randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ピレネー国立公園に初遠征

先月下旬のバスク地方滞在中、友達とピレネー国立公園内をハイキングしてきました。滞在中のメインイベントといっても差し支えはありません。
ピレネー山脈はフランスとスペインにまたがる広大な山地ですが、フランス側で山が険しくなっているのはオート・ピレネー県で、友達が住むピレネー・アトランティック県では沿岸部はそんな高い山はなくて、そこそこ山らしい風景に出会いたいならオート・ピレネー県に近いエリアまで行かないといけません。
管理人さんのいる山小屋にて1泊する予定です。
友達は特に山好きではないので、わたしがコースをハイキングサイトで探して山小屋に電話して予約しました。地図もわたしが買ってあります(^▽^;)


お天気があまりよくなさそうだったのでゆっくり目、9時半ごろに出発しました。


環状線に入る直前、若いカップルのヒッチハイカーが。わたしたちが高速を降りるポー(Pau)という町を記した紙を掲げています。友達が「乗せて行く?」と停車。
アメリカ人男性とポルトガル女性の20歳くらいに見えるカップルでした。ポルトガルからスペインを経由、フランスを回る予定だそうです。
友達はスペイン語も英語もまあまあ喋れるので時々会話していましたが、わたしは適当に聞いてるだけでした(;'∀')


ふたりをポーの町で降ろし、県道を走ります。ワインを持ってくることを忘れたことに先ほど気付いたので、食料品店にでも寄ろう、と言っていたのですがたまたまワインの産地であるジュランソンを通過します。ちょうど道路上に恐らくジュランソンの農協と思われるショップがあったのでパーキングに車を停めます(*´▽`*) なんてついているんだ、わたし達♫ スーパーで適当に買うよりも、作ってるところで味見させてもらって買う方が楽しいに決まっています。


ただ、ジュランソンは甘口ワイン。アペリティフやデザートワインとしては最適ですが、わたし達はご飯用のワイン、しかも赤が欲しいんだけどあるのかなー?って言いながら入ったのですが・・・


「赤?もちろんあるよ!どれから行っとく?軽いやつから順番にしましょうか」
・・・ほっといたら片っ端から全部持って来そうな勢いだったので(そして多分友達も拒まないであろう・・💦)、「あのー、わたし達これからハイキングに行くんであんまり時間ないんです」と率先して口を挟みます。「じゃあメイン商品の2種類だけ飲んでみますか」と出してきてくれました。若い女性従業員に「サラミあったろ?あれ切ってきてくれや」とお願いしています(^^ゞ すんませんねー。ありがたいです✨


ハイキングってどこ行くの?と聞かれ、友達が「ピック・デュ・ミディ・ドッソー(Le Pic du Midi d'Ossau)」の麓らへんです」と答えると、おじさん、奥に飾ってる写真のところに行き「ほら、ここにも写ってるよ、ジャン=ピエール」ジャン=ピエールとはピック・デュ・ミディ・ドッソー(2884m)の愛称でかつてこの土地にいた羊飼いの兄弟、ジャンとピエールに由来するそうです。
肝心のワインは…うわどっちも結構濃い💦
ひとつはちょっとタンニンが激しく主張しすぎだったので濃いワインも好きなわたし達でさえもう一つのやつの方がいいかな(^^; で満場一致。
ちなみにワインの呼称的にはベアルンとなっています。ベアルンとはこの地方の昔の呼び名で、この辺りはもうバスク地方ではありません。


どうせだったら、飲むだけでも白も飲んでってくださいよ。うちのメイン商品でもあるんだし、と言われます。またすごい勢いで試飲用に開いてるワインを冷蔵庫から次々カウンターに出してきたので「あの、だから・・あんまり色々は飲めません(;゚Д゚)」と中くらいのレベルのジュランソンんを注いでもらいます。
おおっ、きれいな黄金色です💕 お、おいしいΣ(´∀`;)わたし今までジュランソンってそんなおいしいワインだと思ったことなかったんだけど(自分では買わないので人んちとか、もらったやつとか、レストランとかで)、単においしいジュランソンを飲んでなかっただけと判明Σ( ̄□ ̄|||) そしてラベルに描かれているのはまたまたジャン=ピエール。高い山があまりないこのあたりでは一番立派な山になるみたいです。


ベアルンの赤とジュランソンを一本ずつ。
安くておいしかったので、自宅用にケース買いしたい衝動にかられましたが、よく考えるとわたし今回バスクの友達んちまで飛行機で来てるんだった(~_~;)しかも機内持ち込みの荷物だけなので液体状のものはアウトだから1本さえも持って帰られません(つд⊂)エーン


天気予報は曇り時々雨。夕方から雷雨の可能性もあり。明日も曇り時々晴れ。山小屋を予約した数日前にはもっといい予報だったのですが、どんどん悪い方向に代わってきてしまいました💧


最後の少し大きめの町ラランスを最後に、山道に入ります。峡谷っぽくなったところもしばらく走りました。
しかし・・まだ雨降ってないなー。わたしのイメージでは駐車場着く前から雨、時々止んだりもしながら基本的に小雨の中を歩く・・だったんですがまだ大丈夫っぽいです。


目的地の駐車場が近づくにつれ、奇跡的に晴れ間さえ出てきました。木が少なくなりいい感じの山の風景になってきています。初めて見るピレネーの景色にワクワクしてきました。放牧されてるのは羊か・・?と思ったら意外なことに牛さん達でした。


標高約1400mの駐車場に着いたのはお昼も12時を過ぎた頃。高低差700mほどのファミリーコースです。初めはもっと早くに来て山小屋周辺で半日ダラダラしようと思ってたんですが、天気予報がどんどん悪くなっていったため、あまり早くに着き過ぎるとツラい、とわざとゆっくり目に友達んちを出たわけです。


駐車場のあるすぐ近くにも風光明媚な湖があり、ここでピクニックするだけでもいい感じの行楽になりそうです。


少し行ったところに初めの分岐があります。えーっと、山小屋は2時間半。3日ほど前に山小屋に電話して聞いたところによると山小屋に来るのにはノーシューはいらないだろうけどふたつ目の湖から結構雪が残っているから歩きにくいかも、とのことでした。その場合は2時間半以上かかる可能性が高いです。



湖の畔に小さな小屋。なんか北欧っぽい景色に見えるのはわたしだけ??


しばらくは川に沿った森の中の太いハイキング道を歩きます。


一度森から出た時にスイセンが✨きれ~い。と写真撮ってましたが、このあとサプライズがあることをこの時はつゆとも知らず・・・


羊の放牧地帯に入ります、と放牧地帯でのマナーを分かりやすく漫画で表現。


このように開けた谷にやってきました。この木のない辺りから翌日は戻って来るので行きは右手の森から上がっていきます。


GR10(大西洋から地中海へのピレネー縦断コース)の一部となります。


森の中だけど日当たりのいい場所があり、こんなのが群生していました。
しばらく森の中のなかを登り続けると・・・


森を抜けて、目に入ってきたのがこの景色😻
スイセンだらけです。


こんな風景、出会ったことがありません・・・


もう1時半を回っていたのでこの天国のような場所でピクニックすることに✨


塩をしてある豚バラ肉やミニソーセージを炒めつつ、サラミをつまみます。先ほど買ったばかりの赤ワインも開けました。


昨日買ったガトー・バスクが残っていたのでデザートに持って来ました。雨が降る前に山小屋に着いておきたいのでこれ以上のんびりは出来ません。ザックの中で少しつぶれてしまっていましたが(;^ω^)歩きながら食べることに。



続きます。

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