フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

自転車のあとテント泊ハイキングに出発

山友のDさんとお山アクティビティを楽しんだ週末のお話です。
土曜日の朝、お山地方にあるDさんのご実家に寄せてもらい、午前中はサイクリングをしました。


Dさんのご実家のベランダからの景色。
午後から登山をする予定のベルドンヌ山塊が奥に写っています。


昼食後、一泊ハイキングの準備をします。
足首が悪いので、Dさんのザックに重たいものはほとんど入れさせてもらいました。


車で30分ちょっとの登山口に到着しました。
Dさんのご実家はお山が近くて羨ましいです。30~40分もあれば、かなり色んな方向の登山口に行けるし、自転車も楽しいコースがおうちの近くにいっぱいあるっぽいです。


この日の目的地は「2~3時間で着く」「テント泊が出来そうな湖がある」「そんなに人が多くなさそう」な場所、という条件でDさんに考えてもらったスポットです。
まずは森の中をしばらく登ります。


1時間くらいは森だったように思います。
思いっきりブレたけど💦ブラックベリーが標高の低い辺りにはいっぱい生えていました。


森を抜けつつある地点で。


ヒュッテがありました。
行き先看板などで名前は見たことがあるけれど、どこにあるのかよく分からない山小屋だったのでした。駐車場から近いので、宿泊よりも食事や飲み物だけの休憩に利用する人の方が多いみたいです。


下界は天気が良いのですが・・・


目的地方面はこんなことになっています(・・;)
今日は晴れ時々曇り、明日は晴れという予報なので、この後晴れてくる可能性もありますが、山の天気は下界の町の天気予報とは結構違うことも多いですね・・・
2日とも晴天、という予報でテント泊した夜に大雨、雷に見舞われたこともありました。


ブルーベリーの葉が紅葉してきています。


もちろん実もありますよ~✨


一面、真っ赤な場所もありました。


ハイキングコース上に放牧の牛さん達が。
牛さん達は特に逃げたり、逆に襲ってきたりもありませんが、邪魔をせぬよう、少し離れたところを歩くようにするのがハイキング中のマナーとされています。


奥の稜線の少し下を通っているハイキング道を進みます。


少し急なところがあります。
ここを越えた辺りで、若い男女がテントを設営しつつありました。
なんか中途半端な場所ね?と思い、聞いてみると「湖の近くにテントを張ろうと思ってたら、放牧の羊たちがいて、牧羊犬2、3匹が激しく吠えてくるので仕方なくここら辺まで戻ってきた、と言います。
そっか・・・湖畔は無理なんかもね、と言いつつもDさんと少し進んでみることにしました。彼らがいた場所からは湖も見えないし、登山道のすぐ横だしで、あまりテントを張りたくなるような感じの場所ではなかったのでした(;^_^A


間もなく、眼下に目的地の湖が見えてきました。
湖の右手にぽつぽつと羊の群れがいるのが見えるかと思います。
むむむ、羊以前に石がゴロゴロしている感じだし、それに既に日陰になっています。


下りないで、逆に少し登って良さそうな場所を探すことにしました。
平たくて傾斜がなくて、取り除けない石が飛び出ていないことが絶対条件です。
あと、エアーマットがあるとはいえ、地面は小石でなく、草が生えていることが望ましいです。


テント設営地を探していると、牧羊犬を連れた羊飼いさんが下りてきました。


フランス語でパトゥと呼ばれる、巨大な牧羊犬2匹と、中型犬2匹です。
しばらくDさんと羊飼いさんがおしゃべりしている間・・・


わたしはわんこ達と遊んでいました(*´▽`*)


羊飼いさんがいないときの、お仕事モードのパトゥは攻撃的なことも多く(特に噛みついてくることはあまりないみたいですが、ものすごく吠える)、ハイキング客とトラブルになることもあるようです。リラックスモードのパトゥたちは「遊んで遊んで」「構って構って」と、無職のわんこ(!?)と同じように甘えん坊でした。


わちゃわちゃしています。
かわいい(*^^*)


羊飼いさんが行ってしまったあと、テントを設営しました。
上の写真では分からないですが、テントの位置まで進むと・・・


眼下には湖が見えます(^^♪


夜~翌朝編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する