フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

里帰り直後のクリスマス

今回の里帰りで24日を帰りの便にしたのは、航空運賃がこの日前後では、圧倒的に安かったからです。空港トラムがストをしていてバスとメトロを乗り継いで帰ったので2時前に近かったです。

帰ったのがめちゃくちゃ遅かったのに、スーツケースの一部に要冷蔵のものがあります。どこに入れたのか分からなくなったので、ごそごそと探し中。
24日に研修先の町から戻ってきて、夜は彼女のおばあちゃんちにお呼ばれしていたという長男がお昼前に帰ってきました。


みよん家の今年のクリスマス飯
👇

チーズフォンデュです(^^)/
里帰りから戻ったばかりで、冷蔵庫はがら空き。調味料類以外はほとんど何もありません。
生ハムやキャベツはありました。


長男が、わたしの好きなチョコレート屋さんで半生菓子を買ってきてくれました。
コッテリしているし、かなり甘いけれど、使っている材料の質が良いのか。しつこくは 感じませんでした。


お店のロゴ。


番外編。
好き過ぎるものが3種。
どれもこちらでも買えないこともないのですが、とっても高級品になってしまうのです。


お読みいただいてありがとうございました。


里帰りの終わりは寂しい

4年半ぶりに帰国していたことをちょっと前のブログで報告しました。
昨夜、というか日時的には今朝未明にフランスに戻りました。


出発日の朝。
父が車で空港バスの停留所に送ろうかと言ってくれたのですが、念には念を入れたい父。
「道が混んだり工事してたりしたらどうする!?」とめちゃくちゃ早くに出発しようとしたので(^^;)電車で行きました。


窓から空港へと向かう景色を眺めつつ、毎回寂しくなります。
泣いてしまうこともあるくらいです(T_T)
父から「空港バスも混んで思ったのに乗れないかもしれない」「空港バスが渋滞に巻き込まれて遅れるかもしれない」と早い目のに乗ることを強要され(^^;)かなり余裕を持ったバスに乗りました。


特に問題もなく空港に着いたのは出発4時間前(;^_^A
今までの最高記録(早い目の)かもしれません。
まいったな、どうやって時間潰そう・・・と思っていたら、荷物検査へと進む前の出発ゲートが激混みで、40分くらいは列に並びました。ここがこんなに混んでいたことは、記憶にありません。いつもスーッと通れるか、ほんの少し並んだことがある程度です。
コロナ緩和後の初めての年末、しかも週末だったからでしょう。父の心配はあながち間違っていなかったということになります(それでも、時間を持て余しましたが)。


関空を飛び立ちました。
座席は満席だったと思います。日本ではまだマスク社会でしたが、機内のアナウンスで「マスクは義務ではありません。各自の判断で身を守るなりなさってください」とあり、わたしや次男はもうフランスで随分前からマスクなしで生活しているのでさっさと外しましたけれど、ほとんどの日本人の乗客の方はマスクを着けておられました。


あっという間にウトウトの次男。
行きはネットでのチェックインが遅くになってしまったため、バラバラの席でしたが今回早い目にできて、隣同士に座ることが出来ました。


機内食が出てきました。
パリ発の便よりも、関空発の便のほうがだいぶおいしかったです( ̄▽ ̄;)


エールフランス、国内便やヨーロッパ便には何度も乗ったことがありますが、日本行きはおそらく初めてだったような気がします。飲み物のチョイスに味噌汁があるんですね。具は入っていませんが、嬉しく思いました。


通常、日本~ヨーロッパ間はロシア上空を通過しますが、現在ロシアやウクライナ上空を飛行できいないため、中国、モンゴル、トルコらへんを通るのでとても時間がかかります。
11時間前後のところが15~16時間です。
狭いエコノミーのシートで、嫌になる長さですが少し前までホテルでの隔離期間が強制だったことを思えば、楽なものです。


15時間40分の飛行時間のうち、前半は明るいところを飛んでいましたが、夜が?夜に?追いついてきました。雲がピンクに染まってきれいでした。


15時間以上もあるので、映画を2,3観ました。
面白くなくて途中で観るのを止めてしまったものもあります(;^_^A
行きでも観たけど、好き過ぎて帰りでも観たやつ👇

Fast&FuriousのTokyo Drift。
ストーリーは苦笑もんですが、チューニングの車の数々がカッコいいんですよね💖
何回でも観れます(≧∇≦)


朝ご飯は、可愛い手提げ袋(チョコレートでも買った時に入れてもらう)に入っていました。真ん中のはベシャメル入りのデニッシュで、温めてあるのはいいけれどべっちゃりしていてちょっと食べられなかったです・・・行きで出たのはチーズが挟まったパンが、これも温めてあって、デニッシュではなかったのでベトベトにはなっておらず、こっちはちゃんと食べられたんですけどね。


シャルル・ド・ゴール空港。
行きは乗り継ぎの待ち時間が5時間半もあって辟易しましたが、帰りはそこそこ普通でした。クリスマスイブなので空いているかと思いきや、なんと満席でした。


リヨン着は23時30分。ほぼ時間通りに着きました。
空港と市内を結ぶトラムのチケットは往復で買ってあります。
0時00分発の最終トラムに乗れる、とホッとして乗り場に向かうと・・・


トラムの会社の職員が乗り場近くで待っていて「ストで運休になっている。リヨンの郊外の町までは代行バスを出している」と。そして「クリスマスイブだから、もう市営交通は終わってる」ともΣ(゚Д゚)


わたしたち二人を合わせて、6人だけを乗せて出発した代行バス。
「一部払い戻しの請求ができると思うから」と言ってもらっても、うちまで帰られないのは困ります😓バス下りて、タクシー?
バスの中でUber的なアプリを入れて予約を試みていると・・・
バスが到着し、そこに市営交通局の職員が待っていて、「大丈夫、まだメトロ出てるから」とチケットを配ってくれましたε-(´∀`*)ホッ
うちに帰るにはメトロは乗り換えがあるし、その後も自宅まで歩かないといけなかったけれど、1時半過ぎには帰宅することが出来ました。


サービスが完ぺきな日本でのほほんと1週間ちょっと過ごして、早速フランスの洗礼を受けたような気がしましたが、何とか無事に里帰りを終えることができました。
今回、長男は忙しくて来られなかったし、わたし達もとても短い滞在だったので、近いうちに3人揃ってもう少し長く戻れたらと思っています。


滞在中のお出掛け2,3もまた記事に書いてみるつもりです。
お読みいただいてありがとうございました。

憧れの頂上(3163m)からスキーで下りる

夏山で2度登ったことのある山頂に先月、友人Oさんと山スキーで登った時のお話です。


ル・ヴュー・シャイヨール(3163m)山頂。
エクラン国立公園、シャンプソール地方を代表する山頂です。
お昼を過ぎていますが、北方面には常に雲海が立ち込めています。


雲海をバックにランチ休憩です。
知らない間にOさんが撮ってくれていた1枚。


保温マグにはコーヒーが入っています。もう生ぬるくなっていましたが・・・
気温も低くなく、全くの無風。
ダウンジャケットを着ることもなく、とっても気持ちの良い休憩なりました。


十分に景色も堪能したので、いよいよ下りていきたいと思います。
通常の出発地点となる、スキー場の駐車場は標高1600mですが、1700m近くまで車で進んだので、頂上からだと1500mほど滑り下りることになります。


少し頂上から下った辺りだったかな?


振り返って。
山頂から峠までは、そんなに難しいところはありません。


雲が煙のごとく湧き上がっています。
曇り空は嫌だけれど、こういう雲はお日様を遮ることはなく、かつダイナミックな感じの景色になるので好きです。


同じあたりの景色を、夏山と雪山で比較してみました。
👇

偶然にもおなじところで撮影していました。
2016年9月、最初にこの山に登った時に下山しつつ撮ったものだったと思います。


基本どこも緩やかですが、でこぼこは結構あります。
窪みに入ってしまうと登らないといけなくなるので(スキーでは結構面倒)、登らずにすむ場所を探しつつ滑っていきます。


下りていく方面には雲海がずっと残っていました。
つまり、その下の町や村に住む人は1日中曇り空だったんですね(・・;)


峠は左下になります。


峠寸前まで下りてきました。
この辺り、雪が薄くしかなくて石ころがいっぱい出っ張っているのでスキー板を傷めないようにゆっくりと滑りました。


峠でスキーを脱ぎます。


はい、ここからは歩きです(^-^;


雲の中に下りて聞く姿をOさんに撮ってもらいました。


駐車場まで長いんだよなぁ・・・
高低差で700mか750mくらいです。


スキー靴で下りていたけれど・・・


やはり運動靴に履き替えました。
スキー靴はOさんが持ってくれましたε-(´∀`*)ホッ


1時間ちょっとで、麓のスキー場の人工雪のための貯水湖まで戻ってきました。
朝っぱらに、ここの一部が凍っていてズッコケて、お尻を濡らして寒い思いをしたのでした。


停めていた車までようやく戻ってきました。
スキーは楽しかったけれど、峠以降の下山は正直疲れました・・・


カラマツのきれいな林道を車で下りてきました。
冬はここにも雪が積もっているので、スキーで登り下りすることになります。
このスキー記は1か月以上も前のお話で、実はこの後もう一度登っています。
順を追って書いていきたいと思います。
お読みいただいてありがとうございました。