フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

良い知らせと悪い?知らせ

昨日は待ちに待った病院での診察の日でした。救急に行ったことなどを除いて4月上旬に退院してから初めての診察です。
両足首の骨折(うち左は複雑骨折で2本)の経過を見てもらうためです。


2回頼んだ医療タクシー会社がイマイチだったので別の会社に頼みました。


やってきました。「デジュネット軍隊病院」です。そんな名前は付いているものの一般の患者も診てもらえます。たまたま早くに予約が取れたのがここでした。


デジュネットは19世紀の偉大なる軍医の名前だそうです。


入り口のホールには病院らしからぬおどろおどろしい壁画がΣ( ̄□ ̄|||)
よく見ると戦争での怪我人を手当てする場面、なので妥当なのかもしれませんが・・・


仲間のお見舞いに来た兵士でしょうか・・・


足関係の階に連れてきてもらいました。受付で働いている人たちはやはり軍隊のユニフォームっぽいです。


待合室に置いてある雑誌は、、選択肢が非常に少ない(゚Д゚;)


「我々の仲間に入りませんか!」
え、入隊志願書・・・?なことはなくて😅かつてアフリカや中近東などの外国でのミッションに参加していた元兵士に「フランス軍の外国でのミッションをサポート(寄付)する支援会」への入会を呼びかける案内でした。


しばらく待って診察してもらいましたが・・・
手術と入院中の経過報告、最近撮ったレントゲンを見るよりも先にドクターが開口一言「あんたのこと俺は知らんけど」Σ( ̄□ ̄|||)


そりゃ手術、入院していたグルノーブルの病院からリヨンに戻って初めての診察ですから(救急は除いて)、初対面です。そのことは予約時に電話で説明してあります。
「あなたの足首(左のことでしょう)はややこしすぎるから、手術した外科医に診てもらいなさい」その後も「俺は診たくない」と散々アピールしたうえで「骨も全然くっついてないし、固定器具を外すにはまだまだ早すぎる」_| ̄|○ 


6月にスキャンをしに行くための処方箋を書いてくれましたが、以降の診察はグルノーブルの病院へ行け、もし診てもらえないならここに来てもいいけど、手術をした外科医から俺に「具体的にどうすれば良いのか」メールするように伝えてくれ、と・・・もう、ガッカリ過ぎです。


それだけではありません。「あーあ、あんたの左足は大変だね。こりゃー長引くよ。生活(または人生)が随分変わっちゃうかもね」と付け加えられました。医者が患者(しかも診る気もない)に対して言うセリフとは思えません(´Д⊂グスン


初めはこの先生、おそらくもう良くなっているはずの右足もノータッチという方向だったのですが(「だって俺がギブス外して、手術した医者に『あーっ、何てことしてくれたんだ!』って言われたら俺どーすんだよ?」とか言って)、最後らへんで考え直してくれて「じゃあそのギブスは外してやるよ」と。


チュイーンっていう大工仕事に使うやつ。医療用でしょうか??
怖っっ(>_<)
ひ~~足まで切らんとってよ💦


大惨事は避けることができました(;^_^A
あとはペンチでバリッバリッと割っていきます。


うわーお久し振りぃ(^O^)/わたしの右ふくらはぎ&足首&足の甲🎵
この足の手術は左よりも1週間遅かったので5週間ちょっとギブスをしていたことになります。


ギブスは、グルノーブルの病院で「出来るだけ軽く作ったからね♡」とギブスの達人の看護師が自信を持って作ってくれた一品でしたが、それでも重たかったのでとっても軽やかになりました。ふくらはぎはやはり左と同じ程度に筋肉が落ちて細くなってしまってます。
この後、行きと同じ介護タクシー会社が迎えにくてくれるのを待ってうちまで帰りました。


自宅にて。今まで右足も高く上げていましたが(下ろすと血行が悪くなり痺れる)今日から右足は下ろすことに。ただし、地面に足を付けるのは段階を追ってです。理学療法士に2か月間診てもらう処方箋が出たので帰宅後、早速予約しました。初めは週に3回自宅に来てくれます。


とりあえず意地悪医者に言われたようにグルノーブルの病院のわたしを手術してくれた外科医の診察も予約しましたがまだ3週間も先です。親しい友達は「リヨンの他の外科医にあたってみたら?」と言います。何にしろ、今回の意地悪医者にはもう会いたくもありません(-_-;)


悪い知らせ(左足)と良い知らせ(右足)の入り混じった1日でした。
病院行ったり、あちこち電話したりネットで調べたりで疲れたので今日はお山の写真はなくてビリーの写真だけです。


ビリーという名前で男の子と思わせてしまったことでしょうが、長男曰く女の子でBILLIEと書くそうです。


みよん家のアイドルです😻



最後まで読んでくださってありがとうございました。

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