フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

山とワイン

寝たきりで2週間半の入院ののち自宅での車椅子生活に入って3週間が過ぎました。
両足首の骨折で家事や料理はほとんど出来ません。退院が息子たちの学校の休みにうまく重なり気味だったので頼り切っていましたが、先週から長男は研修、次男は今週から高校の授業が再開。宿題も多くて家事が重荷になってきているのが分かります。


もともと友達は多い方ではなく、山にハマってからというもの人付き合いがさらに悪くなってしまいました💧
でもその数少ない友人たちが差し入れを持って時々お見舞いに来てくれます。日本でお見舞いの定番というと、ちょっとしたデパートのお菓子とかメロンなどの高級フルーツといったところでしょうか?


気の置けない友達の顔を見て話をすると元気になる気がします。手土産も嬉しい!彼らのセレクションは見栄えの良い手土産というよりかはダイレクトに役に立使い勝手の良い食料品だとか手料理です。
例えば、おしゃれなマカロンの詰め合わせをもらったとすれば、それはもちろん嬉しいけれどあくまでも嗜好品なので食事のプラスにはなりません。家事料理ができなくて困っている、子供たちの負担が大き過ぎて気の毒に思ってるわたしは実用品の方がさらに助かります(*^▽^*)
以下最近もらった差し入れの一部です(^^♪ 写真撮り忘れたものも少しあります・・・


日本人の友達がコロッケを始め色んなお料理を作ってきてくれました。どれもたっぷりと量があるのが親切(*´ω`) 他にラタトゥイユ、ラザニア、茹でたグリーンアスパラ。他にリンゴやキウイもありました。彼女は前回は手作り餃子をたっぷり持参して来てくれました😊


便利な食品や日用品。そのまま食べられるスープや缶詰、パスタのソースなどです。
ウエットティッシュやメイク落としシートは洗面所が使いにくい今は助かります。買ったことがなかったドライシャンプーも。色々考えてセレクトしてくれているのが分かります。


日持ちのする天然酵母のおいしいパン。うちの近所にはおいしいパン屋さんがないので本気で嬉し~~


マルシェでしか買えない生産者が直接売りに来るチーズ。とろりと食べ頃でうっとり。


友人夫婦が手作りのクスクスとサラダを持参でランチに来てくれました。クスクスはたっぷりとあって晩御飯にもいただきました。


デザートにはイチゴひとパックと、クリームと砂糖のタルト。ブリオッシュ生地を薄く延ばして焼いた素朴なお菓子ですが、生地自体の味がとてもおいしかった!


昨日は同僚で山友のS君が仕事帰りに寄ってくれました。仕事場の話、彼が今週末から3週間バカンスで行くアメリカの話などで盛り上がりました。あ~早く仕事にも復帰したい・・・
膝やら手やら骨折したことのあるS君。面白おかしく自分の体験談を披露してわたしを安心させようとしてくれる気づかいが嬉しい😊

入院生活中、そして車椅子での現在の生活を精神的に支えてくれているのは彼らの思いやり、そしてここブログを通じて交流させて頂いている方々の暖かい激励のメッセージです。本当にありがとうございます。


さて、先日は「お山とビール」というテーマで写真を集めましたが、当然今度はワインです。


ユバイ渓谷、2018年11月
昨年秋初めてのスノーシューハイキングは初遠征先のユバイ渓谷にてでした。これは2日目。前日は約半年ぶりのスノーシューで疲労困憊の上、寒いわ風強いわでランチする機会なしに下山だったのでこの日は少し上がっただけの日当たりの良い稜線上でゆっくりとお昼にしました。


ピエモンテ地方、2018年10月
昨年度最後にテント泊しに南仏ケラ山塊に出かけたときのお昼ご飯。峠の反対側、イタリア側に下りてチーズフォンデュをしました。念願の初・野外フォンデュでした。


ヴァノワーズ国立公園、2017年12月
山友Aちゃんとスノーシューハイキング。夏にブルゴーニュを訪れた際に購入のサシャーニュ・モンラッシェ。いつもよりも高級ワインです。


ヴェルコール山塊、2016年5月
残雪のまだ多い時期に友達とハイキング。マーモット同士がプロレスや相撲をするのを見ながらの楽しいランチでした。


グランド・ルース山塊、2018年1月
Aちゃんを含む数名でスノーシューハイキング。持ち寄りでワイワイとご飯でした。


同僚S君と3131mのとっても怖い山から下りてきた後、2800m台の地点にある氷河湖でホッと一安心ランチ。焼き肉にパスタにテリーヌにチーズ、デザートには地元のパン屋さんで買ったリンゴのお菓子と自宅のご飯以上に充実した内容(@_@)


ボーフォータン山塊、2018年4月
またまたAちゃんとスノーシューハイキング。わたしのお気に入りの山頂に行きました。



バスク地方、2018年3月
スペイン国境に近いバスク地方に遊びに行きました。友達と友達の犬とでお山を散歩&ピクニック。


メルカントゥール国立公園、2017年6月
3泊4日のハイキング旅行をした初遠征の南仏メルカントゥール国立公園。2泊目の山小屋で二人組の女の子が持参のワインを振舞ってくれました。オープン1週間前で管理人さんがまだいない山小屋の宿泊客はわたし達3人だけ。雪融けの美しい湖のほとりにある山小屋での滞在を楽しみました。


エクラン国立公園、2018年8月
ロータレ峠からすぐのテーブルでS君とディナーピクニック。8月半ばで日が短くなりつつある時期でしたがまだギリギリセーフ、これで19時くらいです。


ピレネー国立公園、2018年5月
駐車場に向かう途中通りがかったワイン農協で試飲&購入した赤ワイン持参で1泊ハイキングに出かけました。


セルス山塊、2017年11月
子供たちと3人で山小屋の離れに泊まらせてもらって2泊でハイキング。わたし達の他には利用者はおらず、悠々と使わせていただきました。


ブリアンソネ地方、2018年8月
S君とテント泊。ツール・ド・フランスでおなじみのイゾアール峠の少し下の森に陣取りました。峠付近は風が強すぎて断念しました。わたしにとってはフランスでの初テント泊でした。これに刺激されて1週間後にはテントを購入という流れになります😅


ブリアンソネ地方、2018年8月
初テント泊の翌日はかねてから登りたかったロッシュブリュンヌ(3321m)へ。期待通りのパノラマ、ガレガレ岩々ザレザレの山容に大満足✨昨年度一番楽しかった山かも知れません。このワインはよく寄るチーズ農協で買います。よって山での登場回数も多いです(^^;)


ボーフォータン山塊、2019年2月
AちゃんとPちゃんと女3人組でスノーシューハイキング。ワインの産地としては知られていないオート・ザルプ県の赤ワイン(品種はシラー)はこの少し前のハイキングの帰りに現地で購入したものです。シラーにしてはパンチがないぼやけた味で一同シラーっ。(ダジャレ言ってみました。ターボさん、平野育ちさん、採点お願いします)


タイユフェール山塊、2019年1月
子供たちと避難小屋で長男の19歳の誕生日会をしました(*^▽^*) フォンデュに合わせたのは5、6年前から通っているジュラのお気に入りの生産者のものです。


アルヴ山塊、2018年12月
お馴染みメンバー、Aちゃん+S君とスノーシューハイキングでした。新雪でヘトヘトになりました。


セルス山塊、2018年8月
S君とグラン・ガリビエ(3228m)へ。少し下でリタイヤして待っていた次男のところまで下りてランチにしました。


ケラ山塊、2019年1月
元旦から次男と2泊で出掛けたお正月スノーシューハイキング。持参したイタリアのスパークリングワインをお屠蘇代わりに山小屋のテラスでいただきました。



今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

足の中に入っているもの

退院して車椅子生活を始めて今日で3週間になります。1週間後には退院後初めての診察(「SOSドクター」の訪問医や先週の救急は除く)を控えています。
ハイキング中の怪我で骨折した両足首のうち、複雑(開放)骨折の左に付いている固定器具がまず印象的だと思います。わたしだって手術の麻酔から目覚めたときはビックリしましたから💦


レントゲンで見るとこうです。踵とくるぶしの間の2本は貫通してます:(;゙゚'ω゚'):


でもわたしの人造人間ぶりはそれだけではありません!見えないところまでメカニックな仕組みになっているのです。


退院時にもらったレントゲンです。黄色は骨折してる部分。はい、2本です・・・
多かれ少なかれいつも痺れを感じるし、どうも不自然な感覚だなーと常に気になっていますが、それも当然。外側だけでなく足首内部にもこんなに色々入ってるんです。比較的軽傷の右足首内部にもネジひとつが埋め込まれているそうです(-_-;)
1日も早くメカシステムなしの人間に戻りたいです。



今日のテーマ「放牧の牛」骨折→カルシウム→チーズ→牛さん、というごく自然な?連想ですね♪


先日は夏にハイキングをしていると時々出会う放牧の羊の写真を見ていただきましたが、放牧といって普通想像するのはむしろ牛かもしれません。放牧の時期は羊と同じくらいで乾燥した土地でも順応できる羊に比べて牧草が青々とした緑のゆたかなエリアで放牧されてます。


ヴァノワーズ国立公園、2015年6月
牛の放牧といって思い浮かぶ場所のひとつがヴァノワーズです。子供たちと初夏に山小屋に1泊して周回した思い出のハイキングです。


エクラン国立公園、2017年7月
子供たちと3日間でハイキングをした際、1泊目の山小屋から2泊目の山小屋へと向かう最中、牛さん達が後ろから歩いてきました。
全体的に乾燥した土地が多いエクランですが、谷を隔ててセルス山塊と接しているエリアは緑が豊かで牛の放牧に適しているようです。


ボージュ山塊、2016年6月
全国的には知名度が低いボージュ。あまり高い山はなく、なだらかな山中心で牛の放牧が盛んです。


ボージュ山塊、2016年8月
これもボージュ山塊。手頃なハイキングコースもたくさんあるし近いので時々来ます。子供たちと初めてハイキングに来たのがこの地方で、その時民宿のご主人が連れて来てくれた農家で毎回チーズを買って帰ります。


ボージュ山塊、2016年8月
サヴォア地方の伝統品種、タリーヌ(タランテーズ)。搾乳量は少な目ですが質の高いおいしいミルクを出します。
放牧期間は山にお花が豊富な時期。お花が混じった牧草を食べた牛さんのミルクからは香り高いとびきり美味しいチーズが作られます。


オート・タランテーズ地方、2018年7月
タリーヌともうひとつのサヴォア地方の伝統品種は顔が白いアボンダンスです。タリーヌに比べて目つきが悪いのが特徴です。共にサヴォアが誇るとってもおいしいチーズ、ボーフォールを作るのに使われる品種です。
子供たちと1泊ハイキングした時でしたが翌朝には日本に里帰りするというのに帰りに農協でどっさりとボーフォールを買い込んで帰りました。


ボーフォータン山塊、2018年9月
ボーフォールは作られている地域が比較的広いのですが、その名前の由来にもなっているボーフォータン山塊でも盛んに作られています。ボーフォールに限らず、チーズが作られている地方にハイキングに来たら必ず買って帰ります。


グランド・ルース山塊、2017年8月
牛さん達はハイキング道の上に堂々と寝そべっていたりもします∑(゚Д゚) ガンつけられてる次男。横から迂回しなさい、って次男に言ったのですが間もなく彼方からどいてくれました。


セルス山塊、2018年7月
相変わらず牛にガンつけられてる次男。「子牛だから怖くなかったよ♪」


1枚上の子牛さんから少し離れた場所に大軍が居座ってました。遠くから見ると白い岩がいっぱいあるように見えていました。


アルヴ山塊、2017年9月
タリーヌ(右)とアボンダンス(左)にガン見されてるわたし。


セルス山塊、2017年7月
こちらの方たちからのプレッシャーもすごいです。そそくさと通り抜けます。


ボージュ山塊、2017年9月


アルヴ山塊、2017年8月
牛さんたちは綺麗好きなので仲間同士でペロペロしているのを時々見かけます。可愛い(*^^*)


アンバン山塊、2017年10月
2500mくらいの地点だったと思います。通常はもうとっくに標高の低いところに下りている時期ですが、この年は非常に暖かい秋でしたので放牧期間を延長している農家も多かったようです。1泊して周回で帰る途中、この辺りから道が薄くなってきて全く見えなくなりかなりウロウロしました。地図と見比べて大体の方角に行くと何となく道の形になり、何とか続きを進みましたが、人気がないエリアのようで羊飼いさんひとりを除いて誰とも会うことのない孤独な、でもとっても美しい秋の1日でした。


モン・スニ山塊、2017年9月
お気に入りの1枚です。
山塊最高峰3612mを含む3300〜3600m台の山頂7つを結ぶ10kmの岩稜歩き(コース全体は17km、高低差1900m)からの帰り、道を見失って適当に下りてきてようやく道に交わった後に出会った牛さんたち。この写真を見るだけでその時のホッとした気分を思い出します😅
わたしのハイキング史上(ってたった4年)5本の指に入るしんどい(でも同じくらい美しい)ハイキングでした。



今日も長々とお付き合いくださってありがとうございました。

山とビール

昨日は親しい女友達ふたりがお昼ご飯を持ってお見舞いにやって来ました。車椅子生活では料理を作るのは難しいので、何か持って来てもらえるのは正直、助かります(*^^*)


友達のお父さんが田舎で摘んできたというスズランを持ってきてくれました。フランスでは幸運を呼ぶと言われ、5月1日に親しい間柄で贈り合う習慣があります。イースター菓子の記事は数日遅れでしたが、こちらはフライング気味です( ̄▽ ̄;)


飲み物はわたしが用意しました。お山の帰りに買った地ビールは白ビールとジェネピ(高山植物)風味。そちら方面の山小屋で時々出てくるメーカーです。色々なビールを知っている彼女たちのお眼鏡にも叶いましたヽ(^o^)


ワインは南ブルゴーニュのリュニー村の農協で買った白。シャルドネ特有の華やかさとブルゴーニュらしい複雑さを併せ持ち、全体的によくまとまっていてワイン好きにも特別そうでない人にも受けが良く値段も手頃なので10年以上前から時々買っています。


そんなわたしセレクションの自信の品々を出してきたというのに、わたし自身はコントレックスですよ( ̄◇ ̄;)カルシウムが多くて骨に良いと骨折関係の記事にありました✨アルコールは逆にあまり良くないらしく、現在禁酒中なのです…


友達が持って来てくれたのはパエリア、赤キャベツサラダ、バゲット、アプリコットのタルトとチョコレートでした。チーズだけうちにあったのを出しました。残念ながらおしゃべりに夢中になり過ぎて食事中の写真が一切ありません。先日、病院ではあんなに撮ったというのに💧



ビール繋がりで(かなりこじつけ)今日はお山で撮ったビールの写真をいくつか載せたいと思います。


エクラン国立公園、2016年8月
先日の氷河のテーマの時に登場したピラット氷河です。すぐ横にある山小屋で注文し、グラスを持って少し散歩しました。


エクラン国立公園、2016年7月
元同僚と2泊で周回してハイキングをしました。日本から戻った翌朝出発というハードスケジュールでした。猛暑の中1300mの高低差を登ったのでビールが格別に美味しかったです。白ビールにレモンが一切れ入っていてさらに爽やかに。


2泊目に泊まったもう少し標高の低い山小屋にて。


セルス山塊、2017年7月
山小屋2泊でソロハイキングでした。
2枚前の写真と同じメーカーのビールです。ここのはとても美味しくてラベルも可愛い!


2泊目に泊ったモン・タボール山小屋にて。前日に飲んだのと同じメーカーの生ビールです。年配のご夫婦と夕食前のひと時をおしゃべりしながら過ごしまし
た。


2018年7月、セルス山塊
子供たちと長男の彼女と4人で2泊3日でハイキング。1枚上と同じ山小屋ですが、駐車場も違えば距離や高低差も前年ひとりのときと比べると半分ほどのコースを組みました。(^^;)
パリからおいでの二人組の男性とビールを飲みました。自分の歩いたコースの話をしながらおつまみを分け合ったり楽しい時間を過ごしました。


セルス山塊、2018年7月
同じハイキングで2泊目の宿にて。地元サヴォア県のメーカーでしたが、見たことのないビールでした。白ビールが好きなのであるとついつい注文してしまいます。


エクラン国立公園、2018年6月
2年前に泊まった山小屋ですがイギリス人の女性が新しく管理人さんになっていました。同じくイギリス人がすぐ近くの町で作ってる白ビールを注文しました。味わい深く感動✨


オート・タランテーズ地方、2018年7月
子供たちと山小屋1泊で周回コースでハイキング。地元メーカーが好みに作ってくれるという山小屋オリジナルの生ビールを注文しました。おいしかったけど、味はあんまり記憶にありません💦


アルヴ山塊、2018年12月
同僚S君、山友Aちゃんとスノーシューハイキング。このふたり(例え片方だけでも)となら大抵宴会になります( ̄▽ ̄;) S君のエマージェンシーシートがピクニックシート代わりに∑(゚Д゚)


ボーフォータン山塊、2019年3月
友達Dちゃんとスノーシューハイキング。Dちゃんがビールを持って来てくれました。冷え性だからほんとは寒い時はビールは苦手なんだけどせっかくだから飲みましたよ、ブルブル💧


しかもDちゃんは栓抜きを忘れてスノーシューの爪で開けました∑(゚Д゚)


ボーフォータン山塊、2017年2月
ハイキング帰りに通った山小屋で研修を終えたガイドさんたちが一杯楽しんでいたところに招待されました(^▽^;)


ピレネー国立公園、2018年5月
初遠征のピレネーで友達とハイキング。1泊した山小屋にて。


今日も最後までお付き合いいただいてありがとうございました。