アラヴィ峠からアヌシーの有名パティスリーへ
ジャガイモと農家で買ったルブロッションチーズと農協の生クリームを使ったこってり料理でピクニックをした後は、この日ふたつ目の峠道路へと向かいます。
ピクニックをした辺り。
間もなくアラヴィ峠道路に入ります。峠道路が開通していることを告げる看板。標高も高くなく、基本的に1年中通行できる峠道路です。
峠までの距離や現地点の標高、傾斜が書かれたサイクリストさん向けの道しるべ。
お天気の良い週末だったのでカッコいい車をたくさん見かけました。
全体的にどうってことのない峠道路ですが、峠のすぐ手前で正面にモン・ブランが姿を現すのはボーナスポイントでしょう。
峠道路の辺り一帯は放牧地帯になっています。彼女たちのミルクがおいしいルブロッションチーズになってくれるのでしょう💕
モン・ブランと放牧の牛さん達。
アラヴィ峠(1486m)に到着です。オート・サヴォア県とサヴォア県の県境になっています。周辺には3軒ほどのレストラン兼お土産屋さんがあります。わたしの知る限りこれは多い方です。峠の地形にもよりますが、全然なかったり、あっても1軒くらいというところの方が多いように思います。
アウディR8 V10プラス 😻 イギリスナンバーでした。
サイクリストさんも立ち止まっています。
車好きの次男ももちろん写真を撮っていました。この車以外は、地元の車がほとんどだったようです。
峠のチャペルと牛さん達にお別れを告げ、アラヴィ山塊の麓の町、アヌシーへと向かいます。
アヌシーは大きな町なのでいくつも駐車場がありますが、いつも同じ地下駐車場に車を入れます。なぜなら・・・
駐車場のエレベーターを上がると、有名パティスリー「フィリップ・リゴロ」の入り口がダイレクトにあるのです(*^▽^*)
モダンでスタイリッシュな店内。お、リゴロさん本人がおられました(右下の写真)。MOF(フランス国家最優秀職人)で、かつてのお菓子のワールドカップの優勝チームメンバーでもあり、同大会の実行委員長も前回から務めておられます。
美しいだけでなく、味も繊細でとてもおいしいのです💖
開店当時からの看板商品である「ミスター・スミス(青りんごのグラニースミスを使ったタルト)」、チョコレートとピーナッツのプラリネ、パッションフルーツとココナッツの3つを選びました。
わーい(´▽`*)
いただきます♡
もちろん少しずつ全部味見しました(^^♪
お持ち帰りにケーキ3つ、ブリッシュふたつをチョイス。
湖に面したアヌシーの町の旧市街地は運河が通っていてとても美しいのですが、週末でかなり人出が多かったことや、骨折が治っていない足が疲れてきていたこともあり、帰途につくことにしました。
高速でちゃっちゃと帰る・・つもりが事故で大渋滞(;´Д`)
地道も混んでいたのでグーグルマップの指示通り住宅街や山道を通って再び高速に乗ってちょっと疲れて(運転してた次男が😅)午後6時過ぎに無事帰宅。
持って帰ってきたケーキ。
きっと潰れてるんだろうな・・と思ってたらフランスにしては珍しく、セロテープで台紙を止めてくれていたのでほぼ無傷✨✨
連れて帰ってきたケーキ以外の面々🎵
右端のは量り売りのバターで、翌朝パンに乗せて食べたらかなりおいしかったです。
ルブロッションチーズは食べ頃のだけ持って上がり、若い4つは地下カーブへ。
10日前後で食べ頃になる「2」と2週間以上置いて食べたほうがいい「3」です。
農家の方がいつも書いてくれるのでごちゃ混ぜにならず、助かります(^^♪
この方たちにはここで出番を待ってもらいます。
しばらくの間ルブロッションを思う存分食べられるので幸せ✨✨
そうだ、ついでにブルゴーニュの白(サン・トーバン)も1本持って上がろう・・・
今日もお付き合いいただいてありがとうございました。