フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

イケてないテント泊からの峠道ライド

お山でテントで寝るからには、最大限映えたテント泊にしたい、と思うわたしに対して、わたしのロードバイク&山スキー師匠である友人Oさんは、イケてるイケてないという概念はゼロです(人生全般に置いて)😅
そんなOさんとのテント泊&サイクリング記です。


まずはOさんちに集合、Oさんの車にて南方面へと出発したのは夕方5時半くらいでした。
南仏を流れる主要河川のひとつ、デュランス川を広げて作ったセール・ポンソン湖の橋の上から。水遊びやボート遊びを出来る湖畔がたくさんあり、夏はバカンス客で賑わいます。


ケラ地方の入り口になっている町、ギレストを通過した辺りにある、この地方の峠道の開通状況を知らせる看板。表示のある7つの峠道はどれも2000m以上あるものです。
わたし達が翌朝登るつもりをしているのは、上からふたつめのアニエル峠。フランスでは2番目、ヨーロッパでは3番目の標高になる峠道です。


アニエル峠は2700m以上もあるのですが、そんなに上まで行ってしまうと翌朝、自転車で登るのに一度下りる際、時間がかかってしまって面倒くさいので、標高1900mくらいのところで妥協することにしました。本当はもう少し上まで行くと、もっと景色がいんですけどね…


丁度いいテーブルがあります。日向になっているうちに、ここでまず晩ご飯ピクニックをすることに。テント泊の準備をするのは、日陰になってからでもいいですからね・・・


わたしがうちで作って持って来たニース風サラダ(じゃがいもやツナ、オリーブなど)とジェノベーゼソース(瓶のやつ)のパスタです。
翌朝はヒルクライムだから、パスタ作ってきて!とOさんにリクエストされていたのでした。


パルメザン的なチーズがなくて、ボーフォールをナイフで削ってかけて食べました。
ちなみに、常温です(;^_^A


なんか・・・天気が怪しんだけど?
夏の初めからずーーっと毎日晴天だったので、天気予報さえ見ていませんでした。
明日、大丈夫なんかな?とスマホで天気予報見ようとしたら、電波がなかった_| ̄|○


イケてない場所だけど、テーブルから30メートルくらい進んだ場所にポップアップテントを広げました。重たいので、山歩きの時は無理だけど、なにせ準備があっという間なので、車の時は重宝です。エアーマットも重たいしっかりとしたやつです。


そして、3~4人まで寝れるやつなので、広々。
おやすみなさい(^^♪
夜中にぽつぽつという雨の音で目が覚めましたが、ひどくならないうちに止んでくれました。


朝、テントを開けて。
げげっ、そうだ、Oさんにテント任せたら視界のない藪側を出入り口にされてしまったのでした。「もう~っ、目が覚めてテントを開けた時の景色は大事なのに!」とプンプンしてたら「なんで?テントからどうせ出るねんから一緒やん?」と全然理解できない、といった顔をされました(^-^;


そして・・・
ドン曇りなんですけど!?
しかもちょっと雨が降ってきました。
この夏、ずっと良い天気のなか峠道サイクリングしてきたけど、ついに悪天候ライドになるの…?めちゃくちゃきれいな景色の道なのでそれは残念(T_T)


Oさんが起きる気配がないので、テントから出ないでまずインスタントコーヒーを一杯。
藪の前で(一一")


まだ寝てるので、手持ちぶさたになり周辺をウロウロ。


きりがなさそうなので、起こして朝ごはんにしました。
昨日晩ご飯を食べたのと同じテーブルです。
前回、Oさんとイゾアール峠をヒルクライムした時、パワー不足を指摘されたので、いつもより多めに朝ご飯を食べました。
サイクリングの後はそれなりにお腹も空いているけれど、する前って特にいつもよりお腹が減っているわけではないから、余計に食べるのは結構大変なんですよね💦


Oさんが撮ってくれました。
朝はそれなりに寒いので、薄手のダウンジャケットを着ています。


お天気は少しずつ回復しつつあるみたいです。
嬉しい♩
サイクリング編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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