randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

山小屋から山小屋へ

子供たちと先週2泊で出かけたエクラン国立公園。今回は北端の高い山が集まっているエリアにやってきました。エクランには3500mを超すような山がバンバンありますがハイキングで登れるものは全くありません。3000mちょっとくらいの山だと登れるもののありますが、それ以上の山は残念ながらアルピニストでないと無理なものばかりなので、遠くから見て楽しむだけです。それでも高い山の雰囲気だけでも味わえるエリアなのです。


1泊目の山小屋、アルプ・デュ・ヴィラ―ル・ダレーヌ(2079m)
子供たちはまだ爆睡中の6時に小屋の外に出てコーヒーを飲みながらゆっくりします。


6時過ぎにはこんな感じ


6時半。雲がどんどん消えていきます。嬉しい(´▽`)


子供たちはもう少し寝かせておいてやりたいのでもうしばらく小屋の周りをウロウロしてみます。


小屋の外のストック置き場。アルピニスト達も泊まっているようです。


さて7時前になったので子供たちを起こしに寝室に戻ります。他の人達ももう起きて朝食をとりに行ってるか毛布を片付けたり身の回りの準備をしています。わたし達も出発準備をしてから食堂に行きました。


今回、日本から戻ってすぐだったということでやたら貴重なものが登場します(^_^;)
大阪は上本町の有名パン屋「パリゴ」の食パンです。ここのすぐそばのイタリアンで友人と食事をしたのですが、パン屋さんの前を通って友人が「ここおいしいから」って買ってくれたのです(その後の食事もご馳走してもらいましたが💦)。冷凍してフランスまで持って帰ってきました( ̄▽ ̄;)
もっちりしていてフランスではお目にかかれない食感でした。しっかり目が詰まっていて食べごたえがあり美味しかったです。


バリエーションを加えるためにシリアルも持ってきました。牛乳はちょっと山には持って来たくないので(^^; スキムミルクを少し多い目にシリアルに混ぜておきます。それで水を注いだら牛乳かけた、みたいな感じに大体なります。


自分にはコーヒー(もう2杯目)、子供たちにはホットチョコレートを作ります。ホットチョコレートはココアパウダー、ブラウンシュガー、スキムミルクを混ぜたものを持って来ています。


朝ごはんをゆっくり食べて洗い物をして出発したのは8時40分です。遅っっ(^^;)
わたし一人なら遅くとも6時半には出るんですが…軍事訓練っぽいことは嫌がられるので彼らと一緒の時はソフトな行程になってあります(^▽^;)


寒がりなので厚着しています(-_-;) 朝はどうしても寒いんですよね・・・歩いてるとすぐに暑くなるんですが。


まずは山小屋から100mちょっと下の谷底まで下ります(出たっ、子供たちの大嫌いなアップダウン!)。その後別の谷に向けての登りが始まります。実はこの日のコースは最後にも一度下りてまた上がるところがあるのですが、今のところ言わないでおこうと思います(^_^;)



ブルーベリーが一部熟してきていました。


今が旬の花たち。ジュバルブ(サボテンの花みたいなやつ)は2,3種類あるのですが今の時期ほんとにたくさんあちこちに見られます。


今日もマーモットが何匹も通りかかりました。


後ろからカランコロンと聞こえてきたなと思うと放牧の牛たちが歩いてきました。
一部の牛たちはカウベルを首に下げているのです。


誰に付き添われるでもなく、自分たちだけでさっさと歩いて行きました。賢い・・・(◎_◎) そして結構なスピードです。牛がのろのろ歩くなんて嘘です!!



まだまだ山小屋は遠い。。


いかにも毒キノコっぽいのが生えていました。


いい年して岩の上に登ってはしゃいでます(-_-;)


乾燥した土地ですが、それを好んで咲く花もあります。


あっ、エーデルワイス😻今年初めての出会いでした。


ここまで緩やかな登りでしたが少しずつ急になってくるようです。もう12時に近くなっているのでちょっと上がった大きい岩のある辺りでお昼休憩をしようということになりました。


わたしがご飯を作る間、子供たちには日本で買ったきた貴重なスナック菓子をつまんで待っていてもらいます。もちろんわたしも作りながら頂きました。


今日のお昼はサヴォアのスモークソーセージ、ディオ・ドゥ・サヴォアと玉ねぎを炒めてじゃがいもポタージュスープを濃い目に溶いたものをソース代わりにして、小さく切ったチーズを最後に絡めたもの。
ソーセージは家からペットボトルを凍らせたものと共に保冷袋に入れてきてので今朝はまだ冷たかったのですが、そろそろ常温まで戻りつつありました。そんなに猛暑ではなかったので何とか持ってくれました。しかし肉ものはこれが最後、今日の夜と明日の昼は肉っ気のないご飯となります。


ゆっくりとお昼ご飯を食べた後、再び歩き始めます。
このように少し盛り上がって稜線のような形になったところを進みます。


氷河の麓に近付くにつれ景色が変わってきました。乾燥しきって草はほとんど生えていない石ころばかりの景観(フランス語でミネラルな、と表現します)です。


飛行機雲が…
クロ・デュ・キャヴァル氷河。他の氷河と同様、温暖化により後退しまくってほとんど消滅しつつあります😢


ちょっと休憩・・・
今回、いつもよりいっぱい休憩しつつ歩いています。いつもなら暑さに弱い次男のためなのですが、彼らが捻挫が治っていないわたしに気を使って「お母さん、足首は?休憩しよか?」と何度も言ってくれるので、そう痛くはないんだけど明日は駐車場まで下りないといけないし、週末には別のハイキングも計画しているしで用心のため、そのたびに数分休憩しながら登りました。


高度を上げるにつれ花の種類が変わってきました。右下のはジェネピといって、お酒に風味を付けるのに山でよく使われる花です。ハーブティーにもできますが、ここは国立公園内なので採集は禁止されています。


山小屋まで20分の表示が。


長男が撮ってくれていた1枚。


あ、これです。地図でチェック済みだった最後のアップダウン(^^;)
アップダウン大嫌いな彼らも、もう最後なので文句を言わずにさっさと進みます。


最後・・が案外長い。。20分じゃ無理な気もします。


もう少しです。


まずは氷河湖であるパヴェ湖が現れ・・・


そのすぐ近くにある今夜のお宿、Refuge du Pavé パヴェ山小屋に到着します。
昨晩泊まった山小屋とは全然違って小さくて質素な様子です。



次回に続きます。