フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ついにイタリアに入国・テント泊自転車旅2日目

今月前半に友人Cさんと4泊5日で出掛けたテント泊自転車旅、2日目午後のお話です。


1日目にボネット峠(2715m)を越え、1800m台でテント泊。2日目は標高800m台まで下りた後、仏伊国境になっているロンバルド峠(2350m)まで登ってきました。はい、実は今回の旅行はイタリア旅行だったのです😅
この峠には車で一度来たことがあるだけで、自転車では初めてでした。


峠の少し上に何かのモニュメントが。
バイカーさん達や、Cさんも登ってましたけど、わたしはもうしんどいのでそんなものはどうでもいいです🤣


峠で10分間ほど休憩した後、イタリア側に下りていきます。
この辺りはピエモンテ地方で、Cuneo(クーネオ)は町の名前であり、県の名前。フランス語ではConi(コニ)と呼ばれています。


見覚えのある景色の中、ダウンヒルしてきます。
4年前の、足首の複雑骨折から数か月しか経っておらず松葉杖での生活で、ほとんど歩けなかった時期に、当時仮免だった次男に運転してもらってこの峠にもドライブ旅行したのでした。まさかロードバイクで戻ってくる日が来るとは(;^_^A


この峠道、フランス側は特に綺麗とは思わないのですが、イタリア側は広々としていて湖も2,3あり、とても風光明媚なのです。


峠から麓の町までは21㎞ほど。
森に入ってきました。


ここの少し先、大きめのキャンピングカーがのらりくらりと不安定な速度で(時々意味不明に減速したり、道幅が広くなった地点で抜かそうとすると加速したり)道路のぴったり真ん中を走るので、抜かすにも抜かせず😓
何もないところで急ブレーキをかけられたときは、普段は温厚なCさんが怒鳴りました💦


キャンピングカーと距離を置くために、数分間休憩した後に再出発。そうしたら、まさかのあちらも少し先で休憩していたようで、またすぐ後ろを走るというオチがありました😅
フ~~っ、フ~~っ、落ち着け💦💦
景色を見ながらゆっくりと走ろう・・・(ブレーキかけすぎると指が疲れるんだけど😂)


ようやく麓まで下りてきました。
これが一番初めにあった村ですが、お店のひとつも、水場さえも見つからなかったので通過。


次に通り掛かった村の水場でお水チャージ。
フランスにはないような、不思議なオブジェ(ピンク色の巨大マネキン)が(・・;)


お水チャージをした地点の少し先の村でようやく食料品店を見付けました。
4泊5日で、テント泊や自炊の装備や服だけでも結構な重さになるので(Cさん15㎏、わたし5㎏)、食料は少しずつ買い足すことにしています。


久しぶりに入るイタリアのお店にワクワク(^^♪
ロードバイクでのサイクリング中や、徒歩や山スキーでのハイキング中に登る峠や頂上がイタリア国境ということはよくあるのですが、実際に麓の町まで下りることはまずありません。


ピエモンテ地方といえば、栗の産地です。
栗は大好物で、お店には名産品が色々と売っていますが、荷物を積んでヒルクライムする自転車旅行中に買う勇気はありません・・・


パスタ、ヨーグルト、コンポート、ジャム、お菓子、チーズを購入。


お店の前のベンチで一休み。


夕方~夜編に続きます。
お読みいただきありがとうございました

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