フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

1年ぶりにパリジャンさんに再会

昨年の夏に、バカンスでお山地方に滞在中のパリジャンさんのXさんと知り合って2度一緒にサイクリングをしたことを書いたことがあります。
クリスマスや新年などの機会に、近況を伝え合うメッセージは交換していたものの直接会うことはありませんでしたが、今年も10日間ほど同じ地方に滞在する、というのでサイクリングをする約束をしました。行先は、少し考えた結果、ふたりが出会った峠に決めました。


待ち合わせ場所は、Xさんがご家族で滞在されている村の辺りで大体8時くらい、とアバウトに決めてありました。近くに到着したら連絡して、と言われています。
時間に余裕があったので、少し離れた辺りに車を停めて村まで自転車で行くことにしました。


目の前の木はヘーゼルナッツでした😳
駐車場から村までは自転車だと30分弱くらいかな、とボチボチ漕ぎ出しました。
途中でXさんから連絡があり、滞在されている村の少し先のチャペル前で会うことになりました。


わたしの方が先に着きました。


チャペル前から峠が真向いに見えています。
短いけれど、とてもしんどい峠道です。


間もなく、Xさんが到着しました。
奥様やお子さんたちはあまり自転車に興味がないので、バカンス中は時々、朝のうちだけひとりで自転車に乗るのか、毎年恒例なんだそうです。


ほんの数分間だけ立ち話。
その後も、平坦気味なところではおしゃべりしながら漕ぎました。
本格的な山道になると、どちらもあんまり余裕がなくて、無言になりがちでした😂


適度に死にそうになりつつも到着したノワイエ峠。わたしの方が少し先に着きました。
ところで、Xさんもわたしも偶然、LOOK乗りです。
わたしにとっては今シーズン5回目のクライムでしたが、Xさんは約1年ぶりです。普段は自転車通勤で、毎日自転車には乗っておられるそうなのですが、なにせパリ周辺では山道は全然ないとのこと。そんな条件で、スイスイと(でもないけど😂)この地方屈指のキツイ峠道に足つきせずに登れるというのはすごいと思います。


ところで、この二人の写真を撮って下さったのはちょうど居合わせた二人組のサイクリストさんでした。
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右の方が撮ってくださいました。
撮った後、「君、先週末、ボネット峠に登ってたよね?」と🤣
はい、確かに(^▽^;)つい先日のブログに「暑さが収まったから登っておいた」というような内容で書いたやつです。この日と同じシャツを着てたし(シャツは3枚しか持ってません💦)、そもそもキツい峠道では女性サイクリストさんは全体の5%にも満たないくらいで、さらに、なぜかアジア人はフランスの峠道では全然見かけません(同じことが山スキーでも言える…スキー場にはアジア系の人も来るみたいなんですが)覚えられていても当然かもしれません。ちなみに、わたしはこの方のことは全然記憶にありませんでした😅


峠のカフェでXさんがコーヒーをおごってくれました。
ヒルクライム中と違って( ̄▽ ̄;)じっくりとお話しすることが出来ました。


この後、ふたりでダウンヒル。「下りは苦手」というXさんよりも、わたしの方が随分と速く下りたので、驚いたXさん「あれーっ、君も去年は『ゆっくりにしか下りられない』って言ってたし、実際僕よりも遅かったけど」
わたし「ふっふっふ。上達しました🎵😁」


まだ少し時間に余裕があるというので、自分が滞在している村を通り越して、わたしが車を停めている近くまで小さな道路を選んでしばらく一緒に走りました。
この日の記録
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距離では約38㎞、獲得標高は約1000m。
走行時間は1時間54分、平均時速は20㎞でした。
ところで、嬉しいことに・・・
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本質的な登りの部分のセグメントで、今まで合計19回登ったうちで、自己ベストが出ました✨ここを登る時は、大抵ひとりなのですが、誰か、特にレベルが近い人と登ると競争心が生まれて?よい結果が出たような気がします。


お読みいただきありがとうございました。

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