フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪たっぷりのユバイ渓谷へ初遠征(道中編)

今から1週間ちょっと前の火・水のハイキング記です。残業分の調整で取らされた休みですが、こんな週の真ん中に2日あっても子供たちは一緒に来られないし、火水休みの友達もいないので一人で出かけることに。


車で通過したことはあるものの、まだ歩いたことのない地方に遠征を決めました。というのも天気予報がほとんどのところでイマイチだったのですがちょうどこの辺りは2日とも晴れという予報がでていたのでした。


天気予報が少しずつ変わってきていたため、正確な行き先を決めたのは前日夜の9時半。思っていたエリアの民宿は軒並み営業をしていない時期で、いくつも電話をかけたりネットで調べているうちに時間が遅くなりすぎて民宿には電話できない時間帯になってしまい(ホテルという選択肢は初めからありません)、ブッキングドットコムに登録されている数少ない民宿を予約したのは夜の1時を回った頃でした💦いつものことながら全てがギリギリです(;´・ω・)


うちを出てすぐのあたり。ザーザー降りです・・・
4時半に出ました。昨晩、民宿予約した後に荷物の準備をして寝たのが2時半を過ぎていて、起きたのは4時前。グーグルマップによると約4時間半の道のり(うち高速は1時間)です(;^_^A


南方面の山に行くときによく通るのがロータレ峠道路です。2058mと高い標高ですが通年で開通している便利な道路です。グルノーブルとブリアンソンを結ぶ県道の中間にあります。年中通れるといっても天気やその他の理由で閉鎖されることもたまにあるので前夜調べましたが、通れるけれどチェーンかスタッドレスタイヤが義務、とありました。同じメッセージが峠に通じる道路の電光掲示板に3度ほど出ていました。


ロータレ峠に到着しました。なるほど、だいたい除雪はされているもののすごい積雪量です。そして今現在も降っています。夜中に積もった分は除雪されていないため、確かに普通のタイヤだとアウトでしょう。


めっちゃ吹雪いていてゴウゴウと風の音が窓ガラスを震えさせています。ブルブル💦


峠を越えてだいぶ標高が下がるとお天気も回復してきていました。この直前にガソリンを入れたのですが、雪は止んでいたけど気温がものすごーく低くて顔や手が痛い(;´Д`) 隣におじさんがガソリン入れに停まったのにも関わらず独り言で悪態つきまくっていました😅 昨日の時点ではお天気マークばかりに気を取られていて、気温がめっちゃ低いことを見過ごしていました。


心配していたお天気ですが、雲はあるもののまあまあです。しかし・・遠い(-_-;) この時点で3時間近く運転していますが、グーグルマップ曰くあと1時間半ほどあります💦


塩カルで窓ガラスが汚い・・・夏は虫、冬は塩カルですね(;´・ω・)
ケラ地方に入りました。ここで不思議な小屋が。牡蠣の販売小屋のようなのですが、こんな山の地方でなぜ・・?


目的地に近くなってきます。ケラ地方の中心都市のひとつ、ギレストから出ているヴァルス峠道路に入ります。これも昨晩見た道路情報では開通しているけど、チェーンか冬タイヤが義務、とありました。どこの峠道路にも念のため書いてあるのではなく、アルプス山系の峠道路のリストで、そうあったのは何の因果かわたしがこの日通るふたつの峠道路のみでした(;゚Д゚) でもこの3日前に冬タイヤに替えたばかりなので大丈夫です♬


ヴァルスは峠の名前ですが、同名のスキー場もあります。峠道路上にスキー場がいくつかに分かれてある感じです。その一番初めにある看板「ヴァルスにようこそ」


何か所もあるのですが、そのひとつひとつはこじんまりとしています。


除雪車出動中。頑張ってくれよ~!!


峠が近いっぽいです。昨年、今年と初夏に2度通過していますが、夏に見るとどおってことない景色だったのに雪山になると一気に上等な感じがします。


以下2枚、夏に来たときの写真です。

アングルは違うけれど、6月初めに次男と来た時です。峠近くでピクニックしました。南仏のメルカントゥール国立公園からの帰りでした。


自転車の方用の道しるべが峠道路に時々ありました。これは峠(ゴール)で撮ったものなので標高しか書いてありませんが、通常は「現地点の標高」「目的地までの距離」「傾斜」も書いてあります。
この看板は今日は雪に埋もれてしまっていて見当たりませんでした。


ヴァルス峠に到着です。2108mと、フランスの峠道路では10番目の標高になりますが通年で開いているものの中では一番高いみたいです。全部で14あるフランスの2000m以上の峠道路の中で冬でも通ることのできるのは先ほどのロータレ峠道路とこのヴァルス峠道路の二つのみになります。


夜間(22時~7時)は除雪されていません、との看板。一晩でものすごく積もってしまうことももちろんあるでしょう。そんな時はもちろんこれらの二つの峠道路も一時閉鎖になります。峠道路に限ったことではありませんが周辺の山の斜面からの雪崩や土砂崩れなどでも一時閉鎖になるので事前に峠道路情報のチェックしたほうが安心です。あ~ほんとに冬ってめんどくさい・・・


峠を越えてすぐに県が変わったことを知らせる看板があります。先ほどまでのオート・ザルプ県からアルプ・ド・オート・プロヴァンス県に入りました。大都市や世界的に有名な観光地などはありませんが、日本でも人気の高級自然派化粧品メーカーの「ロクシタン」の本社がある県になります。


峠周辺。高速のSAでトイレに行ったのとその後ガソリンスタンドに寄った以外は休憩なしに4時間運転しているので少し疲れ始めていたのですが、この景色を見て元気復活です(*'▽')


少しずつ標高を下げていきます。


 サン・ポール・シュル・ユバイに到着。ユバイ渓谷の中心都市 (^▽^;)人口約200人だそうです。


村からさらに道が続いています。県道25号線。看板の一番下に書かれてる集落がこの日のハイキングの出発地点なんですが、これって、、最後まで除雪されてんの??


変なとこで立ち往生とかしたくないので(雪の道に慣れてないときにそうなりかけたことが1、2度ありました)、誰かに聞こうと車を降りてみると調度郵便配達の車が県道からゆっくりと走ってきました。このすぐ後ろが村役場で、配達人の女性が停車して出てきたので「この道って除雪されてるんですか?」と聞くと「一応されてるけどね。結構雪あるからゆっくり行きなさい。スタッドレスよね?まあそれなら大丈夫でしょう」


郵便配達のお姉さんに言われた通りゆっくりと・・・
しかしすごいとこに住んでる人たちがいるんですね。この辺りで標高1800m以上あります。


お天気は・・期待してたよりも曇っています。10時まで晴れ時々曇り、それ以降は晴れという予報なので、そのうち晴れてくれることを祈る・・・


二つ目の集落を抜けます。これらの集落は自治体としては独立しておらず先ほどのサン・ポール・シュル・ユバイに属する形になっているみたいです。
少しでも上りがあるとドキドキします(◎_◎;)


どんどん除雪がアバウトな感じになってきました。上り坂とかやめてくれよ・・


郵便配達のお姉さん曰く、この奥の最後の村にも通年住んでおられる人たちがあるそうです。だから除雪されるそうなんですが、ちょっと信じられないです💦


村の手前にある駐車場に車を停めます。案の定、ほかに誰もいません😅平日だしな・・
でもかなり広い駐車場なので夏山シーズンとか結構人が来るのかもしれません。サン・ポール・シュル・ユバイから13キロだったみたいですが、時速10キロや20キロで走って来たのでやたら時間がかかりました。


今シーズン初登場のスノーシューです。わたしのポールはスノーバスケット外したままだったので、トランクに積んでいた次男のポールを借りることにしました。


スノーシューで直接歩くとき用のブーツももちろん今季初です。普通の登山靴よりも軽いのですが、靴底がしっかりしていないので普通の山道を歩くのにはあまり適していません。


案外雪は柔らかくて、足がズズズっと沈みます。嫌な予感・・新雪に近いみたいです。


マルジャセという、わたしにはなんとなく異国感漂う(北欧っぽい響きがする気が)地名の集落には、今まで「行きたいな」とハイキングのサイトや本、地図を見ながら思ったことが何度もありました。今日、ようやく来ることができて嬉しいです。


まずは村の中心を横切ります。イタリアナンバーのバンが雪に埋もれていました💦貼ってあるステッカーを見る限り、フランスの山が好きな人たちのようです。


次回に続きます。晴れるのかな!!??

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