新雪に恵まれた別荘滞在
別荘って、ひとんちの別荘ですが(^▽^;)、到着した翌朝に雪が積もっていて、スキーハイキングをしにきたわたしの友人Dさんは小躍りしてしまいました。
Dさんの親友のLさんの別荘があるのは標高1600m台の集落です。周りにもそこそこ積もっていたので、直接スキーを履いて散策に出発することが出来ました。
30分間は板を背負って歩くことを覚悟していたので、嬉しい誤算です。
40分くらい登って来て木がまばらになってきた地点。
ところで、この日は珍しくわたしが前を歩いていて、時おりDさんを待ちます。
いつもと全く別のパターンです。なぜそんなことになっているかと言いますとね・・・
湿度の高い新雪が、板の裏の滑り止めにくっつきまくって歩きにくいDさん。
時おり、立ち止まってはスキーを外して滑り止めに付いた雪をこそげ落とすのですが、またすぐにいっぱいくっついてしまうので、キリがありません。
そういうわたしも、この少し前の別の友人Oさんとのハイキングのとき、同じことが起こって、ハイキングのあとにOさんが自宅にあった雪くっつき防止のスプレーをわたしの滑り止めにかけてくれたため、この日は全くくっつき雪に悩まされることはありませんでした。
ほぼ森林限界を越えた2100m台くらいの地点。カッコいい岩壁沿いにどんどん登っていきます。
ところで、元々ここに来る前に思っていた3100m台の山頂があるんですが、最後の辺りの勾配が40パーセント以上あり、雪崩予報が5段階の3という時期で、危険が大きそうだったためもっとなだらかな別の山というか稜線に行き先を変更したのでした。
実は、その山頂はわたしがフランスで登った初めての3000m以上のお山だったため、行きたい気持ちが高かったのですが、雪崩の危険のある時に無理していく気はしません。また別の機会に行けることを楽しみにしておきたいと思います。
稜線に近づくにつれ、どんどんホワイトアウトしつつあります・・・
(T_T)(T_T)
登るのは登れるし、下りるのも、徒歩でゆっくりと自分たちの登ってきたトレース通りに下りることはたやすいけれど、わたし達はスキー。下りていくのに視界がないときついです・・・
頂上まで高低差で100mを切っていたと思うので、ちょっと残念ですが、ここで登るのを止めて下りていくことにしました。
大丈夫、大体視界はあります。
下りてきたわたし達のシュプール。
ほんの少し重たい新雪だったけれど、やはり嬉しいものです(*^^*)
青空も少し覗いています。
もう少し待ったら晴れてきて、山頂まで登れてたんじゃないのかな?と思わないでもないです。山歩きあるあるですね。
途中で、地元民だというスキーヤーさんに出会いました。
少し下に羊飼い小屋があるから前でピクニックできそうだよ、と情報を教えてくれました。
羊飼い小屋に向かって下りていきつつ、振り返って。
なるほど、ベンチがあってご飯を食べるには便利そうです🎵
パンとサラミ、チーズに加えて、瓶入りのスパイシーな野菜ペーストをDさんが持って来てくれていました。
午後編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。