randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ベルドンヌの避難小屋で1泊(その4)

午前中湖巡りを楽しんだ後は大きな荷物を置いている避難小屋に一度戻ります。お昼頃になるのでご飯もそこで食べるつもりです。先ほどは橋があるところまで遠回りしてきましたが、去年の7月に友達と来た時は川幅が狭くなっているところを探して靴を脱いで川を渡って近道で帰りました。その時も水はすごく冷たかったのですが今日は多分氷水ののように冷たいだろうしその勇気はありません。その代わり、川に雪がまだ積もっていて渡れる場所があるかもしれません。それを探すべくとりあえず川辺に近付きます。


今の時期、雪どけ水が流れ込むためものすごい勢いでゴウゴウと流れています。
この辺は渡れそうにもありません。もう少し下流に行ってみます。


おおっ、やったー(^O^)
つながってるところ、ありました。


一番雪が残っていて崩れにくそうなところを探して渡ります。ちょっとドキドキ。


はい、無事対岸(避難小屋がある方)に渡れました\(^_^)/


え~と、避難小屋はどこだ・・・色が地味なので見えにくいんだなぁ。。
あっ、ありました(´▽`) ホッ そちらに向かって適当に登っていきます。


11時35分。間もなく避難小屋に到着です。


荷物を取りに避難小屋に戻ります。小屋の中に思い出ノートがあったのでちょっと開いてみました。3冊ほどありました。


写真を張り付けている人までありました。
一番上の写真は、泊まりに来た若い男子が3人、「僕たち独身です。彼女募集中です。好みは…」自分たちの年齢、身長、目の色、そして携帯番号まで書いてます(^▽^;)
誰か別の人がのちに「それで上手くいった?」とのメッセージを付け足しています・・


さて、お昼ご飯にします。ぽかぽかと暖かいので小屋の前でピクニックです。


その間、濡れてる方々には甲羅干しをしてもらいます。


ゆっくりご飯を食べ、荷物を詰めなおしていざ出発です。13時15分になろうとしています。


まずは川沿いを歩きます。


今年初めてのソルダネル。イワカガミ・・?


雪のない土(草)のところは道の形がなんとなくあります。


石だらけのところでは道の形は分からなくなりますがたまにケルンが作られています。といっても、最近通った誰かが作ったもので、あったりなかったりであまり期待はできません。山歩きのサイトで「あのハイキングコース、地図に載ってるのに道がない」とコメントしている人がありましたがわたしも同感(^^;
行きは小屋という小さいものを探して歩くのでちょっと大変でしたが帰りは峠を目指せばよいのでまだ簡単です。


あっ、わたしの昨日の足跡発見。


これはマーモットの足跡ですね・・・


若干遠回りでも雪の少ないところを歩きます。膝上くらいまで積もってるところもあり、柔らかくなっていて10歩に1歩踏み抜く勢いなので雪の上歩くのしんどいです (;´Д`)


雪が避けられないエリアに来ました。昨日のわたしのトレースがはっきりと残っています。


昨日は峠から最短距離で一直線にズボズボと下りてきましたが、これを登るのはキツいのこんな感じで行こうと思います。ズボズボがだいぶ短くて済みます。


は~、オアシス(雪のないとこ^^;)に到着・・・
しかしこの後ちょっと急です。


一安心できる緩やかなところまで這いつくばるように登って振り返ったところ。


ここらも雪はあるけれどほんの少しです。


さて、峠まであとちょっとです。ふともう少し左手を目指してみたくなりました。その先にはメルレ南岳(ピック・シュッド・デュ・メルレ)がありますが、それに登る勇気も元気も今日はありませんが、少し昨日行ってないところも見てみたいのです。そんな気が起こったのも、こちら側は雪がほとんど融けているからというのもあります。


雪のないところ中心に適当に進んで行きます。


少しずつ登ってみます。結構急な斜面です。


昨日来た時峠の反対側には黄色いプルサチーユがいっぱい咲いていましたが、白いもの(一番よく見る)もありました。


結局稜線の部分までは登る元気がなく、途中から峠側に方向転換(^^;


峠はすぐ下りたところです。


奥がピック・シュッド・デュ・メルレ。
またいつか来ます(;´∀`)


峠に着きます。反対側はピック・ノール・デュ・メルレ。峠を挟んで北と南でセットになってるみたいです。


今歩いてきたところ。


こちらがこれから帰る方向。雪は少なめです。


この辺りにはジョンシアン(たぶんリンドウ)が咲きまくりでした。



・・・今回で終えるつもりだったのですが、帰りに撮った花の写真の数が多く、それに今から仕事に行くのでここで一旦投稿します。次回が最終回です(^^;

ベルドンヌの避難小屋で1泊(その3)

ベルドンヌの避難小屋に1泊してのハイキング。2日朝は大きな荷物は小屋に置いて身軽に湖巡りに出発です。


川に近付いてきました。小さな橋が見えていますがこれを渡ります。相変わらずクロッカスだらけです。朝なのでまた閉じています。


橋を渡り中。この川のせいで橋のあるところまで遠回りをしたわけですが、まあ目的は最短距離&時間で到着することではなく(昨晩は日没までに小屋に着きたかったので急ぎましたが)、きれいなところを歩くことなのでむしろ嬉しいくらいです。


小屋が見えています。この前、そして丘の麓を通りもう少し先(左側)でこの裏側に回り込みます。


夏になるとあちこちにボーボーに生えてる巨大な葉っぱ(名前は知りません)が控えめに芽を出してました。

ぺリウル山小屋に到着。わたしが泊まったみたいな避難小屋ではなく、夏の間放牧業の人が使うシャレーのようです。1800m…避難小屋は1941mですので結構下りてきたことになります。


ここの水場は水が出ていません。避難小屋の方が標高高いのに雪も少な目で前の水場もジャージャー流れててラッキーでした。


窓にカメラを置いて撮ってみました。


結構トレースがある…?と思って近づくとことごとくアイベックスかシャモワのものです(~_~;)


丘になってるところを越えていきます。


えーとそろそろこの辺にあるはずです・・・


あ~ありました、一つ目の湖。大きなものがふたつと無数の水溜りで構成されるモレタン湖群の低いほうの湖(Lac Inférieur 1958m)です。


期待通り(≧∇≦) 融けつつあります💖 欲を言えばもうちょっとだけ融けていてくれたらよかったのですが。。空の青が映るくらいに融けている部分と、この写真のように半融けで水色になってるのと両方あれば完璧でした。でも「もしかして全然融けてないかも」と心配(?)してたので、これでも十分です(*'▽')


5分ほど休憩します。
真後ろは山小屋からもよく見えるグラン・モレタン(2775m)。


さて、高いほうの湖に向かいたいと思います。湖沿いを歩いて目の前の小高い丘の裏の右手の方にあるはずです。


地図を見る限りこの裏らへんです。。
低いほうがほんのちょっと融けてる程度なら高いほうは全く融けてなくて雪を被ってるままかも…と思いつつ歩きます。


あっ。これは・・・


融けてる(≧∇≦)


ところで右側の峠、これは4月にこの裏からヒーコラいって登って来た峠です。この冬一番怖かった思い出です(;´Д`)
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タイトルの写真の右手に写ってる大きな山がグラン・モレタンです。


来た方向を振り返って。


上の方の湖(Lac Supérieur 2055m)
嬉し~💖 下の湖と同じくらい融けています。


いつまでも眺めていたくなるきれいな水色です。


10時半を少し回ったところです。お昼は小屋周辺でちょっとゆっくりしたいし、何より気になるのが昨日越えてきた雪たっぷりの峠を登らないといけないということです。昨日は登った面は雪少なめで下りる斜面が雪多かったのですが今日はその逆。そしてお昼過ぎになるので雪はまた柔らかくなってズボズボなこと必至。時間がちょっとかかりそうなことを想定しないといけなさそうです。なので今は特に休憩なしでぼちぼち小屋に向けて戻り始めようかと思います。


低いほうの湖に戻るのには先ほどと違うところを歩いてみます。若干遠回りになりますが、雪のない岩々した高台をぐるっと歩いて先ほどのところに戻れば低いほうの湖を高い位置から見ることができそうだからです。湖って高いところから全貌を眺めるとまたきれいんですよね・・・


サクラソウも咲いています。


低い方の湖に戻ってきました。高台からのアプローチです。


こんな風に最後はちょっと急な坂を下りていきます。


下りたところ妙な声が・・・
ああ、ちょっと久しぶり(1ヵ月ぶりくらい)に聞くライチョウの声です。
わたしが下りていくとバタバタバタっと走って行ってしまいました。
👇

スマホはズームが利かなくてダメですね・・・


帰りは橋のある地点まで行くのは面倒くさいのでイチかバチかで雪で小川がくっついているところを探して最短距離で帰りたいと思います。


その3はここまでです。その4では咲いていた花の写真を載せたいと思っています。















ベルドンヌの避難小屋で1泊(その2)

仕事が終わってからの出発となった今回のベルドンヌ山塊でのハイキング。夕方6時に歩き始め、日没ギリギリの9時前に避難小屋に到着することができました。


この謎の写真は目が覚めた4時54分に寝たまま窓から撮ったもの。半月のお月様なのですがカメラがしばらく前から壊れててスマホ写真のみのため、全く何か分からない代物となりました(~_~;)
心配していた寒さですが、シュラフ+小屋にあった毛布(去年はなかった気がします)でとっても暖かくぐっすり眠ることができました✨ 


寝たのが22時だったので、早く目が覚めるのも当然です。5時過ぎまでベッドでシュラフ
にくるまれてゴロゴロしてましたが、もう目がしっかり冴えているので起きることに。早速ホットココアを作りました。


5時14分。既に少し明るくなっています。


同じく5時14分、昨日越えてきた峠方面がほのかに明るくなっています。


5時35分、小屋の外をウロウロしてみます。そんなに寒くないです。


真ん中の立派なのはグラン・モレタン(2747m)。ベルドンヌ中北部を代表する山のひとつです。


さらに明るくなってきます。
メルレ峠とその左のメルレ北岳(ピック・ノール・デュ・メルレ)、反対にはメルレ南岳(ピック・スュッド・デュ・メルレ)。


小屋の中にも光が差して明るくなってきました。

寝床を激写(;´∀`)


窓際には羊かなんかの骨が置いてあります。去年もあった気がします。何かのおまじないでしょうか。


6時過ぎ。改めて朝ごはんにします。


飲み物を持ってウロチョロします。朝日が当たってきれいです。


水場がすぐ目の前にあり、便利。


小屋の正面。


ストーブ用の木のストック。小屋の中にはのこぎりはありませんでしたが斧がありました。


気持ちのいい山小屋での朝ご飯、ゆっくり食べましたがそろそろ片付けて出発準備をします。


今朝はグラン・モレタンの手前にあるいくつかの湖の周りを歩きに行くつもりです。大きい荷物は小屋に置いて最低限の荷物で行こうと思います。


こんな感じで、湖群は小屋のほぼ真正面になるのですが(高い岩の裏なので直接は見えない)、川が間にふたつあるため直接歩いて行くことができず、橋がかけられている地点まで行くつもりです。
去年友達とここの小屋に泊まった時にも同じところに行きました。その時は橋を渡って遠回りで湖まで行き、帰りは川の細くなっているところを探して靴を脱いで歩いて川を渡って近道で帰ってきたのでした。今回雪の間を流れる川は冷たすぎて同じことをする勇気はありません(・_・;)


7時20分、橋を渡る遠回りコースで出発です。


クロッカスだらけの野原を歩きます。


朝の空気の中、ベルドンヌらしい荒涼とした景色を歩くことの気持ちよさ✨


盛り上がった地形のところを歩くので雪もほとんどなく快適です。


ブルーベリー、ジュニパーベリー、ヤマツツジは一番たくさん生えている植物ですがブルーベリーの新芽がぽつぽつと出てきていました。


ジョンシアン(リンドウの一種)のつぼみが。


サクシフラージュ(ユキノシタ属)の一種。もう少し花が咲くと一面ピンクの絨毯のようになります。
5月も中旬ともなれば雪のない乾いたところには花が随分と出てきていてその可憐さ、華やかさにドキドキさせられます。そしてその一部は夏にはもう見られなくなると思うとさらに愛おしく思えます。


もう少し書こうと思ったのですが、めっちゃ眠たくなってきたので今日はここでいったん投稿です。その3では湖の畔を歩きます。