フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

77歳大先輩とヒルクライム

先月、山友Cさんと77歳のベテランサイクリストPさんとの3人で峠道ヒルクライムをしました。


今シーズン、既に何度か登っているアロス峠(2247m)。
夏の間は週に一度、午前中だけ車両通行止めになります。つまり、自転車天国になるのです\(^_^)/ 元々、それほど通行量の多い峠道ではないけれど、車がいないのに越したことはありません。
全体で17㎞、1100mちょいある高低差のうち4分の3ほどは森の中です。狭い峡谷になっており、舗装状態も悪くなく、地味ながら美しい道路だと思います。上の写真は、森林限界を越えつつある残り4~5㎞という地点で撮ってもらいました。


峠に到着。
約16㎞、1021mのセグメントが1時間26分でした。自己ベストよりも6分間も遅かった😔


これは峠にあった「夏季、一時通行止め」の看板。
峠道の始まる地点にも看板があり、警察官(交通などを担当する、市の警察)が取り締まっていました。


わたし達よりか少し時間がかかったものの、無事ゴールしたPさん。
特にゼーゼーなってないし、77歳でこの体力はすごいと思います✨👏


「夏の新作(^^♪」らしい、新しいウエアでキメたPさんと一枚撮ってもらいました。


峠道から下りた後、Pさんがご飯に招待してくださいました。


ツールドフランスでも有名なモン・ヴァントゥ(ヴァントゥ山)の麓で作られているというオーガニックビール「1912」。Cさんが「ああ、Pさんの誕生年だね?」と失礼なジョークを(;^_^A
いやいや、モン・ヴァントゥの標高だそうです。


近くの町のお肉屋さんの手作りハム、白ワインはビールと同じ南仏ドローム県のものでした。
他に、同郷の二ヨンス産の黒オリーブが出てきました。AOP(原産地保護呼称)に指定されている、タンシュという品種のもので、ちょっと個性的な味わいでわたしは大好きなのです。Pさんはそちらの地方の出身なので、どうしても地元の食材贔屓になるようです。


「料理は得意ではないから」と、イタリア食材店で買ってきたというフレッシュパスタを茹でてくれました。ちゃんとスマホでタイマーをかけて😁
ドライトマトとなんちゃら(忘れた💦)が詰めてあり、オリーブオイルとおろしチーズをたっぷりとかけて、とってもおいしかったです。
自転車をしてお腹が空いていたため、結構な量のパスタをぺろりといただいてしまいました。


デザートには、写真を撮り忘れたけれどギリシャヨーグルト(硬い目でまったりとしたヨーグルト)に、ケラ地方のラズベリージャムをかけていただきました。


自分で作ったお料理ではなかったけれど、丁寧にチョイスした上質な食材で手際よくもてなしてくれたPさん。お邪魔しました&ご馳走様でした。


お読みいただきありがとうございました。

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