フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪深い峠の我が家・2日目

勝手に第2の我が家というとにさせてもらっている友人夫婦のおうちに滞在した週末のお話です。


目覚めてぼんやりとしていると、物音が。
わんこと猫ちゃん、共に黒いのがベッドの足元にやってきました。
わちゃわちゃしているっ(;´Д`) 可愛いっ(;´Д`)
どちらかというと、猫や犬には嫌われがち(な気がする)なため、こうやって寄ってこられると嬉しくなります。


Fさん、奥様のCさん夫婦は屋根裏の寝室で寝ていましたが、Fさんが降りて来て、薪ストーブに入れる木を切っている・・・のを、わんこを撫でながら眺めるわたし。


ベランダに出たがるわんこのフィルー君。
夜間で鍵が掛かってあったので、開けてやりましたが、鍵が開いているときは自分で取っ手に前足を掛けて器用にドアを開けていました。でもさすがに、わざわざ閉めてはくれません(^^;)


フィルー君と一緒にベランダに出てみます。
空がピンク色に染まるマジックアワー真っ最中でした。


部屋に戻ると、薪ストーブの火が強くなり、だいぶ暖かくなっていました。


薪ストーブの上にはミカンの皮が。
乾いたら、ストーブに放り込んむと、いい香りがするんだそうです。
この後、奥様のCさんも降りてきたので、一緒に朝ご飯にしました。


昨日頼まれて、ここに来る途中の町のマルシェで買ったパンが登場しました。


計り売りのおいしいバター。


南仏のラベンダーの蜂蜜、カリンジャムとカシスジャムはCさんの手作りです。
パンは、ここからだと少し離れた村の(そこも確か標高1600mくらいはある)石窯のある古いパン工房で焼かれているようです。わたしもハイキングの出発地点として、その村は通ったことが2度あるんですが、週に2~3日しか開いていないらしくて、いずれも閉店日で購入することはできなかったのでした・・・


さて、朝食の後はハイキングに出発です\(^_^)/
残念ながら今日はCさん(奥様)は不参加、Fさんとふたりで行くことになっています。


デミたんの前にFさんの車が停めてあります、
ここに荷物を詰め込んで出発です♩


美しいロータレ峠を通過します。


峠から数分間下りていったところにある村を通過します。


村の少し先にある駐車場に車を停めました。
お天気の良い日曜日、しかもバカンス期だったこともあって結構たくさん停まっています。
と言っても、10台以下ですけどね。その気になったら、その倍くらいは停められそうな結構広い駐車場です。


スキーの準備をします。
Fさんは67歳で、雪深い地方で生まれ育ったから、小学校に行くのにも冬は山スキーが必要だったそう。なので、山スキー歴60年と言えるのかもしれません。


駐車場の看板。
ここはすぐに国立公園のエリア内に入るため、わんこはリードに繋いでいても禁止なのです。Cさんが今日不参加なのは、わんこのフィルー君とお留守番するからだったのです。


登り始めて12~3分の地点。
日向だし、あっという間に暑くなってきて上着をザックにしまいました。
元気いっぱいのFさんと、ここまで3グループの若者たちを抜かしてきました(^▽^;)


ハイキング編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

峠の我が家・午後のぽかぽかお散歩

先月のお話です。


標高1700mほどもある雪深い村の友人夫婦のうちに遊びに来ていて、午前中は3人(+飼い犬)で周辺をスキー散策しました。


お昼過ぎに、隣村に住む元羊飼いさんが友人宅に遊びに来ました。
お菓子とコーヒーを頂きながら、わたしも色々お話を伺いました。
例えば・・・
このお家から車で10分もかからないロータレ峠(2057m)は、今でこそ通年開通していますが、以前は冬は他の標高の高い峠道同様に、冬は閉鎖されていたんだそうです。
その時代の峠の写真が、FさんCさんのおうちに飾ってあります。
👇

6月の初めくらいに、峠付近の道路が除雪されたときの写真です。
写っている3人のうちのひとりが、この元羊飼いさんのお父様だということでした。
元羊飼いさんのご両親は当時、峠にあった旅籠を経営しておられたんだそうです。


さて、FさんCさんはもう少しゆっくりとお友達とお喋りを楽しむとのこと。
わたしひとりで午後もスキーで周辺をウロウロすることにしました。


わたしがひとりで出掛けるのを見て、ベランダでソワソワしているフィルー君。
一緒に来たかったみたいです・・・


この冬は異常に雪が少なくて、標高1800m近いこの辺りはまるで、4月くらいの雪の少なさです。午前中に来た時は、この辺りは日向でしたが、谷を挟んだ真向かい(写真では左手)に3000mを軽く上回る山々がそびえているため、あっという間に日陰になってしまうのです。


こんなに雪が融けちゃっているところも。
スキーなしで、徒歩でハイキングする方がよっぽど良かったです(^-^;


ようやく、雪がそこそこ残っているエリアまで登ってきました。
右上に見える稜線の高い位置を目指して登っていきます。


まとまって雪があると、ホッとします(;^_^A


もう、これ以上は無理があるので💦ここら辺で下りることにします。


雪のあるところを探して下りていきました。
それはそれで面白いです(^▽^;)


村まで下りてきました。
この辺のほうが、よっぽど雪があります😅


ストラバを入れていました。
👇

2時間強で距離6kmちょい、高低差500mほどのお手軽な散策でした。午前中のお散歩はこれよりほんの少し短い感じだったと思います。


5時くらいだったので、お茶を入れてもらいました。
ドライフルーツ入りのパンは、自分で持って来た好きなパン屋さんのものです。
友人夫婦もおいしいと言ってくれました。


晩ご飯。
アルザスの白ワインは、わたしが手土産に持ってきたものです。


色々野菜のスープ。
このあとパスタがありました。


友人はジュラ地方に家族がいるし、昔はコンテ作りの仕事をしていた時代もあるくらいです。この日もおっきなコンテの塊がありました。


フレッシュチーズと、手作りの野生のローズヒップジャム。
甘酸っぱくてとってもおいしかったです。


ソファーですごい寝相のフィルー君。


頭を撫でても、起きませんでした(^▽^;)
午前中のお散歩で走り回って、疲れていたようです。


わたしが使わせてもらうベッドの上に猫ちゃんが座ってます😻


大人しく膝に座ってくれました。
可愛い😊
でも、さすがに一緒には寝てくれなくて😅この後、どっかに行っちゃいました。


2日目に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

レべチ女子の実力

先月のお山の友人宅滞在記が途中ですが、今日は別の話題です。


昨年12月撮影。
このブログに何度か「レべチ山スキーヤー」「レべチ自転車女子」として登場している友人Mさん。


昨年8月に一緒に自転車乗った時。
今週、スペインでスキー・アルピニスム(競技としての山スキー)の世界選手権が開催されているのですが・・・


女子スプリント部門で世界チャンピオンになりました✨
(大会のビデオのスクリーンショットです)


カッコいい😭😭😭
昨シーズンも、スプリント部門でのヨーロッパチャンピオンではあったのですが、世界タイトルは過去に2度、準優勝はしているものの初めての優勝でした。
(これも動画のスクショです)


彼女から今朝、メッセージが届きました。

「日本チームの女の子たちと写真撮ったよ!」
皆さん、強くてカッコよくて、可愛いですね😊


で、何度か書いている話なんですけど・・・


シーズン初めや終わりの石ころが多い時などに使っているわたしの板は、この彼女のおさがりなのです🎵



スキー板以外にも、自転車グッズも色々もらってます💦


Mさんのふくらはぎ。
彫刻のようです・・・


Mさんちにお邪魔したとき、ニワトリたちと。
カッコいいMさん&優しい彼氏のFさんとは、まだ大きな大会が少し残っているけれど、終わったらまた時間を見付けて会いましょう、と言っています(^^♪


お読みいただいてありがとうございました。