フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

初冬のボージュ山塊へ(その2)

その1では比較的近くの山、ボージュ山塊に昨日日帰りで行ってきて、シャモアといっぱい出会ったところまで書きました。


稜線を伝った先が今日の目的の山、トレロ(le Mont Trélod)です。


なんかてっぺんのあたりがごちゃごちゃしてて、どこが山頂なのかよく分かりません。


こちらの面は結構雪が残っています。


だいぶ近付いてきました。もうすぐ草のゾーンが終わって岩ゾーンに入ります。



少しずつ登っていきます。振り返った景色


雪がたんまりある場所もあります。


向こうの岩の上に何か見えます。頂上はあそこみたいです。


一段落ついた場所からモンブランが~😻


一段階着いたとはいってもまだ頂上と思われるところまでかなりあります。


急な登りが続きます。


さすがにかなり近付いてきました。 


トレロ(2181m)の頂上に着きました。


期待してた以上に見晴らしがよくて大満足💖


モンブランにズーム


・・・また今日も0時が近づいてきました💦 眠い・・・
明日は仕事帰りに友達の家に泊りに行くのでその準備もしないと、今から。。
「その2」で終わらせたかったのですが、無理でした。
また明後日の晩くらいに「その3」を書いて終わりにしますm(__)m



                

初冬のボージュ山塊へ(その1)

先月前半にはあちこちの山にたっぷりあった雪もかなり融けてしまったようなのでスノーシューは諦めて普通のハイキングをしにボージュ山塊に日帰りで行ってきました。
ボージュ山塊はサヴォア県にあり、ほとんどのハイキング出発地点にうちから2時間以内で行けるのであまり遠くまで運転したくないときなどにいいです。先週末にめちゃくちゃたくさん運転したし、11月は2000キロ近く運転したので遠出が大好きなわたしですが近場以外には行く気が起こりませんでした(^^;


7時半。小さな村の教会の前の駐車場に車を停めます。うちからは1時間45分でした。
歩き始めるつもりの道の周辺に車を停められそうなスペースがなく、最寄りがこの村の駐車場でした。道路をまず徒歩で10分ほど来た方向に戻ります。


おお、嬉しい。看板が、、と思ったのも束の間、わたしが今日歩くつもりのコースは無視されてもっとポピュラーなコースの説明のみでした(;´Д`) とりあえず出発地点は標高931m。
結局昨日は周回コースの最後らへんのみポピュラーな場所を通ったため看板が登場。ケルンはほとんど全くなくて時々気まぐれに現れるペンキマーク、雪のある部分では前を歩いた人のトレース、そして何より地図や見た目の地形を頼りに1日歩くことになりました。


南方の奥にはベルドンヌ山塊が。最高峰グラン・ピック・ド・ベルドンヌが存在感を示しています。ということはもちろん、ベルドンヌ北部からはボージュ山塊がよく見えます。


初めは林道、その後トレッキングコースになりその道は森に入っていきます。
森に入る直前。養蜂農家のミツバチ用のケースがありました。


地図にも一応載ってる道なのですが、歩く人があまりいないようで落ち葉で道が見えません。時々赤い矢印が木にペイントされているんですが、古すぎて消えかかってるものも多かったです。


今回のコースは山頂付近がよじ登り系なことや稜線を歩くところも多いのでそれが難所ということになってるみたいですが、わたしにはこの森の坂がすごく急で積もりに積もった小さな枯れ葉で一足ごとにズルズルと滑ること、その下の土は数日間降った雨でぬかるんでいることのほうがよっぽど四苦八苦しました。


森を抜けたところ。抜け・・ちゃったけど、道がない・・・抜けちゃってよかったのか?
でも地図を見てもそろそろ野原エリアに入るはずなので間違いはなさそうです。


ああ、道、これ…??不安にさせてくれる細さの道です。
経験からいってこの細さの道を道と信じて進んでいった結果、約70パーセントの割合で道は消滅し、もと来た方向に戻ることになります(~_~;)


結局それで正しかったです、今回は。しかしほんと人気がないコースのようで人の歩いた跡が消えかかって分かりにくい部分が多かったです。
さて、しばらくはこの岸壁の麓ぎりぎりのところを歩き、少しずつ登っていきます。シャルトルーズ山塊でサングル、ヴェルコール山塊でヴィールと呼ばれる山肌の地層のラインに沿った道と同じタイプのものです。



だいぶ上がってきました。ところどころ雪が残っています。


ここで予想外の障害物に出会います。先週たくさん降った雨のせいで、または積もった雪が融けて流れ滝のようになっている岸壁がありました。多くの部分が凍っており、それはそのまま地面の岩の部分も同じこと。道が氷で覆われてしまっていたのです。今日はアイゼン持ってこなかった…(◎_◎)
しかも、川(滝)が流れるということはつまり谷になっている部分だし、しかもすごく急。足を滑らせたらだいぶ下まで落ちます。
どうしよう・・・決断を迫られます。本当に通れそうになければ出発地点まで下りて別の駐車場から一番ポピュラーなコースで登ろうと思いました。
よくよく時間をかけて見極めます。氷が融けていて水が流れている場所、滑らなさそうな、または滑ってもこけるだけで転落する危険のない場所、それらを結んだ地点をわたしの足で順番に踏んでいけることができるか・・・。
大丈夫、いけそうです。靴がちょっと濡れそうですが凍ったところを歩いて滑るよりはましです。
ほんの10mもないくらいの距離のことだったんですが、めちゃくちゃ神経消耗しました(^^;


そこを通過してホッとしているところ。振り返った景色。


精神的に1日のエネルギーの大半を使い果たしたような気がします・・・


さて、気分を取り直して歩き続けます。次第に山っぽい風景になってきました。
雪も少しずつ増えてきます。
まだ10時。これから夕方までこの上の辺りを歩けるのかと思うと胸が高鳴ります。


おおっ。あれは・・シャモアがいっぱいいます。


いくつものグループが斜面一面にあちこちにいました。
彼らは好奇心が強いのでわたしの一挙一動をガン見してくるのですが、怖がりでもあるのであまり近づかせてもくれません。


シャモアのたくさんいる斜面から適当に登っていった結果、えらい急なところをヒーコラと苦労することになりました。


こちらにもっとなだらかな登り坂がありました(;´Д`) どっちみちコースの道は雪渓の部分を歩いた後見失っていたのですが、やはり一番穏やかな傾斜の部分を通っていました…当たり前ですね(^^;
視界がぐっと開けてきました。雲海を挟んで右側がヴェルコール山塊、左手がデヴォリュ山塊、エクラン、ベルドンヌ。
すぐ手前、稜線を伝って行けるのはプルヴァン(Dent de Pleuven)。往復して30~40分くらいかと思いますが、今日はコースが長いし日も短いのでこちらには寄り道しません。
その先右は朝道路からも見えたアルキュルザ、左のちょっととんがったのはぺクロ。2197mでボージュ山塊では3番目に高くなっています。ここには去年の秋に登りました。



・・・今日はもう時間がないのでここまでにします。明日以降に続きを書きますね!

明日はボージュ山塊\(^_^)/

ワインを飲みつつ明日行く場所のハイキング地図を眺める。。仕事の後のくつろぐひと時です(*‘∀‘)


先週はほとんど毎日が曇りや雨だったのですが、今週は毎日晴れの予報。その代わり寒いですが・・・


ただし、せっかく新しいスノーシューを買ったのに今月上旬にあちこちの山で積もった雪は2000m以上くらいの高いところを除いてほとんど融けてしまった様子です。今月3回スノーシューをしましたが(うち1回は1泊2日)たんまりあったのはイケてない安物のスノーシューでやったときで、新しいので臨んだときは既に雪がだいぶ減っていて6時間ほど歩いたうち1時間装着したのみでした。


明日は仕事が休みなのでどこ行こう~♬と思った際に
①高い地点までスノーシューしに行く
②もうすぐ雪がいっぱい積もったら行けない(スノーシューでも)ようなアドベンチャー系の登りがある場所に行く


①は高い地点、2500~2800mくらいのところを歩くというものですが、それでも出発地点は大抵1000~1500mくらいの場所なので、大半の道のりはスノーシューはリュックに括り付けて歩くことになります。駐車場自体が既に2000m以上ってハイキングコースもありますが、そういう標高の高い地点に行く道は冬の間(11月~4月くらい)は閉鎖されるのが普通です。


そう考えると、②の「雪が積もりだすと行けなくなるところに行く」に落ち着きました。


行き先はちょっと久しぶりのサヴォア地方のボージュ山塊です。前にハイキングしに行ったのは8月の終わりで最高峰のアルカロと峠を挟んで向かいにあるショリアンドとふたつ登りました。標高差1700m(歩行時間約7時間)と何かの訓練みたいなキツいコースでしたが晩夏だというのにエーデルワイスをはじめ花が咲き乱れていたり、ムフロンの群れにも出会うことが出来て全く苦しさは感じませんでした。そうそう、ラズベリーやブルーベリーもいっぱいあったのでした💖


それで、なんで行先をボージュにしたかというと、フォンデュに使う用のチーズが今もうあまりうちにない(゚д゚)!。今月初めにサヴォアはモリエンヌ地方で買ったボーフォールが1キロ弱残ってるのみ。基本的にチーズをスーパーで買うのは嫌なので(ワインもなのですが)、、、ハイキングに行ったときに農家や農協で買うようにしていて、定期的にチーズを生産している地方にハイキングに行く必要があるのです。ハイキング兼買い物ってわけなんです。チーズは最近のハイキングでも毎回たんまり買ってるのですが、シェーヴル(山羊)だったりブルビ(羊)だったりまたは牛乳製でもブルーチーズだったりで、全くフォンデュに向くようなチーズではなかったんです。
寒い時期には1週間か2週間に1度はフォンデュするので、フォンデュに使えるタイプのチーズが常に2,3キロのストックがうちにないと不安になるんです(^-^;


先週末に買い込んだチーズやサラミなどのお供に同じラングドック地方のワインを開けました。1年ほど前にリヨン近郊の町で行われた見本市で友達がいつも買っている生産者から直接買ったもので、わたしは初めて買ったのですが飲んだことのない味だったのと、値段も比較的安かったことで何本かまとめて買いました。1年くらいうちにそんなワインがあったことをすっかり忘れていたのですが、あの辺りのワイン~って考えたら思い出して地下カーブからごそごそ出してきました。
あまりに不思議な(未知の)味なので、生産者のサイトを調べてみたら使われている品種は80パーセントがウグニ(Ugni blanc)、残りがソーヴィニョン・ブラン。
そのウグニって品種自体聞いたことがない・・・と思って調べると、ラングドック地方ともうひとつコニャック地区でも育てられている品種でした。コニャックの呼称を許されている葡萄畑の98パーセントもがこのウグニが植えられているとのことです。そりゃー特別な味がするわけだ~ いや、コニャックは蒸留酒ですのでそう簡単に結び付けるわけにはいけません。酸味が強く糖分が上がりにくい品種なため、蒸留するには最適なのだとか。ただ、この白ワインはそこまで酸味があるという印象はありません。たぶんソーヴィニョン・ブランがバランスをとる役目をしているんでしょう。ソーヴィニョン・ブランのみの白ワインは基本あまり好きではないんですが、こういう形で活躍してくれるのはいいです。


こちら👇先週末にハイキングの行き(帰りは日曜夕方だったのでフランスは何でも閉まってる)に買ったおいしいもの達。もはやハイキングが目的なのか買い物が目的なのか分かりません(;´Д`)


‥はッ、もう0時30分過ぎてしまっている(*_*)  
今からハイキングの準備して寝ます(^o^)ノ