フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

半年ぶりにスキーした時の話(11月)

11月の半ばにドカ雪が降った南仏方面のケラ地方へスキーしに行った時のお話です。


振り返って。
まばらに生えたカラマツの中を登ってきました。この辺りは凸凹になっています。小川でも流れているのかもしれません。


前を行く友人Oさん。
同じ県でもOさんの住む地域では全く雪は積もっていませんでした。


さらに登ってから振り返って。
大雪の直後は雪崩の危険が高いので、周辺に急斜面のない全体的になだらかな場所を選びました。


天気予報によると、一晩で70センチの雪が積もったんだそうです。


少しだけわたしが前を行かせてもらいました。
ひ~~ッ💦💦しんどい~(T_T)
5分くらいでへとへとになりました(;^_^A


ちょっと急なところではズルリと滑るので熟練山スキーヤーのOさんもちょっと苦労していました。


結構登ってきました。


雲がどんどん広がってきました・・・


稜線までまだ少しあったんですけど、稜線方面の空がかなり白くなってきたのでもうここで下りることにしました。


来た方面はまだまだ晴れてるんですけどね。
座るところもないので、立ったままお茶と行動食(写真もなくて何食べたか忘れました💦)で休憩です。


雪深い中では滑り止めを剝がしたり靴のポジションを変えるなどの下りる準備がちょっとしにくいです。


一番大変なのは靴をビンディングにはめることです(;^_^A


少し下りたところで出会った男女二人組のスキーヤーさん。地元の方達でした。
話をしているうちに何を思ったかOさん、わたしに「なあ、今からもう一回登らんか?」と(;'∀') いや…雪景色も今シーズン初スキーも満喫したので今日はもういいです。


自分達の登りのトレースと交差しました。


Oさんはヨユーですが、新雪のときって案外難しいんですよね。
アイスバーンよりかはましだけど・・・


最終回&アフタースキー編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

今シーズン初めてスキーしに行った時の話(11月)

11月半ばに今シーズン初めてどっさりと降った時のお話です。
ひとつ前の記事に書いたサイクリングからすぐのことでした。


スキーは車に積んでいたものの、雪用パンツ持って来てなかった~と思ったら、車のトランクに一枚入ってましたε-(´∀`*)ホッ


どっさりと降った、と書きましたがどこのお山にもというわけでもなく、大雪のニュースを見たケラ山塊へと向かいました。Oさんの住む辺りもお山地方ですが、周辺のそこそこ高い山にもほとんど雪は見られませんでした。


ケラ地方に入ると、雪が目に付きだしました。


久しぶりに見る雪景色にテンションが上がります。
今の時期(というか11月半ばの話ですが)、カラマツの葉がまだいっぱい木に残っていてオレンジ色の暖かい雰囲気をかもしだしています。


2040mでヨーロッパで一番標高の高い自治体のサン・ヴェラン村に来ました。
「フランスで最も美しい村」のひとつにも選ばれているだけあり、可愛らしいシャレ―のようなおうちが並んでいます。


村はずれの辺りです。
ほんとにいっぱい積もっていてウキウキです。最後にスキーしたのは5月の下旬だったので約半年ぶりということになります。


村の奥にある駐車場まで進みます。


積もりたての雪の時は、駐車場でも既に絵になります。


大雪の直後は雪崩の危険が高いのでビーコンは欠かせません。もちろん、急傾斜のところなどに近づかないことも必要です。
自分のビーコンを持って来ていなかったのでOさんのを一つ借りました。


まずは少し林道歩きです。
今日の行き先とは違うのですが、ここの駐車場から2~3時間歩くと、山小屋に行くことが出来ます。実はその山小屋はOさんと出会った場所でもあります。
こんなきれいなところでした👇

朝のマジックアワーの山小屋。


すごい山の中なんですけど、とっても快適な山小屋でした。
さて、前月の話に戻ります。


スノーモービルか何かが通ったようで均されており、歩きやすいです。


しかし、ひとまず林道を外れるとこの雪深さです。


わたしたちが一番乗りのようで、周辺には全くトレースがありません。
もちろんOさんに前を行ってもらいます( ̄▽ ̄;)


Oさんが2,3度登ったことがあるという稜線に向かってみることにしました。


新雪のときってこんなに体力いるんだった💦
半年ぶりのスキーで色んなことを忘れていました。


振り返って。
それにしてもわたし達のトレース以外に何もないのはとっても気持ちが良いものです😊


後編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

ロードバイク超初心者がまたキツい峠道に挑戦

「山歩き」とブログ名にあるのに9月後半から11月にかけてはロードバイクばかりであまり山歩きしていませんでした。
お山地方の友人Oさんち周辺は景色がきれいな峠道や山道がいっぱいあるので、週末に遊びに行かせてもらってロードバイク乗りまくり、というパターンが多かったです。



Oさんちに向かう途中によく寄る養蜂農可家とコラボしているお菓子屋さん(親戚同士だそう)の蜂蜜胡桃タルト。今回はヘーゼルナッツがギッシリと乗った同サイズのブラックチョコレートも購入。


お菓子屋さんの駐車場にて。この辺りも運転していても気持ちの良い道路です。


Oさんちに到着してすぐに、切れていたチェーンの修理をしてもらいました。


わたしはライトで手元を照らすという大切な役割を任せられました( ̄▽ ̄;)


ロードバイクの魅力を教えてくれたのはOさんでした。
まだ自転車の修理もろくにできないので(パンクしたタイヤの交換は教えてもらいました)、頼りっきりです(^-^;


この週末は、今までキツ過ぎて絶対の絶対に無理だ、と思っていた峠道に挑戦しました。
見晴らしが良いので、日の出や夕暮れを見に車でよく行くグレーズ峠道です。
しかし、こんなに恐ろしい傾斜なのです・・・👇

平たいころがほとんどなくて、平均9,96%ですよっ💦
ただし、4,5㎞と距離は短いです。それだけではさすがに短すぎるので、もっと下の別の国道(そちらも一応峠道)からチャレンジしました。


以前に車から撮ったグレーズ峠道のすぐ手前の国道。こちらも10~12%が続く急な道路です。
Oさんも一緒に行く予定だったのに、朝起きてこないので見に行くと「今週は仕事が忙しくて疲れたから起きれない」と。ぼっちライドになりました(^-^;


例によってヒルクライム中の写真はないので、以前にデミたんで来た時の写真を👇

こういうヘアピンカーブが続きます。


しんどいことはしんどかったですが、特に死にそうになることもなく峠に到着しました。ただし、速度は遅いです(;^_^A


ここは特に峠の看板がありません。残念・・・
峠の反対側は舗装路でなく、しかも一般車両は通行禁止なため、実質的に峠道としては機能していません。しかし1696mあり、マウンテンバイクのできる小径が多くハイキングの出発地点にもなっているので週末には結構な車が上がってきます。


そして、冬には山スキーもできる場所なのです👇

昨年12月。


今年の1月。
どちらも峠とは若干ずれた位置になりますが、ほぼ同じ斜面です。


上り坂では写真を撮らなかったのでダウンヒルしながら2回ほど撮影のため立ち止まりました。


あんまりお天気の良い日ではなかったけど、風もなく気温も特別低くなかったので、凍えずにすみました。


Oさんちに戻るとさすがに起きていて、足つきせずに手前の峠道&グレーズ峠道登った、というと「やったな!」と褒めてもらいました(≧∀≦)
あまり褒めてくれない人なので嬉しかったです。


お昼まで時間があったので薪ボイラー用の木のストックを作るお手伝いをしました。


この木の枠組みに木の枝を積んでチェーンソーでぶった切ります😅


すぐ横の扉を開けて切った枝や薪を落下させます。
左下が薪ボイラーのある部屋なのです。
これ👇

フィンランドだかスェーデンだか製で、広いおうちがしっかりと暖まります💖
これを点火するの、楽しくて大好きです。


午後はもう少しなだらかな山道をサイクリングしました。
この日に初導入した自転車アプリ「ストラーヴァ」のスクショです👇

面白いですね、最高時速とかまで出るとは・・・


ダウンヒルって思ったよりも出てるんですね。
時速65㎞とか67㎞とか・・・
でも車通りの少ない時だけですし、道路の状態が怪しい今の季節はたまに乗っても、もっとゆっくりとダウンヒルしています(^-^;


お読みいただいてありがとうございました。