randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

5月のバカンス!!

年間5週間あるうちの昨年度(昨年6月から今年5月まででカウント)の有給が10日ほど残っていて、それを5月末までに使い切らないと消滅してしまうため、先月位から同僚がみんなして交代に休みを取ってる状況なんですが・・・
わたしの番です(≧∇≦)
有給の残りに元々の休みを足して今日からなんと2週間休みなんです✨


昨日仕事の帰りに激しいにわか雨のため雨宿りした超レトロなカフェ


100%近所の常連さん(お年寄り中心)という客層みたいで場違い感半端なく、さり気におじさん・おじいさん客からガン見され(でも「さり気」が上手くできないお年頃)💦
雨がましになるのをまって帰宅。
バカンスの始まりです💖


2週目は3月に行って味をしめたバスク地方の友達のところに舞い戻る予定で、エールフランスの安いチケットが出ていたので既に購入済み。今回はピレネー山脈に1泊でハイキングも予定しています。
問題は1週目。
こんな予報なので👇

なかなか予定が立ちません💦
いや、予定ってね・・・わたしの場合どの山にいつどんなけ行くかって話なんですけどね・・


こういう夢も描いていたのですが👇

去年の6月初旬に初遠征を果たした夢のように美しかった南仏メルカントゥール国立公園。ここにまた行きたかったのですがお天気のいい確率の高い南でも似たような良くない予報の1週間なのに加え、去年は雪が少なくて6月の初めで色んなところに雪に阻まれることなく行けたのですが、今年はずっと多くの残雪があり、2500m以上特に3000m近くだとそれこそスノーシューも必要でしょう。何日間もウロウロする自信がありません。メルカントゥールは片道6時間以上車でかかりますが、そのくらいは運転する覚悟をしていたのですが、そういった遠くの地方でもお天気悪めです。
結局これといった予定を決められないままタイムオーバー(;´Д`)、バカンス始まってしまいました。
1週目はお天気の様子見ながら細切れに出掛けることに。1週間物まとまった休みなんてそうそうないので、どっかに遠征したかったのに、仕方ありません。。


第一弾は、近場も近場、シャルトルーズです(^^;
近すぎて、1日の休みの日でもあまり足が出向かない里山系ですが、ここの山塊2番に標高が高くなっているダン・ド・クロールにまだ登ったことがないので、朝だけまあまあなお天気が予想されている今朝行ってみることにしました。



今から行ってきます♪

雪融けの湖の畔でランチ&今年初めてのイワカガミ

先週の日曜日に出掛けたベルドンヌ山塊。全体的に夏山コースは急で狭いところが多く雪崩の危険が高いこともあり(もちろんそうでないところも探せばあるのですが)、あと林道スタートのコース中心で冬は除雪があまり行われていないため、かなり標高の低い地点からの出発になってしまうのでどうしても足が遠のいていましたが、久しぶりにやってきました。考えたら去年の夏以来かもしれません。
友達が晩ご飯を食べに来ることになっていたため、準備もあるから早く帰れるように短い目のコースにしました。


標高1974mの地点にあるクロゼ湖。先ほどはその奥のラ・プラ峠(2163m)のさらにもう少し先まで歩いてまた戻ってきたところです。


湖周辺にはイワカガミ・・かイワカガミダマシ、フランス語でソルダネルと呼びますがちらほらと咲いていました。かわいい・・・控えめな薄紫が儚い感じで大好きな花です。今年初めての出会いでした。雪融けのあとすぐにしか見られないため一機一会感が大きいです。


絶景なところでランチにします。まだ10時過ぎだから(歩き始めたのは6時前なので💦)朝ご飯でしょうか。このまま駐車場に下りてうちに帰っても1時ごろだからうちで昼ごはん食べることも可能ですが、せっかく準備して持って来てるしこの景色のいいところで食べたい✨


前日、日本から旅行で来ていた従兄夫妻に会ったのですがお土産にフリーズドライのお味噌汁やスープセットをもらいました。早速そのひとつを持って来ています。


おお、すごい・・・ゴボウや他の野菜がわんさか入っています。日本のインスタント物はほんとにレベル高い(@_@) 従兄&奥さん、ありがとう~


こうして見るとデザートっぽく見えないこともありません⁈引き込まれそうになるようなきれいな水色です。


引き込まれるっちゅーか・・近付き過ぎてシャーっと落ちないように要注意ですね。


ランチの後は周辺の雪が融けた岩場を散歩。雪のないところ(森の部分は除く)歩くのは去年11月初め以来で、感覚が鈍っています。ザラザラしてて怖ーい(゚Д゚;)
いやいや、岩場ザレ場大好きっていつも言ってるの誰って(;^_^A


ちょっとドキドキしながら登ってきました。


サクシフラージュ・ア・フォイユ・オポゼ。これも今年初めての出会いでした。日本名は何なのか、また日本にも同じものがあるのかは分かりませんが、「サクシフラージュ」とはユキノシタ属のことで、そのうちいくつかの種類は日本にもあるようです。


最後にもう一度水際に下りてきました。次に来るときには多分もう融けてしまっていることでしょう。この谷の先にはいくつもハイキング先があるので夏から秋にかけてまた来る可能性は大です。


メインの大きな部分よりも少し高い位置にある湖。


湖たちにお別れしてそろそろ駐車場まで下りていきます。


こちらから下りることになります。


調度登って来られた初老の夫婦があったので写真を撮っていただきました。


どんどん谷を下ります。右のあたりが夏のハイキング道で雪が少ないのでこちらを歩きます。対してスキーヤー達は左の雪が多い斜面を滑り降りてきます。でもこの辺りでも既に土や岩が出てきているので滑りにくいはずです。もう少し先のところで数名のスキーヤーがスキー板を外していました。


森に突入です。まだしばらく雪はありますが・・・


間もなくなくなりました。


・・・かと思えばそのあと2か所ほど雪がしつこく残った場所を通りました。急で幅が狭いし踏み抜いたあとがいくつもあるし、わたし自身踏み抜きそうなので気を抜かずに注意して歩いて行きます。


森の部分にはすみれがあちこちに咲いていました。


駐車場に帰ってきたのは12時過ぎ。朝来た時にも既に10台近く駐車していたのですが、さらに増えています。


爽やかな気持ちのいい山道を下りていきます。


朝のうち神々しい光に包まれていたシャルトルーズ山塊が正面に。


自宅までたった1時間40分かそこそこの道のりですが、途中のSAでトイレ休憩。無料のタウン誌が置いてありました。いや、タウンじゃなくって山ですね(;・∀・)シャルトルーズマグ(マガジンの略)だそうです・・・ハイキング等アウトドア情報が乗っていました。


早い時間にうちに帰ることが出来たおかげで、バタバタすることなく掃除したり料理したりして友達を迎え入れることが出来ました。

まだ雪深いベルドンヌ山塊で再びスノーシュー

スノーシューなしで標高2000mかもう少し位まで半日だけ歩くつもりで来たベルドンヌ山塊南部。1200m台の駐車場で話した山スキーヤーのおじさまたちから「スノーシュー持って行った方がいいよ」と勧められたのですが(車には積んでた)、まさに1400m台から雪が出てきてその少し先からはスノーシューなしでは厳しい量の雪が残っていました。少し前に行ったヴェルコール山塊では同じ標高でそこまで雪は残っていなかったのですが、山や地形によって大きな違いがあるということです。


先ほどまではかなり曇っていたのですが、いつの間にかどんどん晴れてきています。天気予報では昼過ぎまでは晴れ、午後は雲が広がるとのことでした。
表面が融けだしたクロゼ湖(1974m)の畔を散策したのち、もう少し谷の奥まで歩くことにしてここまで進んできました。これは振り返った景色。
ここはラ・プラの谷と呼ばれ、湖がいくつもあり夏は特に多くのハイキング客が訪れる人気エリアです。


先ほどはこの辺りから山スキーヤーさんがひとり滑り降りてきました。


やたらお腹が減ったので立ったままちょっと休憩、イチジク入りシリアルバーでエネルギー補給。スーパーの一番安いやつなんですが、結構おいしい(*^^*)


後ろから熟年山スキーヤーさん達が歩いてきました。通りすぎつつ声を掛けてくれます。「君、早起きだね。山小屋(すぐ近くにある)に泊まった?」「ほら、ようやくお日様出てくるよ」みなさんエネルギッシュに登っていかれます。ちなみにわたしはこちらではなく右側(山小屋方向)に少し進んで折り返すつもりでいます。今日はうちに晩御飯食べに友達が来るのでその準備で早い目に帰る予定です。


4人組スキーヤーが進んで行ったこちら側のそのデコボコを越えた辺りにふたつ連続で湖があります。先ほどのクロゼ湖の雪融けがもっと進んでいたら、上のふたつの湖も融け始めているかもしれないから行ってみようと思ってたのですが、1900m台の湖がようやく周りの部分だけ融けだしたところということは400mも高い位置にあってしかも山に守られるような形で囲まれている地形の湖が融け始めているわけがありません・・・今年は本当に雪が多かったので、湖が融けるのがかなり遅くなっています。


分岐が見えてきました。


ラ・プラ峠(2163m)です。


ここで折り返しにしようかと思ったんだけど、あとほんの少し歩いてもいいかな・・・


ああっ、雪さえなければ次の湖あたりがちょうどいい行き先だったのに・・・雪深い中アップダウンが多い地形はキツ過ぎます。しかも肝心の湖は雪が積もったままという。。


眼下にはラ・プラ山小屋が。人影が見えています。冬の間管理人さんはいないでしょうが、鍵は開いていて小切手を置いて行って使えるという山小屋は多いので、泊った人たちなのかもしれません。


この分岐のあたりにいると、別の山スキーヤーさん達が歩いてきました。全員に聞かれました。「山小屋に泊まったの?」スノーシューのくせにこんなに早くに峠まで来ているからそう思われたのかもしれません。山スキーヤー時刻にわたしも出発してますから(^▽^;)


きりのいいちょっと小高くなっているところまで来ました。ここが本日の頂上でいいか・・・雪が融けているので座って休憩しようと思えばできる、景色もいい理想的な場所ですが、何度か立ったままとはいえ休憩しながら登ってきたので特に疲れてもいません。何か食べるにしてもさっきシリアルバー食べたばかりでお腹も空いてないし・・・
とりあえずクロゼ湖まで戻るか。。


と、歩き始めると間もなくソロの山スキーヤーさんが正面から歩いてきたので道(トレース)を譲るために少し高い位置を歩きながらすれ違おうとしました。
で、また定番のセリフ「おはよう。もしかして山小屋に泊まった?」「いえ、早起きなだけです💦」「どこ行くの?」「午後予定があるからもう往復しつつあるところなんですよ。あなたは?」「いやー決めてないんだよね。ところでここって標高いくらくらいかな」「2200くらいですね」「あっ、そんなに来てたんだ。じゃあクロワ・ド・ベルドンヌ行けるかな」・・・クロワ・ド・ベルドンヌは2900m台のベルドンヌの最高峰のすぐ隣に位置する頂上。夏山でも結構ハードという位置づけでわたしも昨年7月に登りましたが、雪の少なかった去年でさえ残雪が結構ありました。麓の水溜りのようないくつかの小さな湖の氷がようやく融けつつあったのでした。きれかったな~。しかし、すげー・・あんなとこアドリブで登っちゃうんだ・・・


トレースを譲るために高い位置を歩いていたので変なところにいるわたし(;^_^A
ちなみにこの日出会った山スキーヤーさんの中で一番カッコよかったです(≧∇≦)


別れを言って湖まで戻ろうとして、フト・・


山スキーヤーさんが進んで行った方角に滝が。
ちょっとそれだけ見に行こか。いや、決してイケメン山スキーヤーさんを追いかけようとしたわけではありません(^▽^;)ストーカーかと 勘違いされないように、2、3分待って彼が少し遠くまで歩いてから滝の方に向かいました。は~っ、なんて気を遣うわたし。。。


シャワシャワザーザーと雪融け水で勢いよく流れています。クロワ・ド・ベルドンヌに登った帰りにこの辺りを通ったときにちょっとハイキング道見失ってこの滝のすぐ横から下りてきたのを思い出しました(ほんとはもう少し離れた場所を通るはず)。ここまで水量は多くなくちょろちょろとしか流れていなかった気がします。


えーと、ここの方がさっきの「本日の頂上」より若干高いので改めてこっちが「本日の頂上」ということで(;'∀') 


すぐ足元に雪が融けた場所があり、今シーズン初のプルサチーユ(多分日本名ツクモグサ)に出会いました。このあといくつも見るのかと思ったのですが、この日はこのひとつだけでした。滝のとこまで来てみてよかった(*´ω`*)


さて、今度こそクロゼ湖まで戻り始めます。


滑り降りられるところはもちろんお尻で(;´∀`)


谷なので大半は雪に隠れているけれど小川があったり水溜りがあったり。一部、お日様のあたりやすい部分は雪が融けていました。


湖のすぐ上の急な斜面をトラバースするところに戻って来ました。


少しづつ下りながら湖の畔に近い部分に近付きますが、最後の水際はめちゃくちゃ急傾斜なのでギリギリまでは下りられません。


ここら辺が限度というところに下りて気ました。


狭いけど座れるし、サクラソウまで咲いてるので(#^^#)ここで休憩することに。



最終回に続きます。