フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ロードバイクでびっくりアクシデントが起こった

友人Oさんのいきなりの思い付きで出掛けたテント泊、そしてサイクリング記です。
日曜のお昼過ぎに少し離れた地方で用事ができたので、土曜の夕方に現地に向かってテント泊、翌日午前中にサイクリング、というのが急に決まったプログラムでした。


というのも、用事があるのは標高が2200m台ある峠道の麓の村だったからです。Oさんもわたしも、ロードバイクで登ったことのない峠です。


峠でテント泊をしたので、車はここに停めたまま、用事がある町とは反対側の麓の町まで自転車で下りて、峠まで登り返して、予定のある町まで車で下りていくのが最善策といえそうです。予定のある町まで自転車で下りてしまうと、また峠まで自転車で登る元気があるかどうか分からないので💦(帰るには、峠を通らないとものすごく遠回りになる)


峠にあった看板👇

テント泊をしたのが峠の駐車場で、2247m。麓の町バルセロネット(1143m)からの高低差は1100mちょっと、距離は17,5㎞だそうです。平均勾配は6,33%とたいしたことはなさそうです。
ちなみに、反対側(午後にOさんが予定がある町のある方)の斜面はこうなっています👇

22,5㎞と長い代わりに、平均勾配は緩い目です。


出発です♩
ほんとはダウンヒルから始まるサイクリングは嫌なんだけど(^^;)
午後に反対側で用事がなければ、車で麓の村まで下りてから「峠まで登る→下りる」としたいところでした。


斜面に牛ちゃん達がいました。
可愛い~


もしゃもしゃ食べとる(*´▽`*)


この後、しばらく下りたところで悲劇は起こりました・・・
ショック過ぎて、写真がほぼないんですが、、、
前輪と後輪、同時パンクしちゃいましたぁΣ( ̄□ ̄|||)
そんなにスピードは出していなかったのですが、道路に石ころが結構転がっていて、全部よけ切れず、同じ石の上を前輪と後輪両方走ってしまい、見事に両方パンクしたようです。


パンクした地点。
インナーチューブはひとつしか持っていません。幸いOさんが一緒だったので、少し前を行っていたOさんを呼びました。


自分でも交換はできますが、スピードが全然違うのでやってもらいました(;^_^A


復活\(^_^)/
インナーチューブが二人合わせてゼロになってしまったので「もう今日はパンクできないね」と言いつつ、再出発しました。


峠周辺はスキー場の一部なので、広々とした景観ですが、ほとんどの部分はこういった峡谷ロードです。日陰の部分も多くて、朝一番のダウンヒルはちょっと寒かったです。いつもこの時間帯は登っている最中で、汗かきかきで寒くないんですよね。


麓の町、バルセロネットまで下りて、Uターンしました。
町の出口にあった看板。7、8月中の毎週金曜日の午前中は車両通行止めになり、自転車オンリーになるそうです。
なお、今下りてきたアロス峠の他に、ラ・カイヨール峠というきれいな峠道の出発地点にもなっています。これも車で行ったことはありますが、自転車でも登ってみたいと思っている峠道のひとつです。


さて、肝心の峠道ヒルクライムですが、17,5㎞とまあまあ長いものの、平均6,33%なんてチョロい、と思っていたら、なんか結構疲れて、思ったように早くは登れませんでした😓


峠にいたオランダ人サイクリストさんと少しお話しました。前にあるのはその方の自転車です。オランダは山道がないので夏休みにはよくフランスの峠道を登りに来る、とおっしゃっていました。


少し離れたところにあるインフォメーションコーナー。
周辺のお山の説明や、歴史、野生動物や植物の生態について書かれていました。


この後、Oさんの提案で麓の町までわたしは自転車で、Oさんは車で下りることにしました。


インスタ映えっぽいものの前でマイ・バイクを撮っておきました。


途中で通過するスキー場。
大きな建物はなくて、こじんまりとしています。


麓の町、コルマール・レ・ザルプまで下りてきました。
ここでOさんの用事があります。

やってきたのは小さな自動車整備工場・・・


日産のピックアップ、ナヴァラ。
エンジンが壊れていて塗装も傷んでいるため、格安です。
知り合いが農業に使うピックアップを探しているので、これを買って修理しようと考えているみたいです。


メルカリ的個人広告で連絡を取ったオーナーさん。
この日は見に来ただけでしたが、後日買ってました(^^;)


あたふたと出掛けたテント泊&サイクリング記はこれでおしまいです。
お読みいただいてありがとうございました。

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