フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

レべチ女子の実力

先月のお山の友人宅滞在記が途中ですが、今日は別の話題です。


昨年12月撮影。
このブログに何度か「レべチ山スキーヤー」「レべチ自転車女子」として登場している友人Mさん。


昨年8月に一緒に自転車乗った時。
今週、スペインでスキー・アルピニスム(競技としての山スキー)の世界選手権が開催されているのですが・・・


女子スプリント部門で世界チャンピオンになりました✨
(大会のビデオのスクリーンショットです)


カッコいい😭😭😭
昨シーズンも、スプリント部門でのヨーロッパチャンピオンではあったのですが、世界タイトルは過去に2度、準優勝はしているものの初めての優勝でした。
(これも動画のスクショです)


彼女から今朝、メッセージが届きました。

「日本チームの女の子たちと写真撮ったよ!」
皆さん、強くてカッコよくて、可愛いですね😊


で、何度か書いている話なんですけど・・・


シーズン初めや終わりの石ころが多い時などに使っているわたしの板は、この彼女のおさがりなのです🎵



スキー板以外にも、自転車グッズも色々もらってます💦


Mさんのふくらはぎ。
彫刻のようです・・・


Mさんちにお邪魔したとき、ニワトリたちと。
カッコいいMさん&優しい彼氏のFさんとは、まだ大きな大会が少し残っているけれど、終わったらまた時間を見付けて会いましょう、と言っています(^^♪


お読みいただいてありがとうございました。

第二の我が家の裏山で無理やりスキー

勝手に第二の我が家扱いしている友人夫妻のおうちに遊びに行った週末のお話です。
だらだら書いていて、もう1か月近くも前の話になってしまいました。


11時前、外に出ました。

友人夫妻の住む村はこんなに雪深いので、家から直接スキーができます。「もう3週間も雪が降っていないから、だいぶ融けているし、雪の状態も悪いよ」と言いつつも、みんなで裏山へスキー散策しに行くことにしました。


25分ほどで凍った湖に到着しました。
Fさん曰く「カチコチに分厚く凍っているから、割れたりする心配はないのに、ハイキングに来る人は全然真ん中を通ろうとはせずに、みな端っこの方ばかりを歩く」そうです。それ、わたしもです・・・😅
今の季節の氷の厚さだと「車で走っても、割れない」んだそうですけど、遠くから来るハイキング客にはなかなか分からないものですよね。


40分くらい登った辺り。
標高2000m台くらいだったと思いますが、今年の冬は雪が少ないのに加え、この辺りは日当たりが良いため雪がだいぶ融けてしまっています。2月と言えば、真冬のはずなのに・・・


同時に、風が強いエリアでもあり、雪があったと思っても、風に晒されて薄くなったり硬くなったりしている斜面が多かったです。シュカブラ(雪紋、風紋)は見る分にはきれいですが、ガチガチというかバサバサというか、とーってもスキーしにくいです(歩くのはまだ良いとして、下りが)😓


わたしとFさん(と飼い犬のフィルー君)は歩くスピードが同じくらいで、奥様のCさんが少し遅いので、時々立ち止まって待ちました。


後方真ん中やや右の雪が多めの斜面を登って下りて来ようかとFさんは考えてくれていたようなのですが、Cさんが「わたしはもう今日はそっちまでは上がらない」と言うので、左手広い稜線になっているところまで登ることにしました。


日当たりがよく、雪が融けているので座ることができます。
暖かい💖下りる前に、ここで10分くらい休憩していくことにしました。


フィルー君と撮ってもらいました。


雪の少ない斜面を無理やり滑っていってるところをご覧ください。
👇

Villar d’Arène
フィルー君が興奮してワンワン吠えながら走っています(;^_^A


村まで戻ってきました。
ギリギリの雪の量だけれど、何とかスキーを脱ぐことなく下りてくることができました。


日当たりのよい野原に比べると、日陰の時間帯が多い村の中の方が、雪がたくさん残っています。


小さくシンプルながらも最高の見晴らしのベランダでスキーの滑り止めとスキーパンツを乾かします。


日向ぼっこをしに出てきたフィルーくん。


遅い目のお昼ご飯です。
Fさん達がよく行くイタリアのアオスタ渓谷地方のサラミを切ってくれました。


テーブルの上が気になるフィルーくん。


ジェノベーゼのパスタかと思うでしょう?


フランス語では「熊のニンニク」と呼ばれる行者ニンニクとオリーブオイルのペーストでした。


ご飯の終わり頃に、隣村に住むお友達が遊びに来ました。元羊飼いなんだそうです✨FさんとCさんご夫婦も、放牧を含む酪農の仕事をされていたので、農業関係の話も弾んでいました。


食後のコーヒーのお供にイタリアのお菓子が出てきました。


サクサク、ハラハラとしたパイっぽい食感のお菓子で、コーヒーにはよく合いました。


午後〜夜編に続きます。
お読み頂いてありがとうございました。

約1年ぶりに訪れた峠の我が家

2月上旬の週末に、勝手に第二の我が家感覚にさせてもらっている、峠近くの村に住む友人夫妻のところに寄せてもらいました。


フランスでは2月、地方ごとにずらされた2週間のバカンスがあります。道路やスキー場が込み過ぎないように、との計らいなんだそうです。
この日はバカンス始まりの週末だったので、これは朝7時過ぎの写真なんですけど、お山方面に向かう車で国道はプチ渋滞になっていました。この後、しばらく進むとましになり、ホッとしました。
そのまま少し運転していると、友人からメッセージが入りました。
「悪いんだけど、今日は土曜日。途中の町でマルシェやってるから、パンを買って来てくれないかい?」とのことです。どっちみち通る町なのでお安い御用です🎵


町の中心にデミたんを停めました。


ル・ブール・ドワザンの町のマルシェ。
周辺にはアルプ・デュエーズ、グランドン&クロワ・ド・フェール峠、ロータレ峠など有名な山道が多くて、サイクリストさんにはお馴染みの町です。スキー場も周辺には多いため、冬にもそこそこ観光客が訪れるようです。わたしも夏には、この町からアルプ・デュエーズやグランドン峠などをクライムしました。


友人から指定されていた屋台。
近くの村で伝統的にパン作りをしているお店が週一度、このマルシェにも売りにくるんだそうです。ここのパンは友人のおうちで何度も食べたことがあります。
頼まれていた大きなパンをふたつ購入。お店の人と少しお話すると、友人をよく知っているようで「よろしく伝えておいてね」と言われました。


何度もブログに出てきているロータレ峠道。
標高2000m以上あるのに、通年で開通している便利な峠道なのです。
この近くの村に友人夫妻は住んでいます。


途中で「もうすぐ着きます」と連絡を入れておいたら、村の入り口に入ると同時に友人が迎えに来てくれました。
わたしの荷物の半分以上を持ってくれている心優しい友人、Fさん。
おうちは村の高い位置にあり、車が停めにくいので村の下に停めて、道路をショートカットして雪の積もった野原を登っていきいます。かなりの急斜面で、既にハイキング感覚です😂


Fさんのわんこ、フィルー君も一緒に来てくれていました。
わたしがちゃんと着いてきているか、時々振り返って確かめてくれるフィルー君(^-^;


着きました。
映画のセットのような古い建物に住んでいるFさん夫妻。
この村にはお店はないし、少し下のもう少し大きな村にも民宿はあるものの、お店らしいお店はほぼありません。わたしにパンを頼んだのも、あそこのパンが好きだから、というもあるでしょうが、この辺りでは買い物ひとつするのも一苦労だからだと思います。


登るのが大変な階段。


2階部分は、住みやすいように改築されているため、結構快適です。


薪ストーブに火が入っていて暖かい😊
地べたに寝転がって遊んでもらいたいアピールをするフィルー君。
まだ3歳になったばかり、と若いので甘えたがりなのかもしれません。


うちで一度食べてきているけれど、おやつ的な感じでもう一度、朝ご飯を頂きました。
このパンはわたしが買ってきたやつではなくて、既におうちにあったやつです。
電話やメッセージではたまにやり取りをしているものの、会うのは1年ぶりだったため、近況報告や、共通の知人の話などが弾みました。


もう11時前だけど、近くにスキーでお散歩しに行くことにしました。
家から直接スキー靴を履ける幸せ✨


だって、これですから(≧∇≦)
うちから直接スキーで歩けるなんて、夢のようなお話です。
しかし、これでも、この時点で最後の積雪から3週間くらいは経っていました。1月下旬から2月上旬にかけては、かなり寒かったので、雪があまり融けなかったようです。


もちろん、フィルー君もついて来ますよ♩


スキーでお散歩編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。