randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

知らないうちにリベンジ峠!

日曜の今日は、友達の男子とハイキングに行こうって言ってたんですが、2日ほど前に「天気予報では曇りらしいから別の日にしよう」と言ってきましたヽ(`Д´)ノ
え?雨って予報じゃなくて、「曇り時々晴れ」ですよ!!??あんたホンマに男か??
先週のへっぽこアルピニスタさんのように土砂降りと分かっていても出掛ける人もあるっていうのに…
他のことをしようかとも思ったけど、腹が立つのでひとりで行ってくることにしました。

駐車場に着く少し前。ビームみたいに明るくなってます。
行先は3週間前にも来たちょっと南仏方面のデヴォリュ山塊。こないだは山塊最高峰のオビウに登ったので、単純に今回は2番のグラン・フェランという山にすることに。こないだオビウからちょっと見えてたので気になっていたのです。



ハイキングの出発地点。わたしの車の他には停まってません。


車での道のりは曇りで濃霧も出ていたのですが、歩き出したころには晴れてきました!


今日は手を使って登るところが多いので小さなリュックです。そして落石の危険の多いデヴォリュ山塊では不可欠なヘルメット。


後ろを振り返った景色。奥にはエクラン国立公園の山々がきれいに見えます。


谷を歩きます。右に見えるのが今日登るグラン・フェラン。


駐車場から2時間強で峠に到着。シャルニエ峠…なんか聞いたことあるような。。
でもわたしデヴォリュ山塊に来たの自体まだ今回で3回目だし、知ってるわけないよね…


ロゾン湖まで20分?そこって今年の3月の初めにデヴォリュ山塊デビューした時に行った場所だ~ ただ、その時はこっち側から登らず反対の方から出発しました。なので出発地点まで行く道も全然違うため、気付きませんでした。
👇こんなちっこい湖ですわ、ロゾン湖。

下は、3月に来た時の写真👇です。雪が積もってますけど同じ湖です。

で、タイトルですが何が「リベンジ峠」かと申しますと。。
この日、この写真は一瞬光がさした時を狙って撮りましたがお天気が悪く(ホワイトアウトもいいとこです)雪も思ったより多かったので、このあと行くつもりだった峠を諦め湖までのピストンで戻ったのです。
そしてその時諦めた峠というのが今日通ったこの峠。雪もなく悪天候でもなく、同じ方向からではなかったですけど、今日はいとも簡単に到着したこの峠に半年前のわたしは行きたくっても行けなかったのです。
しかし今思い出すと、あの日はキツかった。なにかとポジティブに生きているわたしですが、あの日のハイキングは超楽しい~って思えるツボがほとんどなかった・・・ってことで次回のネタはこれを使わせてもらうのでお待ちください(*‘∀‘)


話が横道にずれてすみませんでした。今日の話に戻ります。


峠からグラン・フェランの頂上まではコース外ですがケルンがところどころにあります。
道ははっきり分かる部分もあれば、分かりにくくて気が付くと道でないところを歩いてたというのは何度かありました。上の写真は登り始めで道がはっきりしています。
この辺りもそうなのですが、羊の放牧をしている地帯では、羊がよく歩く場所が踏みならされ、ちょっとした道のような感じになってしまっておりハイキング用コースと間違えそうになることが度々あります。


歩くこと小一時間。草の生えたエリアから出て石ころエリアに入りました。
少しずつ曇ってきました。


登るにつれ周りのまわりの山がよく見えるようになってきました。どの山も雲海がいっぱい溜まっています。
風もだいぶ出てきました。この分だと頂上はだいぶ寒そうなので先にお昼ご飯を食べてから続きを登ることにします。

左はプラトー・ド・ビュール。その右端の高くなってるところはピック・ド・ビュール(2709m)といってデヴォリュ山塊で3番目に高くなっています。この山には電波干渉計が設置されていることで知られています。

南仏ドローム県の山、トロワ・ベック。今年の冬に行きました。ベックとはくちばしのこと。

エクランの4000m前後の山々

おおっ、少しずつ晴れてきました!
パンとサラミ、チーズとビスケットという地味なご飯を食べていると(荷物を少なくするためバーナーや鍋は持ってくるのを諦めました)今日初めてのハイキング客と出会いました。登ってきた二人組の20代半ばくらいの男子は南仏から2泊でデヴォリュ山塊にハイキングに来たそうで、わたしが3週間前に登ったオビウに明日登るというので少しその話をした後、先に登っていきました。
天気がいまひとつだったせいか、日曜日だというのにこのふたりと帰りにパーキング近くでひとりのハイキング客に出会ったのみの1日でした。
👇登っていくふたり

わたしも登り始めました。さっきの雲が信じられない青空になりました。
ザレ場もいいとこで、急こう配だし滑って歩きにくいです。


最後は急な岩場です。よじ登り系もあります。


古代劇場とか廃墟になった城とかの遺跡を探検しているみたいです。


遠景


こんな怖い穴もあります。落ちないように~
 

思ったよりあっさりと頂上に到着。下りてくるさっきの兄さんたちとすれ違いました。


天気がまた悪くなってきて雪までぱらついてきました。降水確率ゼロパーセントだったのにぃ。まあ山の上は仕方ないです。


その雪は下りる時には雨に変わっていきました。滑らないようゆっくり下ります。



申し訳程度に残っている雪


だいぶ下りてきました。ザレ場過ぎて雪の上みたいにポールを刺すことができます(-_-;)

ほとんど植物が育たないザレ場にもけなげに咲く花があります。


ススキを思わせる草が秋の景色をつくっています。


パーキング(として車を停めたところ)に戻ってきました。
みなさんの登山のブログに出てくる駐車場の写真がとってもデラックスな場所なのでいつもさすがは日本!って感心しているのですが一味違った質素な駐車場の写真を最後に。。

もちろん売店もトイレもありません😢