フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪の避難小屋の暖かい夜

今月上旬に山友Cさんと1泊で雪山ハイキングに出掛けた時のお話です。


勝手にマイ・別荘だと思っているお気に入りの避難小屋。結構雪に埋まっていたので、Cさんが入り口周辺と明り取り用に窓の前も除雪してくれました。そして、小屋の横にある水場も完全に雪の中だったので掘り起こしてもらいました。


薪ストーブに点火中。幸い、薪や小枝も最低限ですが小屋内にありました。
ここの避難小屋、泊まりに来るのはわたしは4回目ですが薪ストーブが小さいながらもちゃんと使えることが嬉しいです。避難小屋によっては薪ストーブや暖炉がないところもあるし、あったとしてもきちんと使えなくて寒い思いをすることも珍しくありません。そして、小屋に薪のストックがないことだってよくあります😓薪を自分たちで持って登ってくると確実なんですけど、既に荷物はシュラフ、マットレス、調理器具、食料などでかなり重たいので中々そこまでできないんですよね・・・


薪ストーブに小鍋(唯一この小屋に常備されている調理器具)をかけて沸かすこともできますが、火力が高くなるまでちょっと時間がかかるので、まずはジェットボイルでお湯を沸かしてハーブティーで暖を取ります。クラッカーとピーナッツも出してきました。うちにいる時は欲しくもならないただの塩味のピーナッツですけど、お山ではなぜか貪るように食べてしまうんです😂


次に出てきたのはインスタントフォーです。
2月に出掛けた2泊ハイキングでCさんが気に入ってたので、また持ってきました。


ピンぼけちゃいました。具もないけど、暖かいスープだというだけでありがたいものです。
もちろん!?鍋から直接頂きました(^▽^;)


出発前に買った地元農協のチーズを出してきました。調理用に切っていきたいと思います。
ところで、なんでこんなにピンボケしまくりなのかよく分からない💦
疲れていて注意散漫になっていたのか・・・


毎回避難小屋やテント泊で食べてる定番中の定番、ジャガイモ&チーズの重ね焼きです。
薪ストーブはあまり薪をくべ過ぎなかったら、弱火程度の温まり方をするのでしばらく置いておき、底を焦がさないよう、均一に温まるように時々かき混ぜます。


はい、いい具合に温まりチーズも溶けました✨
毎回のことですが、この信じられない量をふたりで完食しました😂


デザートにはブラックチョコレート。
スーパー「リドル」のオリジナルのやつで、安い割に結構おいしくてケーキ作りにもよく使っています。翌朝にパンと一緒にも食べたいので少し残しておきました。
ストーブに乗ってるお鍋のお湯でまたハーブティーを作ります。あとそれに、一仕事!?待っています・・・


インスタントラーメン作ってるように見えるでしょうけど!?翌日のお昼に食べるパスタを茹でてるのです。
こんなに雪がたっぷり積もった山の中の電気も水道もきていない小さな小屋ですが、薪ストーブの具合が良いこと、狭いので早く暖かくなること、意外にも!?建付けが良くて隙間風がほとんどないことで全く寒い思いをすることなく翌朝まで過ごすことができました。


2日編に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

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