モン・ロッセ(2449m)下山編
今年の1月に登ったことのあるモン・ロッセ(2449m)に今週月曜日に登ってきました。同じ駐車場(1400m)を出発しましたが、前回ピストンした部分を帰りにもってきた周回コースにしてみました。
モン・ロッセ(2449m)頂上。しかしモン・ロッセではなく別の呼び名の看板が立っています💧
前回はガスってはいなかったもののどんよりとした曇り空でした。雪山では安全面からも景色を楽しむという点からも夏山以上に晴天が嬉しいですね。
この日、背景で一番目立ってたピエール・マンタ。人の名前みたいですが(^_^;) 出っ張った岩(2714m)の名前です。(ピエール=石)
ベルコット(3417m)の後ろにはヴァノワーズ国立公園最高峰のグランド・カッス(3855m)が。
ヴァノワーズ氷河。
エクラン北部とグランド・ルース山塊。
今日は頂上に着くのが遅かったし日が暮れるのが早くなっているのでボチボチ下りていきたいと思います。周回で帰るので、先ほど途中から合流した緩やかな稜線を最後まで下りていきます。
稜線と言っても、こんなまあるい丘のようなラインです。エキサイティングではありませんが、雪山初心者のわたしには安心感があって調度よいレベルです。
山小屋から峠を経て登ったところにはトレースがありませんでしたが、こちらには山スキーヤー一人分のトレースがありました。それに並行したわたしのトレース、うさちゃんのトレース(^▽^;)
あっ、あれは・・・
麓のシャレーまで下りてきました。ここでは夏の間放牧、そしてチーズ作りも行われているそうです。夏は直接ここで買えるそうなので冬山だけでなく夏にも一度来ないとな・・
頂上でゆっくりしなかったので(岩のひとつもなく一面の雪で、座ることもできず)、ここでおやつ休憩していくことにします。時間的にそんなに余裕はないんですが(日が暮れるのが早くなってて)、頂上と違ってここは全く風もなくいい気持ちです。いざとなったらヘッドランプはあるし、小走りで下りたらまぁ大丈夫でしょう。
今下りてきた斜面が目の前です。
切り株を利用したイスとテーブルがあり、休憩してくれと言わんばかりです(^^;
はいはい、しますよ~💙
お日様がもうだいぶ低いです。
インスタントカフェオレとレモンクリームが乗ったクッキー。
気持ちがよくて気が付くと軽く30分以上休憩してしまいました。さすがにそろそろ出発です。
前回はシャレーから駐車場までは夏山のハイキング道~林道を通って帰りましたが、今朝山小屋で会った若い男の子がシャレーのあとの窪んだ谷は向かって右の斜面ギリギリの辺りを歩くといい、とアドバイスしてくれてたのでそのように帰りたいと思います。
唯一のトレースである山スキーの跡もそっちに向かっているようです。
斜面ギリギリ・・・こっちらへんですね・・・
振り返って。ドタドタドタッっと下りた後(^▽^;)
ひっそりとチャペルが。
地図上の山スキー用のコースもシャレーの合間を直進するように線が引いてあります。
えーと、地図によると川を一本越えて・・・
シャレーの合間を縫って川沿いに下りていくと早いみたいです。
最後は集落と集落を結ぶ林道を下りていきますが、まだ結構あります💧
ヴァノワーズが夕陽に照らされてきれい・・・とか言ってる場合じゃないです。まだ4時45分ですが日が暮れつつあります。月出てるしな・・・
ここでひとりのおじさんがさっさと上から下りてきました。すぐ麓の村に住んでいて今日は動物を観察しに来ていたそう。一緒に下りることにしました。
自分ちの庭も同様(^^; この辺は知り尽くしているようで、林道を無視してショートカットしまくりです。
はっ、、早っ(゚Д゚;)
北ヴァノワーズの人気者、モン・プーリがピンク色に染まると・・・
おじさんも立ち止まり、写真を撮っていました。「もう100回以上おんなじ写真撮ってるんだけどさ~」・・・でしょうね(^▽^;)
双眼鏡を持っておられたことからして、動物好きなようです。ここを曲がったへんにはよく鹿がいるんだよ、って言ったらほんとに小鹿が3匹いたりとか。3匹いたうち2匹が逃げた後撮ったものです。あまりちゃんと写ってないですが・・・
超地元民のおじさんとショートカットしまくったおかげで暗くなる前に駐車場に着くことができました(´▽`) ホッ
今回も長いハイキング記にお付き合いくださってありがとうございます。
明日は久々にソロではなく友達とスノーシューの予定です♬