フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

みよん家のスペシャリティ&ベルナシオンのチョコレート

あんまりスキーの話ばかり続いても面白くないかと思うので日常の話題を挟みます。
それぞれに忙しくて揃うことが難しかった仲の良い友人たちを招きました。


生カリフラワーに味噌マヨネーズ&わさびマヨネーズ。
ワカモレ的ディップ(ワイングラスに隠れてるけど)とトルティーヤチップス。
飲み物はビール、ブルゴーニュのピノ・ノワール、ケランヌ(ローヌの谷の赤)です。
ブルゴーニュワインは招いた友達も一緒に買いに行ったことのある生産者さんのものだったので話が弾みました。


ブログを定期的に読んで下さっている方はタイトルから薄々お気づきであろう料理がメインです。


期待通りのチーズフォンデュです\(^_^)/
秋にヨーロッパで一番高いイズラン峠にロードバイクで登った時に、出発地点だったランスブールの町の農協で買ったボーフォールの一部を冷凍していたものを使いました。フォンデュなど火を通して使う場合、チーズは冷凍しても特に問題ないように思います。
ワインはボーフォールと同じサヴォワ県で作られているシニャン。フローラルで辛口、軽やかなワインです。秋にハイキングに出かけたときに直接生産者さんのところで買い求めました。
ワインもチーズも町中の専門店やスーパーでも簡単に手に入りますが、お出掛けしたときに買うとハイキングなりサイクリングなりドライブなりの思い出が鮮やかに蘇って楽しいものです。


お、おいしい(≧∇≦)
コクはあるけどまろやか、ヴァノワーズ国立公園の雄大な山々をバックにした広い放牧地で悠々と草を食む牛さん達の姿が目に浮かびます。
付け合わせにはマーシュのサラダ、キャベツと胡桃と生ハムのサラダ、ルッコラを準備しました。


デザートには友達が持参した手作りのチョコレートシフォンケーキ。
わたしもリンゴのタルトを焼きました。生地も作りました。焼き上がりに表面にアプリコットジャムを塗るつもりだったんですが、ちょうど焼き上がってオーブンから出したときに友達が到着したのでそのままになりました(;^_^A 


グランマルニエに漬けたオレンジピール入りでリッチなお味でした✨


これも手土産、リヨンが世界に誇る老舗ショコラトリー「ベルナシオン」の板チョコです。全部中に何か入ったタイプのものです。真ん中のはキャラメル&ビスケット入りで現在東京などで開催中のサロンデュショコラにも輸出された商品らしいです。


濃厚なおいしさにノックダウンされました(^-^;


別の友達が持って来てくれたテリーヌやスプレッド系の詰め合わせ。
今回は開けなかったのでまた別の機会に味わうのが楽しみです。


お読みいただいてありがとうございました。

お手軽(なはずの)コースで四苦八苦した

お正月前のスキーハイキング記です。


ひとつ前のブログと話が前後しますが、この日はお山地方に住む友人Oさんちに向かいつつ、寄り道して軽くスキー散策をしようと試みたのでした。


ツールドフランスなどで有名なイゾアール峠道の麓の集落がこの日のハイキングの出発地点です。峠道は10月に冬季閉鎖期間に入っており、ここが最終除雪地点なのです。
週末ということもあり、何人ものスキーヤーさんが出発準備をしていました。


以前、秋に車で来た時のイゾアール峠道👇

峠まであと少しという地点。
野性味のある個性的な風景が気に入っている峠道です。


ここは以前にスノーシューで2度登ったことがあります👇

峠の石碑。
2度とも、森の中を通って登り、峠道(道路)を通って駐車場まで下りました。
今日も同じように歩こうかな、と考えて出発しました。


この辺りはクロスカントリースキーのコースになっています。最初しばらくはコースをお借りしますが、できるだけ端っこを歩いて邪魔にならないように気を付けました。


奥に個性的なガタガタの稜線が見えています。
これは、この地方を代表する山、ロッシュブリュンヌの頂上へと繋がっている稜線なのです。昔、同僚で山友のS君と登ったことのある思い出の山です。👇

異国情緒・・いや、異星情緒!?漂うアドベンチャーでいっぱいの最高の山でした。
さて、先月末のスキー記に戻ります。


前に来たのは4年も前なので、どこを通って峠まで行きついたのか記憶があやふやなまま歩いていると、見覚えのある看板が。「イゾアール」とあります。そうそう、この看板の通りに右に曲がったんだった♩


そうそう、こういう摩訶不思議な木が混じった森に入っていったんだった・・・


前回はもっと早い地点で川の右側に移動していた気がするのですが、渡ることのできる場所が見つからないまま、だいぶ上流まで来てしまいました。
ここら辺でもスキーもスノーシューでもないツボ足のトレースはあるのですが、決してポピュラーな通り道ではないようです(・・;)


依然として渡れそうな場所がありません。川べりの近くは岩があったり、急になっていて雪が崩れそうだったりするので、すこし高い位置から川の形を見つつ進んでいます。
上流になったら川幅が狭いかも、と楽観していたけど、ぱっと見全く同じ川幅で、雪に完全に覆われていて渡れるような場所はありません(T_T)


川辺ギリギリは安定が悪いので、真上の森の中を登っていくことにしました。
もっと高いところまで行くと反対側に渡れるかも、という淡い期待を持っていましたが、森から岩壁に変わってきたので、もうこれ以上登れません。やはりもっと下で川を渡るしかないので、川辺に近づきつつ下りていきます。


川の上の氷+雪は乗ったら絶対に割れてしまうだろうし、雪のない氷の上はつるりと滑るでしょう。そして、凍っていなくても川から出っ張っている岩はぬめっていることが多く、これも危ないです。滑らないためには、凍って&ぬめっていないところをスキー靴で歩くしかありません。つまり、川の中です😓
かなり無理やり感があるけど、一番ましそうなところまで下りてスキー板を外し、ジャバジャバと川の中を渡りました。


振り返って。
積雪の翌日で、かなりの雪の深さだったのでした。
この少し後に悪夢が・・・
なんと渡らないといけないところがあと一か所ありました(一一")
下の方では一本だった小川が、上流では2本に分かれていたのでした。



たジャブジャブと😓

もう、靴の中かなり濡れてしまいました(;´Д`)



ようやく正しい方面にたどり着くことが出来ました。しかし、たかだか細い小川2本ごときに悪戦苦闘させられました
ところで、峠を目指すには、結構なアップダウンがあることにここからの景色を見て気付きました😓
濡れた足がとても寒くなってきて、もう正直、峠とかどうでもいいです💦



ってことで、今シーズン初のツリーランを楽しみつつ、谷底まで下りました。


足が冷たくて、ゆっくりとピクニックしたいような気分ではないのですが、お腹が空いてるので立ったまま自作のバナナ胡桃ケーキをモグモグ・・・映えませんね(;^_^A


さて、この後は峠道なり、行きに通ったクロスカントリースキーのコースなりに合流して駐車場まで戻りたいところです。
この日デビューのGopro(中古で購入)の映像です👇

Dans la forêt
スキーのトレースがあったので、真似して川沿いを滑りました。
途中でトレースがいつの間にか川の反対側に移っていることに気付いて立ち止まったところで映像が終わっています😅


無事デミたんのところまで戻ってきましたε-(´∀`*)ホッ
足が寒くて(;´・ω・)スキー靴を脱ぎ速攻靴下交換しました。
イゾアール峠はまた別の機会にリベンジしたいと思います(;^_^A



帰りに地元のチーズ工場に寄りました。この2、3日後に子供たちと1泊スキーハイキングに持って行く用でした(全部じゃないけど)。ちょっとお客さんが並んでいたのでお店の前の自販機で買いました(⌒-⌒; )


お読みいただいてありがとうございました。

山スキー中にも出会いがあった

先月末、お山地方の友人Oさんちに遊びに行っていた時のお話です。


Oさんちから近い里山にハイキングに来ました。
午後3時ごろの出発でした。12月末は日がとても短いので、高低差500mほどのお手軽な散策コースでした。


登ってる最中、というかわたしを待っている最中のOさん。


午前中の出発のことが大半なので、スキー中の夕日はちょっと新鮮です。


おやつにパネットーネ。
Oさんの大好物で、いつもおうちにストックがあるのです(^▽^;)


翌日。週末でしたが午前中だけOさんが仕事だったので、わたしひとりでスキーで散歩に出発しました。


小規模なスキー場の駐車場に車を停めてゲレンデから離れた、夏のハイキングコース通りにスキーやスノーシューのトレースがあるので同じように歩いていきました。
地図によると、高低差で400mか500mほど登るとスキー場のゲレンデの一番高い地点(リフトの終着駅)に合流できるので、ゲレンデから駐車場に戻ろうという計画です。


初めのうちは雪がそこそこありました。この日はまだ誰も見かけないけど、トレースが結構しっかりとあるので恐らくポピュラーな散策コースなんだと思います・・というかそう信じたい(・・;)


げげっ!?
日当たりの良いところに出てくると、雪が少なくなってきています。
この後さらに地面が露出したところが増えてきたので、スキーは脱いで手に持ってしばらく歩きました。それにしても、本当にこの道で合ってるの??方角的にスキー場から離れて行っている気がしてならないんだけど(一一")


雪はないわ、方角が外れていってるっぽいわで不安過ぎるので、Uターンすることにしました。その前に軽くおやつ休憩です(;^_^A
トボトボと雪のない林道をスキー片手に戻っていると・・・


一人の男性スキーヤーさんが歩いてきました。「どこに行くんですか」と聞くと、スキー場の一番高い地点まで登るとのことです。「わたしも、行きたかったんですけどこの道で合ってるのか不安になって、雪も十分にないし引き返してるところなんです」
すると「この道でいいんだけど、確かに雪が少ないからそろそろスキー脱がなきゃな、と思ってたところだよ。よかったら、一緒に行くかい?」


喜んでご一緒させてもらうことにしました。
雪の足りないところが時々あるので、しばらくはスキーを脱いで歩きました。


再び雪の量が増えてきたのでスキーを履きます。
ところで男性はJLさんといって、北フランスはノルマンディーの方でした。なのに、やたらと詳しいのは、このすぐ下の村にお母さまやその家族が住んでおられて、子供の時からよく滞在しているからなんだそうです。この時もクリスマスバカンスで1週間ほどお母さまのおうちに泊っていて、毎日スキーを楽しまれているとのことでした。お年は多分わたしと同じか少し上くらい。19歳の息子さんがおられるというのもわたしと同じ(次男と同じ年齢)です。


特徴的な岩々のあるエリアに到着しました。
この斜面は、この時は雪が少なかったけれど、雪がたっぷりとある時はここから登ったり下りてきたりということが可能なんだそうです。


去年の今ごろはここは雪がいっぱいあったんだよ・・・と写真を探して見せてくださいました。Oさんと違って(^^;)よく写真を撮られるみたいで、お山の写真がいっぱいありました。わたしよりかは全然少なそうでしたけど(≧∇≦)


「あ、スキー場に合流するにはそろそろここら辺で夏のハイキング道から外れないといけないんだよ」とJLさん。確かに、そちらに向かうトレースがあります。でも、言われなかったら分からなかったかもしれません。看板などがあるわけではありませんし、ひとりで来てたら??なまま、ここらへんで来た道にUターンしてた可能性もありです💦


少し下ります。この後またしばらく登るので、滑り止めは剥がさない方がいいよ、と言われました。滑り止め付けたまま滑るの苦手なんだよな💦後ろもブロックしてないから(してもいいんだけど)不安定で😓


ゲレンデのすぐ近くまで来たので、滑り止めを剥がします。


JLさんが撮ってくださいました。
ゲレンデを下りるだけだったので、下りの写真はありません。
ちなみにJLさんはゲレンデを3分の2ほど下りた地点から、もう一度登りなおしてまた下りてくる、と言いますΣ( ̄□ ̄|||)
「一緒にどうだい?」と誘われましたが、午後はOさんとスキーか自転車の予定だったので、時間的に不可能でもなかったものの、ぎりぎりまでスキーしまくる気力はなくてお断りしました(;^_^A
この時はクリスマス明けで、お正月前には北フランスのご自宅に戻られるとのことでしたがまた2月のバカンスにスキーしに来るよ、とおっしゃいます。連絡先を交換し「もし日が合えば一緒にスキーしましょう」と言ってお別れしました。


デミたんの待つ駐車場へ下りてきました。
Oさんちに戻り、Oさんが帰ってくる前にしたいことがひとつあります。


それは・・・
Oさんの愛犬ラフィちゃん。
変なところが定位置でおうちにいるときはここから動こうとしません(^^;)


Oさんが「ラフィは最近魚みたいな変なにおいがする」と言うので、わたしは特に感じないんですが、わんこを洗ったことがなくて一度やってみたかったのでチャレンジしてみることにしました(^^♪ 浴槽に入れられて不安そうなラフィちゃん。


洗ったった\(^_^)/
嫌がる様子は見せるものの、そこまで徹底して反抗はしなかったので何とか洗うことが出来ました。ただ、頭を常に浴槽の外に出すので頭はあまりちゃんと洗ってやることが出来なかったのですが・・・
まあもともと特に臭いとは思わなかったので、大した変化は見られなかったけどわんこ洗うの楽しかったですね(≧∇≦)


お読みいただいてありがとうございました。