先月末にシーズン2度目のスキーをした時のお話です。
午前中に行ったお山はいまひとつ雪の厚さが足りず、スキー板を傷めてしまいそうだったので、お昼前には村に下りてきて同じ県内の別のお山へと移動することにしました。
村を出発して10分ほどの山道で。あまりに新雪が綺麗ので愛車デミたんの写真を撮影してしまいました。
ひとつ前のブログに書いた怖いトンネル(一車線しかなくてすれ違えない・灯りがない・カーブしていて先が見えない)をいくつか抜けつつ下界に戻ります。
一度県庁所在地のグルノーブルまで戻って、そこからすぐのヴェルコール山塊へと向かいます。先ほどの車の写真の地点は標高1500mくらい。この写真は標高900mくらいの地点で、こちらのほうがたくさん積もっています。同じ県内とはいえ、山によって積もり方が違うんですね。
先週末に次男とハイキングに来たばかりの駐車場に来ました。というのも、その時に登った頂上は、山スキーでも特に難しいテクニックなしに登ることが出来ると聞いていたからです。何度も行っている場所なので土地勘もあるし・・・
それにしても、この違い。ほんの1週間前に来た時の同じ駐車場👇
自然ってすごいなといつも思います。夏から冬に1週間で変化しちゃうのですから!?
さて、冬景色の日の話に戻ります。
スキーの準備をしていると、隣の車の持ち主の兄さんたちがちょうど帰ってきました。
「どうでしたか」と聞くと、全体的には雪はたくさんあるものの、途中の斜面から強風で雪が吹き飛ばされていて岩の表面が出ているところがいっぱいあり、何度もスキーを傷つけてしまいそうになったよ、とのことです。たっぷりと積もっているようでも、冬の初めの積雪は何度も繰り返して積もった雪と違って下地がないため、降ったばかりの軽い雪が吹き飛ばされると、もう下には雪が残っていない、ということになってしまうんですね。
「えーっ、どうしよう・・・こっちはたっぷりと積もってると聞いて来たのに」と言うと、兄さんの一人が「この道路もう少し進むと小さなスキー場になってるよ。まだオープンしてないから好きに歩けるし、スキー場だから岩の出たところを滑らないといけないようなことはないと思うよ」と教えてくれました。
そんなわけで、10分後にはさらに少し道路を上がったところにあるランス・アン・ヴェルコールのスキー場に車を停め、スキーの準備をしていました😅
この町にスキー場があることは知っていたのですが、どこにあるのかは気にしたことがありませんでした。
スキー場の下の辺り。
まだオープンしていないとはいえ、圧雪してあるところが多かったです。
リフトが動いていないので、来ている人は山スキーで登るスキーヤーかスノーシューで散策する人、そしてゲレンデの一番下の辺りでは小さな子供をそり滑りで遊ばせる一家の姿もありました。
この雪の多さです。
モンスターなりかけの木々。
ゲレンデを離れて森の中を登っていくトレースがあったので付いていきます。
特にどこまで登りたい、というのがあるわけではないので適当です(^-^; 要は、そこそこ登って、そこそこ滑って、ちゃんと車まで戻れたらいいか、というくらいのことです。
時々ゲレンデを横切りますが、まだオープンしていないので下りてくる人はほとんどいません。
しばらく森の中を登ったところでお腹が空いてきたのでピクニックにしました。
視界が開けていてパノラマが美しい場所とかいうわけではないんですが、ピクニックに良さげな奇跡的に雪から出っ張った岩があったので(^^;)
東ヨーロッパ製のインスタントスープです。
白いんげんと野菜のポタージュ、だったと思います。このメーカーのはどれもおいしくて、今まで一度もがっかりしたことがありません。
あとは定番の面々です。南仏ケラ地方のチーズ(黄色いの)、山羊チーズ、スモークサラミとパンです。
ピクニックの後はさらにトレース通りに森の中を上がってきました。
雲が結構広がってきています。
こんもりとなった木の間を歩くのはとっても楽しい♪
雲の下から下界の景色が見えました。
リフトの最終地点まで行こうかと思っていたのですが、面倒くさくなって( ̄▽ ̄;)あと少し(っぽい)というところだったけど、滑り止めを剥がして下りる準備をします。だって、この日の午前中にも別のとこでスキーしたしね・・・
森の中から出ます。
途中からはゲレンデを滑って駐車場まで一気に下りました。
車まで戻ってきました。
塩カル汚れが半端ない(>_<)
フロントガラスをガリガリするやつでスキー板の雪を落とします。
帰りに通った峡谷ロード。真冬でもこんなにたくさん積もっているのはあまり見ることがありません。今年の冬は雪が期待できそうです😊
お読みいただいてありがとうございました。