randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

南仏メルカントゥールへ(その4)

メルカントゥール初遠征2日目。二つ目の山小屋に移動します。地図に載っている分かりやすい道から行こうと思っていたら一部土砂崩れのため通行禁止になっていて遠回りを余儀なくされます。遠回りする際の目安となる湖まで上がってきました。


Lac du Fer(2541m)


湖のわきからまた少し上がります。
この峠のような場所を反対側に越えると地図上の道に戻れるはずです。


水溜りがいくつかありました。


道も何もないので適当に下りていきます。


石ごろごろ地帯になりました。振り返って見上げた写真。


あ、これは地図に載ってる湖です。


ペトリュス湖(2317m)です。そしてここまで下りてくると自分が合流すべき道がよく見えています。雪の間を通っているのがそれです。


出来るだけ雪の上を歩かずにすむように一番先の方を目指して下りてきました。
先ほど歩き始めた時は「退屈な道だ…」とか思ったものの、地図のどの辺に自分がいるのかはっきり分からないというのはやはり不安なものです。この「退屈な道」に戻って来れてホッとしました(^^;


すぐに分岐がありました。わたしが2泊目するつもりでいる山小屋までは1時間15分です。


この辺りにはキラキラのうろこのようなかけらがあちこちに落ちています。何層にもなっていて、1枚1枚は魚のウロコにも似た半透明の薄い破片で、触るとはらりはらりと剥がれます。石や岩にもラメが入っていて、地べたがキラキラしています。


持って帰ってきた石。こんなにラメが入ってます。厳密な国立公園エリアでは採集禁止なので(石も植物も)その周辺で拾いました。境界線の内外関係なしに辺り一帯キラキラでした。


またいい感じの谷に入りつつあります。


切込みの深い谷です。


遠くから小屋が見えてたので「あれか?でも湖の畔にあるはず…」と思ってましたが、奥の湖は水源地にもなっているのでその関係の国有の小屋でした。


山小屋はもっと上にあります(;´Д`) 


さすがにそろそろだろ・・・湖があるっぽい地形です。


あ~、ありました(≧∇≦)


小屋の下にある湖。1泊目した山小屋よりも標高が高いためか湖はまだ結構凍っています。


このように小屋は小高い場所にあります。もう1時過ぎなので、小屋に行く前に湖の周りでお昼ご飯にしようと思います。


ウロウロして良さげな場所を探します。まあどこでも同じようなものですが(^^;


暑くもなく寒くもなく風もなく外でご飯を食べるには最適な気候です(*'▽')
いただきまーす。



メルカントゥール2日目、今回(その4)で終えたかったのですが長く書く時間がないのでここでいったん投稿します。








南仏メルカントゥールへ(その3)

3泊4日の南仏メルカントゥール国立公園への初遠征。1泊目はシーズンイン直前でまだ管理人が滞在していないヴァンス山小屋(2380m)。宿泊客はわたしの他は途中から一緒に登ったトゥールーズ在住の男性ハイキング客、ニース在住のトレラン青年(ニースはメルカントゥールが位置するアルプ=マリチウム県の県庁所在地)、イギリス人ハイキング客の3人がありました。


山小屋の前にて。5時27分。


山小屋の裏の小川。湖に流れ込みます。


山小屋の食堂から。


今日の予定を考える人たち。右が昨日半日一緒に歩いたレミさん。左がイギリス人ハイカー。


明るくなってきました。小屋の外で朝ごはんにします。カフェオレはもう2杯目。山ではどうしても早くに起きるので2杯も3杯も飲み物を作ることが多いです。


いいカメラで朝焼けの写真を撮るレミさん。


スマホでの限界はこんなところです(;´Д`)


6時45分に山小屋を出発。今日は午前中途中までレミさんと歩くことになりました。わたしは次の山小屋へ向かい、レミさんは下の村でお昼過ぎにイギリス人ハイカーと落ち合う予定です。


滝がごうごうと流れ落ちています。車の騒音みたいにも聞こえます(・・;)


峠までは昨日と同じ道を引き返すことになります。同じ湖でも午後と早朝では印象が違います。


雪どけ直後なのでイワカガミがたくさん咲いていました。


昨日は強風でしたが、今朝は風ひとつありません。湖の表面も波がなく、山がきれいに映っています。


朝の静けさ。といっても昨日の午後もレミさん以外には誰も見かけませんでしたが(^^;


今回もスミレだらけでしたが、青紫の他に白や黄色も時々ありました。


川が滝になっている部分はたくさんあります。


湖の表面も早朝は凍っています。


どんどん登ります。


今度は少し下りますが、昨日は融けかけていた雪が凍っています。結構滑るのでアイゼン履きました。


昨日は凍ってなかった部分が凍っていてびっくりです。一晩で結構凍るんですね・・・


峠に向かって登ります。


もう少しです。


着きました。2509mの地点です。


昨日来たのとは違う方向に下りていきます。


一度ある程度まで下りた後は、道は簡単で単調過ぎるくらいなのですが、たまに雪が残ってる場所があり、夜の間に凍っていたのがまだ硬いままなのでアイゼンがあったほうが安全です。アイゼンを車に置いてきてしまったレミさんにはピッケルを貸してあげました。


しばらく歩くと分岐点になります。そこでレミさんとはお別れになります。
奥に見えるのはモン・ムニエ(2817m)。レミさんは前回来た時に登ったそうです。


分岐に着きました。わたしが向かうラビュオンス山小屋までは2時間半、レミさんが下りるサン・テチエンヌ・ド・チネ村までも2時間半です。


平坦な道がかなり続きます。こんな楽していいのだろうか。。(;´∀`)


またここにも湖があります。


この平坦な道がもうしばらく続くはずだったのが、この先土砂崩れで道が通れなくなっているため遠回りをしないといけない地点がありました。


111と110の間のどこかで土砂崩れが起こった様子です。青い線のあたりを通って110の地点まで行きましたが、これについては山小屋で一緒になったトレラン青年君が説明してくれていたのでどこを通ればいいのか悩まずにすみました。


雪が溜まってる奥と真ん中の2か所の間の盛り上がってる部分の坂を登っていきます。


登り初め。


振り返って。てか下を見て。あまり見ないようにします(-_-;)


常に急こう配です。2泊なのでザックが重い。。アイゼンやピッケルも入っててずっしりしてます。でもテント担いで山登ってる人もいることを考えたら文句は言えません。


だいぶ登ったかな・・・一段落つきそうな予感。。


平たいところを通ります。


おお~また湖が見えてきました。Lac de Ferです。


まだほとんど凍ってます。先ほどの湖からは200mくらい高いところにあるので当然かもしれません。




その3はここで終わりです。その4に続きます。


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南仏メルカントゥールへ(その2)

3泊4日で出掛けたメルカントゥール国立公園。うちから約6時間半かけて標高1200mほどの県道わきに駐車したのが午前11時。2500mちょいの峠を越えてアップダウンを繰り返しつつ標高2380mの山小屋を目指します。途中で出会ったハイキング客の男性と行き先が同じだったので一緒に歩きます。峠を越し谷の奥へと歩き進めます。


湖畔に下りていきます。


湖と湖の間にいちいちアップダウンが入るのは仕方ありません。湖って大体窪んだ場所にあるわけだし・・・


この滝のある高台の部分もアップダウンの対象です(-_-;)


5つ目の湖に到着しつつあります。最終目的地、そして今夜のお宿の山小屋が見えてきました。


湖畔を歩きつつ山小屋へ向かいます。前方はお昼過ぎから一緒に歩いてるハイキング客。仏南西部トゥールーズ在住の30代後半くらいの男性です。


今晩泊まるのは、ヴァンス山小屋。6月中旬から9月中旬までは管理人がおり食事も頼める山小屋ですが、この週はまだ管理人はおらず泊まる人は8ユーロの小切手を置いていって下さい、というシステム。電気や水はありませんが毛布はあるので寝袋を持ってこなくていいし、一般的な避難小屋に比べると隙間風とかなくて寒くないのは助かります。ストーブ用の木のストックはあったりなかったりです。


わたし達が到着するとトレラン目的で来ているニース在住の若い男の子(奥)がいました。手前は一緒に歩いてきたハイキング客。この日は他にイギリス人のハイキング客ひとりとで合計4人泊まることに。


管理人がいない時期の山小屋の利用ルールについてのメッセージ。
山小屋につきものの小動物の頭蓋骨がここにも飾られていました。


南仏で特に盛んなゲーム、ペタンクのボールが置いてありました。


山小屋は水が出ないので小屋の前の小川で水をくむイギリス人ハイキング客。フランス語は全く話しませんでしたが、とっても面白い人でコルシカをハイキングしつつ縦断したあとこちらに来たそうです。


寝室。


食堂の窓からの景色。


イギリス人のお料理セット。ひとりなのにきちんとパスタとか作ってました。いい匂いですね、と声を掛けると味見させてくれ、おいしいですね、と答えるとわたしの分を少し残しておいてくれました(;´∀`)   ジェノヴェーゼソースにタイムを足したものにコルシカで買ってきたという豚のレバーと血入りのソーセージを小さく切ってまぜたパスタでした。ひと癖あるレバーの香りがタイムで調和され、ジェノヴェーゼソースと共にアルデンテのペンネに絡み、とってもグルメな一品でした。スープなどのインスタント物とチーズとサラミというワンパターンのわたしの食事、完敗ですわ(;´Д`)


イギリス人は少し早い目に料理して先に食べてしまったのでわたし達残り3人はそれぞれ準備して3人で食べましたが、パスタのお礼にサラミを味見してもらいました。


夕食後にみんなで外に出た時。8時半過ぎです。


少し後。


おやすみなさい♪ 9時過ぎにはベッドに入ります。




・・・現在も深夜1時が近いのでわたしももう寝たいと思います。
続きはまた明日です。


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