスタイリッシュで、見やすく、かつ景色から浮いていない素晴らしいデザインだといつも思っています。
地べたになんか書いてありました。
これはお初です。
あるある、な写真を撮ってしまいました(^-^;
白黒っぽくなってしまっているけれど、スマホ撮影の1枚です。
なんと、峠にピアニストさんがいました。
ここケラ地方の観光局の催しのようです。
それに、この日の午前中は。峠道を通行止めにしたサイクリスト・デーでもありました。
ピアノの前にあるのはバイク乗りを象徴的に模した木工彫刻で、ここケラ地方の主要産業のひとつが林業であることを暗示しているように思います。
イタリア側。
シールが貼られ過ぎて、ほぼ何も読めない看板。
ヨーロッパ中のサイクリングクラブや、バイクグループのシールです。
ロードバイク&山スキーの師匠Oさんと。
イタリア側から登ってきたサイクリストさんに撮ってもらいました。
ちなみに、この後間もなく新しい自転車(中古だけど)を買ったので、この日が前の自転車での最終サイクリングとなりました。
標高2700m台ということで、寒そうだったので、上着は2枚持って来ていました。
さて、イタリア側に下りていきます。
バックに薄っすらと浮かんでいるのは、アルプス南部を代表するお山のひとつ、モン・ヴィゾ(3841m)です。
後半に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。