フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

再びモン・トレロ(2181m)へ

先週の日曜に久しぶりに一人で出掛けたハイキング記です。最近ちょっと忙しく疲れ気味だったこともあり、長距離の運転はしたくなかったので近場のボージュ山塊に行き先を決めました。最高峰でも2200mちょっとで牛の放牧地帯になっている緩やかな傾斜の部分も多いため、のどかな里山というイメージを持っている人も多いように感じます。


今日の目的地はそのボージュ山塊では4番目に高いモン・トレロ(2181m)。二つある登山道のうちではアドベンチャー系とされる南側の稜線を伝って登り、一般的なコースから下りて周回するつもりです。


森を出て視界が開けました。里山らしく、高低差の半分以上が森のような感じです😅
正面左は同じく2000mの仲間入りをしているモン・コロンビエ(2045m)と、そのすぐ右隣は2000mに少し足りないダン・ド・ロサナ。


(ズームして撮っています)
この断崖絶壁っぽい岩壁を反対側に越えます。


このコースにはほとんどケルンがなかったのですが、ここにきて大きいのがひとつありました。そしてその先にはケルンなのかどうなのかはっきりは分からない数個の石の集まり。しかも、これ道には見えているんですけど、真上にジグザグに行く道も同じ地点から出ています。そっちはケルンはないんですが、かなりしっかり道の形になっています。
どっち!?まず矢印の地点まで行って続きを見ると、道はどんどん分かりにくいものになってきています。なのでケルンまで戻って、真上に上がる道を登り始めました。


こんな感じで急だけどしっかり道の形にはなっているので必死こいて急ぎ足で登ったんですが(一回迷って時間無駄にしてるし)・・・5、6分間くらい上がったところで急に道が消滅しました(゚Д゚;)ナンダッタンダ・・・どこに行く道だったんだ・・・💧


大きなケルンがあったところまで戻り、初めに見に行ってみたほうの道を進んでいくと、細く頼りなくながらもちゃんと続きがあります。10分間ほど歩くと確かに2年前に通った覚えのある景色になってきました。


振り返って。崖を縫う形でハイキング道が作られています。


分かりにくいでしょうが、上から水が落ちてきています。


左の岩を水が流れているので、水の量は少ないとはいえ滝の中を歩いてるみたいな感じです。実はこの地点が、前回来た時に一番怖かったところでした。12月で気温が低く、この地点に雪はほぼなかったものの今回、単に濡れているところがほぼすべて凍っていたのでした。右手は容赦ない崖だし、引き返して一度下りて、駐車場を変えて一般的なコースから登ろうかとも思ったのですが、じーーっと観察した結果、確実な足の踏み場を見つけて無事渡り終えることができたのでしたが、とっても緊張しました。
ここの部分は冬は雪崩が起きやすい地点なので、雪が多いときは通らないほうがいいと聞いたことがありますが、わたし的には雪がなくても凍ってなくても結構怖い道ですので、雪崩がどうの以前に雪があるときに歩きたいとは全然思いません(@_@)


怖いところを歩き終えるとブルエ・デ・モンターニュ(ヤグルマギク)が。ボージュでは他の山塊以上によく咲いているイメージがあるものの、やはり夏の花ですので11月に咲いてるのを見るのは初めてな気がします。


いよいよ森林限界を越えそうです。


あ、シャモアが遠くでこちらをガン見中です(;'∀')


と、思ったら右手の斜面に2、3匹走り下りていくやつらが。
すぐ逃げるんですよね、シャモア・・・とても臆病なようです。


斜面を登り切ります。反対側にはどんな景色が出てくるんだったっけ?
あと日向に出られるのが嬉しい(*´ω`*)


おおおっΣ(´∀`;)


右手には山塊最高峰のアルカロ(2217m)。


これがこの後歩いて行く稜線です。白い岩々の雲がまとわりついているのが目的地のモン・トレロ。・・って、ちょっとちょっと、この後晴れるんやろうね!?天気予報だと朝7時まで曇り時々雨、午前中は晴れ時々曇りでお昼から晴天って話なんですがぁ?


稜線の反対側。こっち方向にも端っこまで歩いて行けるみたいなんですけど、めんどくさいからいいです💧先を急ごう・・・


なんかわたしの歩いてる辺まで曇ってきたような(~_~;)
そうだ、遅い時間の方が天気が良くなるんだったらあんまり大急ぎで登らない方がいいのかも?とややゆっくり目に登っていくと、下の方で話し声が聞こえました。二人組のハイキング客が少し下の方を上がってくるのが見えます。
・・・イカン!!抜かされるな!!(何のために??😅)
出来る限りの力で早歩きです。


ほんの少し雪が残っています。調度1週間前に歩いた山は隣の県(オート=サヴォア県)でしたが、2000mまでも行かなかったけど最大20~30センチの積雪量でした。このあたりにも、恐らくもう少しあったのがここ数日で融けてしまったのかもしれません。


右手にドドーンとモン・ブラン。言わずと知れたフランスとイタリアの国境にある山ですが、フランス側ではオート=サヴォア県に位置しています。


草の生えた穏やかな稜線が後しばらく続きます。


右手(モン・ブラン側)が特にガスが激しいです。


南方面はシャルトルーズ山塊やベルドンヌ山塊。もうほとんど何も見えません(;´・ω・)


アザミ系は晩秋になってもちらほら見ることができる力強い花のひとつです。


時々ぶわーっと晴れるんだけど・・・左端の白い部分が確か山頂です。
岩々のところも結構あるんでした。


振り返って。東側の斜面には結構雪が残っているのが分かります。


岩々地帯に入ってきました。青空も時々のぞきます。頼む・・・このまま晴れてくれ💦


左側は急斜面です。


このガスがもう少し低いところで大人しくしてくれていたら「わー雲海キレイー」ですむものの。。


時々振り返っては先ほど声がした二人組に差を縮められていないかチェックします(何のために・・・)。


大好きな感じのハイキング道です。前回は雪が多くてちょっと手こずったのでした。夏山の続きで11月になっても普通に山歩きが出来るのはラッキーです。雪の多かった去年は11月半ばからスノーシューを使い始めました。そして5月半ばまでの約半年間スノーシューでのハイキングが中心だったという💦


👇2年前に来た時

雪はあったけど天気はこの日の方が良かったなぁ・・・


↓ここからまた先週の写真です。↓


モン・ブランも時々しか見えなくなりました。ここまで楽天的に天気予報通り「頂上に着くころには晴れる」と信じていたのですが、山頂にまとわりついている雲の真っただ中に入ってしまったことを認めざるを得ません。きっと麓の町では晴れてるんでしょう💧


幸い、風がきついので時おり晴れます。すかさず写真写真💦これは歩いてきた方面。


二枚貝の化石が岩にいっぱいある地帯がありました。面白いことに、この日はその部分でしか見かけませんでした。


目の真ん前だけしか見えないのも怖いので、時々ぱーっと晴れた時に見える全体像を目に焼き付けます。


結構怖いな・・こんな怖いとこだっけ??それともわたし通る場所間違えてる?
いや、そんなことはなくて、ここはペンキマークがちゃんとあるので、それが度々現れるので、時々はちょっと違うところ通りましたが、大体それであってました。よくこんなところ、雪のある時に歩いたなー(;゚Д゚)


もう・・遠くの山はあまり見えないですけど、そんなことよりも無事に山頂に辿り着くことの方が大事です💦


おおっ、山頂が見えてきました💛


最後の部分は安定感がありました。


秒読みです(^^♪


あれ、ふたり下りてきました。え、、まさかわたし知らん間にさっきの二人組に抜かされた!!??本気で一瞬思いましたが、服の色が違います。


50代くらいのご夫婦のようです。「ボンジュール」とお互いあいさつします。お二人が「この夏に会いましたよね」と言います。えっ、どこで??毎週のように山には出かけているのでそんなこと言われても( ̄▽ ̄;) 
「ほら、ガリビエの頂上で」・・・あ、そういえば同僚のS君と次男と3人で出掛けたグラン・ガリビエ(3228m)の頂上で(次男は2900mの地点でリタイア、湖畔でわたし達を待ってました)、少しお話したご夫婦でした。わたしとS君の写真も撮ってくれたんだった・・・「わー、偶然ですね(≧∇≦)」めっちゃ嬉しくなってセルフィー。


地元、シャンベリー(サヴォア県の県庁所在地)にお住まいでこの辺りはまさにこの方たちにとったら里山のように慣れ親しんだ場所なのかもしれません。わたしが停めたのと同じ駐車場から周回ではなく往復するそうです。8月に会った時以来、どんな山にお互い登ったかなど少し話して別れました。「じゃ、また次回会う時までお元気で!」


お二人が行ってしまってから、頂上へ。
残念ながらこの眺望ですが・・・


モン・トレロ(2181m)頂上\(^_^)/
何も見えん_| ̄|○


2年前👇

天気予報的には、今日も晴天と出ていたのでこれを期待していたのですが・・・


最高に晴れてこれです・・・でもモン・ブラン、登ってる時に結構ちゃんと見えてて良かった!



最終回(下山編)に続きます。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。