今季初のグランドン&クロワ・ド・フェール峠
ロードバイクに頻繁に乗り出した2年前、アルプスの有名どころの峠道の中で初めて登ったグランドン&クロワ・ド・フェール峠。「なんてしんどいんだ!」と思ったのですが、大好きな峠のひとつになり、昨年は3度も登りました。
今月上旬に、今シーズン初めてクライムしてきました。
朝7時台にル・ブール・ドワザンという町の近くの駐車場に駐車。
残暑が厳しい時期だったので、朝の涼しいうちに登っておきたいと思いました。
グランドン峠とクロワ・ド・フェール峠は3㎞弱しか離れておらず、大抵の人はふたつとも登るのではないでしょうか。道路は3つ又になっているので、3通りの登り方があります。
今回は・・・
👇
距離は他のふたつの道路よりも長いものの、あまり傾斜のきつくない斜面を選びました。
ちなみに、車を停めたのはこのグラフよりも数㎞手前なので、峠までは30㎞ちょいになります。この道路は昨年9月にも登っているのですが、距離が長いだけでなく、グラフを見ていただくと分かるように、途中結構なアップダウンがあったのがちょっとイヤな点でした😅
夏の前半までは2000m以上の高低差のコースもバンバン乗ってたけど、最近はハイキングを増やして自転車は減らしており、おまけに1000m以上の高低差はほとんど登っていません。
大丈夫なんかいな・・・と不安を感じながらスタートしたのですが、特に死にそうにならずに20㎞以上調子よく登ってきました。お、足つきなしで峠まで行けるね🎵と思っていた矢先に・・・
ぬぬぅ??
放牧の羊たちが、道路を横断中ですΣ(´∀`;)
左の斜面の上を見上げると・・・
だめだ、まだまだいっぱい下りてきます。
ううう・・・無念の足つきです_| ̄|○
これは峠の4㎞くらい手前ですが、実は去年も同じコースを走った時に峠の1~2㎞手前で同じように羊のせいで足つきを余儀なくされたのでした。
👇(去年の9月の写真)
しかも、道路を横断するのではなく道路をしばらく歩いていたので、羊の後ろについて数分間、ノロノロと自転車を押して歩いたのでした(;^_^A
幸い、今回は1分ほどで羊たちは道路を渡り終えたので、気を取り直して峠まで登りました。
着いた♩
クロワ・ド・フェール峠(2067m)。最近では2022年の第12Sでツールドフランスが通過しています。
「鉄の十字架」という峠の名前通りのオブジェ前でお約束の記念撮影。
などとやっていると・・・
数人のオランダ人昨サイクリストさん達が到着しました。峠の10㎞ほど手前で抜かさせていただいたグループでした。
わたしも峠の看板前で撮ってもらいました。
ここの峠にはカフェがあるので、ちょっと休んでいきたいと思います。グランドン峠にはカフェはありません。
カフェ・アロンジェ(エスプレッソをお湯で薄めたもの)を頼みました。
お冷の入ったグラスが可愛い😊
カフェのわんこ。人懐っこくて、お客さんのいるテーブルに挨拶?して回ってました。
じゃじゃーん。
せっかく有名どころの峠道に登るので、高級おやつを持って来ました。
夏に案内させていただいた日本の方がお土産に下さったミニ羊羹です。
心していただきます。
う、うまい・・・😭
出発しようとカフェから出てヘルメットを被ったり準備をしていると、峠に到着したばかりのサイクリストさんから話しかけられました。地元の方だそうで、もう今年何度も登ってるんだそうです。少し話したのち「コーヒーでもどう?奢るよ」と言ってくださったのですが、残念ながら2杯は要らないので😂おいとましました。
登ってきたのとは反対側、スキー場のあるサン・ソーラン・ダルヴ村の方面に少しだけ下りてみることにしました。
峠から1㎞ほど下にある湖。
駐車場があるので、夏にはよくキャンピングカーが停まっています。
さらに2㎞ほど下りてから登り返しました。
再びクロワ・ド・フェール峠を通過した後、グランドン峠へと向かう道。
この辺りの景色は本当に美しいです。
間もなくグランドン峠に到着。峠にいた年配のサイクリストさんに写真をお願いしたら・・・
え??
スマホ撮影ってボケたりするの?😱
WHY???
あ、よかった、一枚ちゃんと撮れてたε-(´∀`*)ホッ
さてと、登ってきた方に下りていきたいと思います。
放牧は羊だけでなく、牛さん達も。
アボンダンス種やタリーヌ種の牛さん達です。
麓の村、サン・ソーランにはボーフォール(チーズ)の農協があります。
なだらかな坂道を下りていきます。
後編に続きます。
お読みいただきありがとうございました