フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

次男とキャンプ泊

まだ暑かった1か月も前の話です。
今年はひとりまたは友人とテント泊を何度もしているわたしですが、息子たちとは今シーズンまだ一度もしていませんでした。
長男は彼女の一家と一緒に海沿いの地方にキャンプをしにいっており、次男とふたりで出掛けました。


暑いし、テント泊で荷物が重たいので、あまり歩きたくありません。
手軽なコースにしたので、お昼に出発。途中の道沿いの駐車場で遅い目のランチピクニックにしました。


みよん家の夏の定番、タブレ(クスクスのサラダ)、サラミにチーズ、パンとポテチ。
イチジクはサイクリング中に収穫してきたものでした。
以前ブログに書いた、もらいもののマカロンの最後の4つも持って来ました。


ちょっとした公園のようになっていて、テーブルも3つか4つあり、重宝している県道の駐車場です。


あんまり歩きたくない&きれいな場所、ということで今回吟味したコース。
出発地点の2200m台まで車で行くことが出来ます。
行き先は、イゼール県のアンパリス盆地(Plateau d'Emparis)。湖がいくつかあって正面には氷河も残る高いお山がそびえていて、とても美しいので人気のある地方です。


歩き始めて30分くらい。
看板もしっかりあって、超簡単なコースなのになぜか間違えて、ショートカットして正しいハイキング道に向かっている最中(;^_^A
余裕かまし過ぎていて、地図も持って来ていないわ、看板もちゃんと見てないわで、完全に気が抜けていました・・・


なだらかな丘になっているので、あちこちで牛さんの放牧がおこなわれています。


登るところは時々あるものの、平らなところが多いのです。


浅い川を渡りました。


緩やかな坂を登っていきます。
危険なところが全然ないので、子連れの一家にも人気で、駐車場に帰っていく家族に何度もすれ違いました。夏の間はハイキング客が多いですが、この日は午後3時半くらいに出発したので、出会ったほとんどの人たちは帰る途中でした。


岩にペンキマーク。
白と赤はGR(グランド・ランドネ)と呼ばれる、かなり長いコースになります。
黄色は、ハイキング地図に載っているそれ以外のコースを示しています。


テント泊の候補地のひとつの湖に到着しました。
駐車場から2時間弱だったと思います、ちょっと道間違えたこともあり・・・
この少し先にも、ひとつ湖があるのでそちらも見に行くことにしました。


次の湖へは少し登ることになります。
重たい荷物を担いでいる次男。
わたしのザックの方が一見、大きいのですが、シュラフやダウンジャケットなど嵩の大きい軽いものが中心です。


20分ほどで、もうひとつの湖に到着しました。
これだけ見ると、ここも悪くないのですが、わたしは前の湖のほうが好みです。


てことで、また20分歩いて戻ってきました(;^_^A


このドドーンとした氷河が目の前ですよ✨


そして、なんとエーデルワイスが~🤩


今回、新しく買った新兵器を持って来ました。
フィルター付きの水筒です。
通常、湖のある場所って川が流れていることが大半なので、飲み水はあまり持って来ないんですが、ここは盆地で平ら。高い山から流れてくるような川は期待できません。ちょろちょろと流れているくらいの川の水はちょっと不安だし、この夏は雨がほどんど降っていないので、それさえあるか分かりません。
水を汲んで、待たずにすぐに飲めるのはいいのですが、吸って飲むことしかできず、飲み物を作ったり料理に使ったりできないのが難点でした。水は1,5リットル持って来ていたので、それを料理や飲み物用にし、普通に飲むのにはこのフィルター付き水筒の水、と使い分けました。


お日様が沈む前にご飯にしたいので、テント設営は後回しにして、まずはビールにポテチです。オピネルの柄の金具(輪っかになってる)でビールを開ける次男。


エーデルワイスとビールとサラミという夢のコラボ😂


氷河と湖をバックに、最高過ぎるピクニックです。


後半に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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