randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ピック・デュ・ラック・ブラン(2980m)へ

子供たちと湖の畔でお肉を焼いて食べた後は、ひとり近くの山頂まで往復します。彼らはそこらへんで湖に石を投げたりしてまったりと過ごすほうがいいらしいです(;´Д`)


子供たちとご飯を食べたのとは反対側の畔まで歩いてきました。道があるはずなので探しつつとりあえず登っていきます。


ありました、細いけどこれ道です(*‘∀‘)


紅葉しきったブルーベリーの葉。少し実が残っていました。


このあたりはまだ草が結構生えていますが、少しずつ岩と石のゴロゴロしたゾーンになっていきます。


途中、いくつか名前は地図に載っていない小さな湖がありました。これは唯一近くを通った湖。他は少し上った後に「あ、あそこにも湖」という風に見つかる感じでした。


奥の稜線を歩いて行くみたいです。


雪もところどころにしかありません。でも先週は寒くお天気がずっと悪かったのでこの日から1週間後に当たる今頃は数十センチ積もっていることだと思います。


真ん中らへんが低くなっています。どうやらあれが峠のようです。


斜面を登っていくと奥から3つセットのエギーユ・ダルヴが現れてきました。うちふたつが3500m台と高いし形が特徴的なため色んなところから見えます。


奥にはエクラン山塊。バール・デ・ゼクラン(4102m)、ぺルヴ―(3946m)、レ・ザニョー(3664m)などスターが勢ぞろいです。


ここで一組の中年カップルとすれ違いました。ご飯を食べた湖に少し人がいた後は誰にも会っていませんでした。頂上まで行ってきたそうです。峠の少し後からモン・ブランが見えるよ、と教えてくれました。


稜線にたどり着きます。


振り返って。


峠に到着しました。


この後黙々と岩々の稜線を歩いていくと・・・目の前で何かが動きました。


あ~っ、オコジョです💙
細っ!ちっちゃ!!


で、動き早っっ!!


しばらくウロチョロしたあと、岩と岩の間にささっと入っていきました。


ケラ山塊、そしてイタリア。中央でとんがっているのはロッシュブリュンヌ(3320m)ケラ山塊最北端になります。左の方で出っ張ってるのはモン・ヴィソ(3841m)。南仏を代表する山です。モン・ヴィソ山小屋はフランス側ですが頂上自体はイタリア側になります。山小屋までは去年のちょうど今頃スノーシューで歩きました。
右下にそこそこの大きさの湖が見えています。地図を見るとラック・ロン(Lac Long)という湖のようです。


稜線の途中にあったケルン。まだ頂上ではありません。


ところどころ残る雪。


この秋いくつか登った3000m級の岩稜よりはずっと穏やかで怖いところがない稜線です。


もう少しでしょうか・・・


先ほどすれ違ったカップルが言っていた通り、モンブランが奥に見え始めました。
ということは手前はヴァノワーズ国立公園のようです。


お、いきなり右の眼下にかなり大きな湖が(@_@。
これがこの山の名前のもとにもなっている「ラック・ブラン」でした。白い湖・・・出た!手抜きの命名・・・もう今までいくつ出会ったか分からないくらいたくさんある名前の湖です。


この稜線から下りて行けるようです。その場合大きく周回することになりますが、夏など気持ちよさそうなコースです。


最後は岩々地帯です。


湖から500mほどの高低差なので侮っていましたが案外遠い・・・
さすがにこの先の丸い辺りが頂上のようです。


着きました~
ピック・デュ・ラック・ブラン(2980m)頂上\(^_^)/



次に続きます。


今年初めての雪の中でのハイキング(後編)

2日前の金曜日に出掛けた半日お気軽ハイキング記です。お天気もいまひとつ、午後はデラックスな代車でドライブしようとうちから1時間半で行けるヴェルコール山塊北部をチョイス。駐車場1200m台、目的地の峠1700m台ですが先週降った雪がかなり積もっていました。


峠でちょっと晴れてくれた後はまた曇り空。峠の後にオプションで考えていた山頂には行かずに駐車場に向かって下り始めました。
山の斜面を下りたら後は森の部分です。雪が降ってあまり経ってないため、木の枝や葉っぱに雪が積もったままで幻想的な美しさでした。


雪はあまり好きではないんですが、シーズンに突入してしまったからにはそうも言っていられません。何せ1年の半分は雪があるといってもよいわけですから(山にもよりますが)、それなりに満喫する心構えでいます^_^;


ノルディックスキーのコースと交わります。今はまだオープンしていませんが、スキーヤーがいる時はコースは立ち入り禁止になります。交差する部分は気を付けて通過するよう呼び掛けてあります。


右側の高く平たいのがノルディックスキーのコース。
今歩いてきたハイキングコースは交差して左側の奥に進んで行きます。


もうじき森から出て草原地帯、それを30分ほど歩けば駐車場です。


駐車場に出てきました。見慣れない子がポツンと待ってます。何度か運転してだいぶ慣れてきました。本当ならこの日の夕方修理が終わった自分の車と取り換える予定だったのですが前日夕方に「火曜日に来てもらえますか」と電話があり、週末もお供してもらうことに(;'∀') かなりお天気悪そうなので(この日よりもずっと)大してどこにも出かけないと思いますが・・・


しかし、このお天気(;´Д`) すてきなドライブコースがここの近くから南に続いてるんですが、景色が見えなければ楽しみも半減です。天気予報では若干回復に向かうみたいなことだったんですがだめっぽいです。


少し考えて、ドライブコースに行くのは止めて(しかもうちと逆方向だし)、単に高速を通らずに地道の田舎を運転して帰ることにしました。
どっちみち初めのうちは山道、しかも峡谷になっているのでそれなりに面白いです。そんなに長く続かないのが残念ですが。


峡谷ロードの最後らへんに以前2度来たことのあるチーズ農家があります。寄って行くことにしました。


お昼前だったので、農作業から帰ってきたご主人がトラクターで敷地内に入ってきました。これは農家の建物の一部でブティックになっている部分です。「中から鍵を開けますから待っててください」と言われしばし待機。


わーい\(^_^)/
ここはオーガニックでやっている酪農家でめちゃくちゃおいしいのです。春頃に今日歩いたのよりもう少し奥の辺りでスノーシューをした時以来です。友達と帰りにここに寄ったのでした。味を思い出すとワクワクしてきました。


まずはこの農家オリジナルのハードタイプのチーズ、ラピーユ(農家の名前がそのままチーズの名前になっています)を3切れお願いしました。めちゃくちゃ味わい深くて友達や職場のチーズ好きフランス人にも食べさせましたが、皆ムムムと唸ってました(;´∀`)


それと、この地方で昔から伝統的に作られているブルーチーズ、「ブルー・ド・ヴェルコール・サスナージュ」を同じく3切れ。優しいながらブレのないしっかりした味わいです。


えーと、他には・・・

そうだ、これもおいしかったんだ。サン・マルスランというこの地方のスペシャリティに似たチーズ。ひとつ1,3ユーロと激安です。4つ包んでもらいました。


他にフェッセルと呼ばれる水切りしたばかりの生チーズ、ちょっとヨーグルトみたいな感じですが乳酸菌ではなくレンネット(天然の凝固剤)で固められています。作りたて豆腐と共通点があるように思ってしまいます(^^;


一応山の中にいたので下界まで下りていきます。駐車場からだと1000m以上は下りるわけで・・・思っていたドライブコースには行けなかったけど、こんなんで満足しとくことにします。


高速には入らずに久々に地道から帰ります。
小さな村を通過すると2軒ほど農家の看板が~~時間に余裕もあるし、ちょっと寄って行くことにしました。通り過ぎてしまったのでそのうち1軒にUターンしました。


入り口に無造作にかぼちゃというかウリというか食べ方がよく分からないでいつも無視してる野菜が置かれていました(;・∀・)


「押してください」のブザーを鳴らすと、あり得ないほどの騒音でベルが鳴り響きめっちゃ心臓止まるかと思いました(@_@) 農家なので離れたところで作業してても聞こえるようにということでしょうが、近所迷惑もいいとこだと思います(・・;) 今の時代、携帯電話の番号でも書いてるものなのですが・・・
ブザーの効き目があり💦おばあちゃまが間もなく出てきてくれました。


お目当てはこれです(*^▽^*)
この地方(グルノーブル周辺)はクルミの産地なのです。小粒ですが薄く硬い殻の中にギューギューに実が詰まっていて、甘味のあるクルミです。クルミとしては唯一AOP(原産地呼称制度)で保護されています。殻のままなら長持ちするものなので2キロのネットのものを買いました。9ユーロ(キロ4,5ユーロ)で値段も安い目です。お菓子に使ったりサラダに入れたりします。子供たちも大好物なのです。


これは別の日に撮ったものです。日本でも高速道路に通過する町の名物や観光名所のイラストの看板がありますよね。グルノーブルが近くなるとクルミのイラストが出てきます(*‘∀‘) しかも今よく見るとクルミのバックは山でした。1枚の看板に色々情報盛り込んでみたんですねー。


クルミや野菜も少し売っていますが、基本はサン・マルスランを作っている酪農農家だそうです。中くらいの熟成のを4つ買いました。


こちらは切り売りのチーズ。見たことがなかったので試しに半分ほど切ってもらいました。


(ピンボケしててすみません💧)
うちに帰って食べましたが、思ったよりもクリーミーでおいしかったです。


さてさて、お土産も十分買ったことだしもう寄り道しないで帰路につきたいと思います。


うちに帰って。2軒の農家からやって来た方たちに勢ぞろいしてもらいました。集合写真にクルミさん達だけ声を掛けるのを忘れてました(^^;



おまけ。
うちのアパートの地下駐車場。狭いのでうちの子より大きいよその子を入れるのには緊張します。

はーーもう、ドキドキ。もちろんカメラが付いてるんですけど、自分の車には付いてないから見方がよく分からんというか・・・障害物が近いときに鳴るやつも始終ピーピーいってるから、いつほんとにヤバくていつほんとにぶつかるのかが分からなくて、結局いつも通り自分であちこち見ながら入れます💧
今朝(日曜朝)いつも行くマルシェに行きましたが、路駐で縦列するのも同じで自分の車が入るかは分かるけど、この子が入るのかどうかがイマイチ分からない・・・で、確実に大丈夫そうな空車スペースを探すのにグルグル回る羽目に(;´・ω・)


あーもう、町で車停めるのほんと大変・・・
でもフランスだけじゃないですよね。日本の実家の周辺もめっちゃ道細いし、すれ違えないところも何か所もあります。そして駐車するのにもこんな大変な思いをされておられる方もあるので、文句は言えません。。。
👇実家の近くの駐車場にて。

ほとんどこすってるやん!って思うけど、ボディに傷ひとつありません。お見事・・・



次回から子供たちと出かけた山小屋2泊3日ハイキング記に戻ります。








今年初めての雪の中でのハイキング(中編)

お天気がイマイチだった昨日、片道1時間半のヴェルコール山塊北部に午前中だけのお手軽コースへハイキングにやってきました。午後はもうじき返さないといけない6速まであるスポーティ&デラックスな代車・新型シビックを満喫するためにドライブの予定です。


標高1736mのアルク峠に着いたのは9時50分。1266mの駐車場から1時間20分でした。


登ってきた方面。こちら側にまで雲海が広がっているのは珍しいです。


南東方面にはデヴォリュイ山塊が雲から飛び出ています。最高峰のオビウが一番左端、もう一つの高い出っ張りは山塊2番目に高いグラン・フェランです。
まだブログにアップしていないのですが、2週間弱前にグラン・フェランのすぐ麓の辺りをハイキングで歩きました。そのあと2、3日後に子供たちと2泊のハイキングに行ったのでそちらを優先して書き始めてしまいしたが、そこも一味違う面白いところだったのでハイキング記を後日アップするつもりです。


峠のすぐ南へと続く山肌に沿った細い道を歩いてどんどん南へ向かうことができますが、幅がめちゃくちゃ細いところも多いので雪のある時は危ないです。


北東方面。グランド・ルース山塊。


手前の岩壁はここから30~40分ほどで登れるピック・サン・ミシェル(1966m)の一部です。


その奥にはモンブランが✨


こちら側、登ってきた方面は小さなスキー場、ランス・アン・ヴェルコールのゲレンデが見える辺りですが、今日は雲の中です。


暖かいものでも準備して一休み、と思って準備していると・・
あれれ・・・ガスが広がってきてしまいました。


半日コースのつもりではいても、予定がどう変わるか分からないのでにゅう麺でも食べられるように素麺を2束と他に2、3材料を持って来ていましたがさすがに今はまだ早いのでおやつ休憩です。
大好きなクランベリー入りビスケットとブルーベリー入りシリアルバー。ドライフルーツ好きなのです(^^;)


それとコーヒーかココア、と思ってたんですが、むしろ塩味系のものが欲しくなってきて食料袋から取り出したのはこれ( ̄▽ ̄;)
日本のおいしい春雨スープ、温まるチゲ味♡ 大きな袋に色々な風味のが入ってましたがこれが一番おいしくて全部チゲ味でもよかったと思うくらいです。
軽いものなのでインスタントスープや飲み物類は いつも余分に何種類か持って来ています。休憩時間が楽しくなります🎶


意味不明な食べ合わせのおやつタイムです。


さーっとガスに包み込まれたので、またさーっと晴れてくれるんだろうと高をくくってましたが、一向に晴れてきません。最高に明るくてもこのくらいの感じです。


15分間ほど休憩タイムで座っていましたが、むしろガスは濃くなってきたようです。「雲海キレイ~」とか言ってましたけど、どうやらわたしも雲海の中に入ってしまった様子です(~_~;)
動かずに座っていたら寒くなってきました。休憩のあとピック・サン・ミシェルに登るつもりだったんですがこれでは全く視界もなさそうだし、もうさっさと下りることにしました。


このくらいズボズボです。
スノーシューなくても歩けるギリギリの積雪量でした。


ガスの中で視界がないので、さっき歩いた自分の足跡をたどって下りていきます。


自分の足跡しかないので間違えようがありません(;´∀`)


森ゾーンに戻ってきました。


久々に見る雪景色。残雪の雪は夏の間でも見ることがありますが、積もりたての雪の中を歩くのは5月に季節外れの積雪があった時以来(正確には先週日曜に山小屋から下りる時も雪の中でしたが)です。


前編、後編でいくつもりでしたが案外写真を撮っていて長くなりすぎるのでこれを中編としたいと思います。