フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

骨折後初めてのスノーシューハイキング(12月初旬)

書く順番が入れ替わりましたが、12月初めのリハビリハイキング旅行記です。


たっぷりの新雪が美しい南仏ケラ地方に骨折後、初めてひとりで1泊で遠征しました。


以前に一度来たことのあるコースですが、その時と同じだけは歩けないので最初の林道の部分だけでも歩けたらと思っています。


前に来た時は雪は多かったけど11月だったのでクロスカントリースキーのコースはまだ整備(=圧雪)されていませんでした。
今日はご覧のとおり、楽勝です\(^_^)/少なくとも、初めのうちは。


駐車場近くは雪がぎっしりと硬かったので全然スノーシューは必要ありません。ザックに引っ掛けて歩くことにしました。重たいからイヤなんだけど(^-^;


30分ほど歩いたところにある看板。標高で100mほど上がったようです。


まだなしで歩けるけど、重たいしそろそろスノーシュー履いて歩くことに。


少し後にあった看板。駐車場まで2km。。えーっ、出発地点(雪のない時の)に着くのにまだあと2キロぉお~!?この辺りまで来ると、道は圧雪されてはいるものの来る人が少ないのか、圧雪されて時間が経っているのか結構足が沈み、歩きにくくなってきています。


行き先方向。岩壁の左側に回り込みます。


少し広くなったところがあり、そこで除雪・圧雪が終わっていました。看板は見当たらなかったけれど、おそらく夏の最終駐車場なのでしょう。


ここからが正念場。ズボズボ地獄です。新雪で柔らかく何の抵抗もなく沈みます(-_-;)


わたしのズボズボトレース。し、しんどいっ💦💦
こんなにしんどかったのか、スノーシュー・・・すっかり忘れてました。毎年冬の初めに同じこと言ってる気がしますが。。


振り返って。だいぶ登ってきました(*´▽`*)


峠っぽくなってる方向に進んでいます。右側の斜面が雪崩になった跡があります。
さっき駐車場で出会った兄さんがここの地点について話していました。
「雪崩になりやすい場所なんだけど大した量ではないし、しかも既に一度雪崩れた後だったからもう崩れる雪はなかったよ」とのことでした。


峠っぽい広場のような場所に到着しました。2050mの地点です。駐車場から300mほど登って来たことになります。距離では3キロほど。
もう少し進めるかなと思ってたんですが、足首が結構痛い・・・この後往復して駐車場まで帰らないといけないことを思うと、ここでやめておいた方が賢明です。


じゃあ、ここでランチにするか~、と食べるのに良さそうなテーブル、は無理としても雪から露出した岩とかないか探してみましたが、何もありません😓


こんなかわいい小川があって・・・


こんな秘密兵器があって・・・(本来は雪崩に飲み込まれた人を救出するためのスコップ。雪山ではビーコンやゾンデ棒とあわせて持参が望ましいとされています)


川に木の橋が架かっていたので、手すりの部分を除雪して(;^_^Aテーブル代わりに。


大して登っていないけど、ここって絶景レストランかもしれません(*´▽`*)
先ほど買ったばかりの地元の食材です。ただ、手すりなので幅が狭く、安定悪い💧
ジェットボイル持ってたんですが、こんな狭いところに置いて倒してしまうかもしれません。真下は表面ちょっと凍り気味だとはいえ川です。悲劇が起こる確率は70パーセント以上と見て、スープなしのご飯という賢明なチョイス😓



次に続きます。
お付き合いいただきありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する