フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

久々にわんことスキー

このブログにたまに出てくるワンちゃんといえば、知人の酪農農家の牧羊犬・オリちゃん(ベルジェ・ピレネアン)とスポーツ師匠でもある友人Oさんの愛犬・ラフィちゃんです。


ラフィちゃんはボースロンという品種の1歳半の女の子です。


今月の初めにOさんちに遊びに行ったときに、ラフィちゃんも一緒にスキーをしにいきました。わんことスキーするのはとっても久しぶりで嬉しい💖


日にちが経ってしまってあんまり記憶がないんですが😅写真を見る限り、結構積もりたてっぽい、いい感じの雪です。既にあったスキーヤーさん達のトレースに沿って登っていきます。


先を行くスキーヤーさん達をズームで撮ったもの。急な斜面はこのようにジグザクにトレースを作って登っていきます。


約800mの高低差を登りました。歩くのが早いOさんとラフィちゃんは先に着いて他のスキーヤーさんと話をしながら待っててくれました。わたしは1時間40分、Oさん達は1時間強かかりました。


同じ位置でラフィちゃんも記念撮影。
常に走り回っていたい彼女はかなり退屈していたみたいです(^-^;
ごめんね、遅くって💦


簡単な頂上ランチにしました。
ボーフォールチーズ、山羊チーズとサラミとパンです。
写真に写っていませんが、魔法瓶の紅茶もありました。
晴れていて気持ちが良いけれど、風が出てきてとても寒いので急いで食べてさっさと退散します。


ひゃ~!楽しい(≧∇≦)
Oさんに撮ってもらいました。
シーズン3回目のスキーでしたが、前の2回はあまりたくさん高低差を登らなかったので結果、あまりたくさん滑ることが出来なかったのでした。


ラフィちゃんと。
以前は一緒にスキーで下りる時にわたしの前を横切ることもありましたが、慣れたもので常に横か後ろを走れるようになりました✨
雪の上を走ることが何よりも楽しいみたいです。


駐車場の直前でよそのわんことたわむれるラフィちゃん。


駐車場にて。
スキーの雪を落とすOさん。
この後、Oさんちに戻るとまだ夕方にもなっていません。
お天気もいいし、これは・・・


自転車でしょう\(^_^)/
わたしのロードバイクは持って来ていなかったのでOさんちにあるキャノンデールを借りました。昔、息子さんが乗っていたものだそうでわたしもMyバイクを買う前は、ちょくちょく借りていたのでした。


Oさんはもう今日は疲れたから自転車はいらんそうなので、ぼっちライドです。
ちなみにスキーとロードバイクでウエアが一緒という( ̄▽ ̄;)さすがに雪用のズボンは脱ぎましたが、手袋まで同じです。薄い手袋では下りで寒すぎるのです。


2㎞ほど乗ったところで、なんか空気が抜けていることに気付き、Uターンしました。
ついこないだOさんが空気入れてたのを見ていたので、空気抜けてるとは思いもせず、確かめなかったのでした・・・
そしてわたしの自転車やOさんの自転車にはミニ空気入れやパンク修理キットを乗せているのですが、キャノンデールにはなにもなく、Uターンしかありません💦


派手に空気が抜けていたのでコンプレッサーで空気を入れてもらいました。
念のためミニ空気入れも持って再出発です。


あまりきつくない峠道(平均5パーセントほど)を往復しました。
出発したときはそんなに寒くなかったし、登ってると暑く感じるものですが、峠に着くと同時に日陰になってしまい、下りはかなり寒かったです(>_<)


お読みいただいてありがとうございました。

山を移動して午後の部スキー

先月末にシーズン2度目のスキーをした時のお話です。


午前中に行ったお山はいまひとつ雪の厚さが足りず、スキー板を傷めてしまいそうだったので、お昼前には村に下りてきて同じ県内の別のお山へと移動することにしました。
村を出発して10分ほどの山道で。あまりに新雪が綺麗ので愛車デミたんの写真を撮影してしまいました。


ひとつ前のブログに書いた怖いトンネル(一車線しかなくてすれ違えない・灯りがない・カーブしていて先が見えない)をいくつか抜けつつ下界に戻ります。


一度県庁所在地のグルノーブルまで戻って、そこからすぐのヴェルコール山塊へと向かいます。先ほどの車の写真の地点は標高1500mくらい。この写真は標高900mくらいの地点で、こちらのほうがたくさん積もっています。同じ県内とはいえ、山によって積もり方が違うんですね。


先週末に次男とハイキングに来たばかりの駐車場に来ました。というのも、その時に登った頂上は、山スキーでも特に難しいテクニックなしに登ることが出来ると聞いていたからです。何度も行っている場所なので土地勘もあるし・・・


それにしても、この違い。ほんの1週間前に来た時の同じ駐車場👇

自然ってすごいなといつも思います。夏から冬に1週間で変化しちゃうのですから!?


さて、冬景色の日の話に戻ります。
スキーの準備をしていると、隣の車の持ち主の兄さんたちがちょうど帰ってきました。
「どうでしたか」と聞くと、全体的には雪はたくさんあるものの、途中の斜面から強風で雪が吹き飛ばされていて岩の表面が出ているところがいっぱいあり、何度もスキーを傷つけてしまいそうになったよ、とのことです。たっぷりと積もっているようでも、冬の初めの積雪は何度も繰り返して積もった雪と違って下地がないため、降ったばかりの軽い雪が吹き飛ばされると、もう下には雪が残っていない、ということになってしまうんですね。
「えーっ、どうしよう・・・こっちはたっぷりと積もってると聞いて来たのに」と言うと、兄さんの一人が「この道路もう少し進むと小さなスキー場になってるよ。まだオープンしてないから好きに歩けるし、スキー場だから岩の出たところを滑らないといけないようなことはないと思うよ」と教えてくれました。


そんなわけで、10分後にはさらに少し道路を上がったところにあるランス・アン・ヴェルコールのスキー場に車を停め、スキーの準備をしていました😅
この町にスキー場があることは知っていたのですが、どこにあるのかは気にしたことがありませんでした。


スキー場の下の辺り。
まだオープンしていないとはいえ、圧雪してあるところが多かったです。
リフトが動いていないので、来ている人は山スキーで登るスキーヤーかスノーシューで散策する人、そしてゲレンデの一番下の辺りでは小さな子供をそり滑りで遊ばせる一家の姿もありました。


この雪の多さです。
モンスターなりかけの木々。


ゲレンデを離れて森の中を登っていくトレースがあったので付いていきます。
特にどこまで登りたい、というのがあるわけではないので適当です(^-^; 要は、そこそこ登って、そこそこ滑って、ちゃんと車まで戻れたらいいか、というくらいのことです。


時々ゲレンデを横切りますが、まだオープンしていないので下りてくる人はほとんどいません。


しばらく森の中を登ったところでお腹が空いてきたのでピクニックにしました。
視界が開けていてパノラマが美しい場所とかいうわけではないんですが、ピクニックに良さげな奇跡的に雪から出っ張った岩があったので(^^;)


東ヨーロッパ製のインスタントスープです。
白いんげんと野菜のポタージュ、だったと思います。このメーカーのはどれもおいしくて、今まで一度もがっかりしたことがありません。


あとは定番の面々です。南仏ケラ地方のチーズ(黄色いの)、山羊チーズ、スモークサラミとパンです。


ピクニックの後はさらにトレース通りに森の中を上がってきました。
雲が結構広がってきています。


こんもりとなった木の間を歩くのはとっても楽しい♪


雲の下から下界の景色が見えました。


リフトの最終地点まで行こうかと思っていたのですが、面倒くさくなって( ̄▽ ̄;)あと少し(っぽい)というところだったけど、滑り止めを剥がして下りる準備をします。だって、この日の午前中にも別のとこでスキーしたしね・・・


森の中から出ます。
途中からはゲレンデを滑って駐車場まで一気に下りました。


車まで戻ってきました。
塩カル汚れが半端ない(>_<)


フロントガラスをガリガリするやつでスキー板の雪を落とします。


帰りに通った峡谷ロード。真冬でもこんなにたくさん積もっているのはあまり見ることがありません。今年の冬は雪が期待できそうです😊


お読みいただいてありがとうございました。

あの怖い道路を通ってスキーへ

このブログに2,3回書いたことのあるかなり怖い県道を通って先月末、スキーハイキングをしに行きました。


雪の季節は塩カル汚れを落とすためウォッシャー液をめちゃくちゃ使います。この日も拘束を走ってる途中になくなってしまい、途中の町のガソリンスタンドで購入しました。
その後まもなく怖い県道に入ります。


すれ違えないところだらけの崖ロードです。この写真の場所のようなすれ違うために道幅が広くなっているところが時々あります。


全部で確か5つくらいトンネルがあり、うちふたつは明かりもなく一車線しかなくしかもカーブしてて先が見えない恐ろしいトンネルです。


対向車が来ないうちにトンネルを出ることが出来てホッとするのもつかの間・・・


天井からつららが落ちてきそうな怖い岩の下を通りますΣ( ̄□ ̄|||)
相変わらず1車線しかないところがほとんどなので、対向車が来ないことを祈りつつ先を急ぎます。


崖ロードの続きは打って変わって新雪でファンタジーな景色になっていました。


行き止まりの村に車を停めます。
しかし、思ったほど雪がない・・・こうして写真を見ると雪あるよう見えるでしょうが、厚みがないのです。今シーズン初めての積雪なので仕方ないかもしれません。


どこからともなくボーダーコリーちゃんがやって来ました。
かわいい♪人懐っこい😊


スキーの準備を進めますが、一向に離れる気配はありません。
飼い主はどこ・・・?


村の一番最後のおうちから男性が出てきて車の雪かきを始めると、ボーダーコリーちゃんはそちらに行ってしまいました。
男性に挨拶をすると、「あれ?前にも会ったよね。一緒にちょっと歩いたよ、しかも2回」と。
・・・あ~っ、あの方だ!👇

下の村に住んでる、とおっしゃる男性と少し一緒に山を下りたのでした。
上は1度目に会った時。スノーシューで歩いておられました。スキーの方が多いんだけど、今日は雪の状態が良くなさそうだったので、とおっしゃってました。


2度目に会った時はスキーで歩いておられました。


さて、先月の話に戻ります。
今朝も散策してきた、とおっしゃるので「雪の量はどうですか?スキーできるだけありましたか?」と聞くと「あんまり十分じゃないね、石ころが飛び出てるところがあちこちあるから板を傷めてしまうかも。でも林道からもう少し上がった辺りは少し厚く積もってたよ」とのことです。


写真を撮っていただきました。
せっかく来たので、雪のありそうな部分を選んで少しだけ登ってみることにしました。
そしてボーダーコリーちゃんもついてきました。男性曰く、近所の方のワンちゃんでよくひとりで勝手に散歩しているとのことです。


林道の途中にある水場。
つららみたいになってますが、中を水が流れています。


林道から離れて草原を登ってきました。


常にわたしの前後にいるボーダーコリーちゃん。きっとここも自分ちのお庭感覚なんでしょうね。


少し高くなった丘のようなところに登ってきました。
風で雪が吹き飛ばされるのか、この辺は少し雪が薄くなって石が飛び出ているところだらけです。帰りにスキーで上を滑らないように注意しなくては。


クッキーとインスタントコーヒーで休憩タイムです。
少し離れたところで伏せしてるワンちゃん。お菓子をねだりに来ることもありませんでした。賢い!


ピクニックのあとは車までゆっくりと下りてきました。
村に着くとワンちゃんはさっそく外に出ていた村の住民の方達のところへ行って世間話に参加してました(ほんとにそんな風に見えた😅)。
全然スキーし足りないので、雪のもっと多そうな方面にちょっと移動することにしました。


後半に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。