フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ヒルクライム増やしています

わたしにとって、平坦ばっかりのサイクリングというものは存在しないのですが(;^_^A
標高の高い峠道が開通し出す春の終わりから、だいぶたくさんの山道を登ってきました。
冬から春にかけても、寒く無い日には近場の丘陵地で自転車に乗っていましたが、一度に登る山道は数㎞のことが多く、連続して15㎞や20㎞登れる山道はなかなかないため、持久力が落ちてしまっている(であろう)ことに焦りを感じていました。


今シーズン2度目のカイヨール峠。
この日も山友・自転車友のCさんと一緒でした。


全体的にはなだらかな部分が4分の3を占めるので、決してキツイい峠道というわけではないのですが、約27㎞もあるのでダレてくるし、最後の7㎞ほどはしっかりと傾斜があるというちょっとイヤなパターンの峠道です。


2300m台のカイヨール峠直前。
このように、景色は最高なんですけどね。


峠で出会ったスイス人サイクリストカップルの男性とCさん。
ジュネーブからニースへと1週間かけて南下している途中だそうです。


自転車に付いていたサコーシュ(袋)が良さげだったので、写真を撮らせてもらいました。
ネット購入したそうで、実はわたしも先日同じものをポチったところです( ̄▽ ̄;)


他に、峠には電動アシスト自転車の女性二人組がいました。
写真を撮ってあげているCさん。


相変わらず、スーパーのショッピングバッグが括り付けられたCさんの自転車。
人目を引きます、峠道では(;^_^A


前回来た時に比べて、雪はだいぶ融けていました。
雪の上でマイ・バイクを激写。


この日のライド記録。
距離約64㎞、獲得標高合1376m、行動時間は3時間弱でした。
この翌日には近くにある別の峠道に登っておきました。


カイヨール峠道に比べると短い、しかし平均勾配は7%弱ときつい目のアロス峠道でした。
ここも、この日が2回目だったと思います。今ではもう今シーズン4回も登っちゃいました💦


山道の写真ばっかりなので、シャバの写真も混ぜておきます。
色んな峠道が集まっているユバイ渓谷地方の中心地、バルセロネットです。


建物の中はこんなクラシックな建築になっていたりします。


峠道登ってお腹空いていたので、大きなピザを食べちゃいました。


お読みいただいてありがとうございました。

しつこく2日連続で同じところへ

1か月近く前のお話ですみません。
ロードバイクで登った峠道周辺に雪がまだいっぱい残っていたのを見て、後日スキーをしに戻ってきたことを前回書きました。
お天気が崩れてきたので、ほんの少し(高低差で500mほど)だけ登っただけでした。
中々よい雪だったので翌日の日曜日に、もう一度行ってみることにしました。


内容にはあまり関係ありませんが、ここ2、3か月かなりの頻度で焼いているパン・デピス。
蜂蜜をたっぷりと入れたスパイスケーキです。思いついて、アーモンドや胡桃を入れるのがみよん家の特徴です。日持ちするのでハイキングや自転車のおやつに良く持って行きます。


前日は朝から曇りがちで、山頂近くでは雪まで降ってきたのですが、今日は文句なしの青空です。


マーモットの足跡が。


まずは、前日と同じところに登りました。
今日の方が日が照っている分、ずっと暑くて登っているうちに汗かきかきに。
夏山仕様になっています。
登りで暑くても、雪がガチガチの時は万が一滑って転んだりすると擦り傷になるので肌を出すことはしませんが、この時は柔らかい新雪でした。


稜線まで登ってきました。
雲がそれなりに出てきていますが、昨日のようなどんよりとした空ではありません。


風もなくて暖かいので、岩が露出しているところまで少し下りてからピクニックをしていくことにしました。
冒頭に書いたパン・デピス(スパイスケーキ)も持って来ました。


リヨンのマルシェでいつも買っている山羊チーズを持って来ました。


山にいつもフルーツを持ってくるCさん。
半分分けてくれました。
重たいのでわたしはまず持って来ないんですが、確かにさっぱりとしていて嬉しいものです。


この後どうするか、地図を見て考え中のCさん。
どわーっと長い周回コースにするために(周回が大好きみたい)、雪がなさそうな斜面を通ろうとCさんが提案してきたので「せっかく今の時期にしては例外的に素晴らしい雪がたっぷりとある斜面があるっていうのに、なんで雪のないところを歩かんといかんの?」と呆れた(プチ切れた)わたしに「そ、それもそうだね💦」と、登ってきた斜面を下りることに案外あっさりと同意してくれました(;^_^A


下り始め。


楽しい(^^♪


一度ある程度まで下りた後、別方面の稜線に向かって登りました。
ひとつ目の頂上と合わせて800mほどの高低差を登って下りたことになります。
この頃毎回「これが今シーズン最後のスキーだろうね」と毎回言っていたんですが、この後まだ4回くらいしました😅


道路近くにいたマーモット・
ボーっとしていて可愛い(*´▽`*)


帰りに地元のチーズ農協に寄りました。


こういう、ちょっと珍しい丸っこい形をしたチーズがあります。


特においしそうには見えないかもしれませんが、案外おいしいんです。
若いのにコクが感じられて上質なミルクの味がじわーっと溶け出してくる感じがします。
何年か前に、道の駅的お店で発見して以来、定期的に買っているチーズです。

チーズの包装紙には地元を代表するお山、ブレック・ド・シャンベロンが。


お読みいただいてありがとうございました。

自転車で登った峠道でスキー

先日記事に書いたばかりのボネット峠道。
峠は2715mでフランスでは3番目に標高になります。ロードバイク歴よりも山スキー歴の方が少し長いわたしは、「あの辺スキーで登って下りてこられそうだ」などと周りの景色を見ながらヒルクライムしていました。


登りやすそうな斜面の手前のカーブ(標高2400mくらい)に車を停めて歩き始めました。


今日も山友Cさんがお供です。


ちょっと急で狭い場所を登っていきます。
あまりだだっ広い斜面よりも、こういうところを滑るのが好きなので「ここから下りるん?」とCさんに聞くと「他のところからでも下りれるけど」というので「ぜひここを通って下りたい」と念を押しておきました(^▽^;)


岩々のところが好きな、サクシフラージュ・ア・フュイユ・オポゼ。


ややこしいところを通過した後は、広い斜面を登っていきます。


ジグザグに稜線まで登っていきます。
先月下旬のお話ですが、雪の状態はとても良かったです。
春の終わりにスキーで登る時は、気温が上がってしまう前に出発する必要があります。ある程度雪が硬くないととっても歩きにくいし、滑るのも難しいです。


稜線に到着した辺り。


素晴らしい眺望✨
しかし、雲行きが怪しくなってきました。


稜線の最後らへんは細いし岩や石が露出しているので、スキーは脱いでスキー靴で歩きました。後方に写っている道路が、先日登ったばかりのボネット峠道です。


雪のところは最後雪庇になっているので、むしろ雪のないところを歩いていくCさん。


頂上(約2850m)まで登ってスキーの滑り止めを外しました。
この時、風が出てきて雪まで降ってきたので慌てていてほとんど写真がありません・・・


春の柔らかい雪に新雪が被さったとても気持ちの良い雪を滑っていくところ。
この日はお天気が崩れたので500mほどを1本登っただけでした。
帰りに・・・


アンティークとは呼べない、古物屋さんに来ました。
ボランティアの方たちが働いている慈善団体のお店なんだそうです。


本のコーナーに日本の本があってビックリ。
テーマはフランスの絵画でしたが・・・


一番楽しいのが食器コーナーです。


ちょっと気になったオウム柄のコップ。
背が低いのでアイスクリームとかデザート用かもしれません。
可愛いけど使わなさそうなのでやめておきました。


買ったのはこれです。
淡いグリーンがレトロな少し大きめのスープ皿。カレーやクスクスなど汁気の多い料理に良さそうです。4枚で3ユーロでした。


お読みいただいてありがとうございました。