randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

長男の彼女、山デビュー!

先週末、長男の彼女も誘って4人でエクラン国立公園の中部エリアを1泊で散策してきました。
早朝の出発ですので、金曜の夜からうちに泊まってもらいました。


夕食の風景。牛の頬肉の赤ワイン煮込みにシャントレル(キノコの一種)風味のパスタ添え。


朝5時半出発を目標にしていましたが、実際に出たのは6時前。まあ良しとしましょう。
山小屋まで登るだけですのでもう少し遅い目の出発でもよかったのですが、天気予報では朝は何とか持ちそうだけど昼過ぎから崩れる、とのことだったのでなるべく早い目に山小屋に着いてしまいたかったのです。もし午後の天気がそう悪くなければ山小屋周辺を散策、もし悪ければ山小屋でまったりと過ごす、という予定です。
途中で朝ごはん休憩。と言ってもわたしだけは出発前に既にガッツリ食べていましたが(^^;  ・・・しかし、寒ーい(;´Д`)


リヨン名物のブリオッシュ・プラリーヌを持ってきました。みんな大好物です。赤く着色されたアーモンドの砂糖がけしたもの(=プラリーヌ・ローズ)を砕いたものがいっぱい入ったブリオッシュです。


9時に駐車場に到着。標高は1640mだそうです。わたしは3度目、子供たちも去年一度来たことのある駐車場です。
お天気は残念ながら既に下り坂に向かっているようです。予報では午前は晴れ時々曇り、お昼からは曇り時々にわか雨。つまり大雨とかにはならないみたいですが山に行くこと自体初めての長男の彼女(以降、Mちゃんとします)には厳しいデビュー戦となりました。
準備を整えて出発したのは9時20分でした。


えーと、大事な地図を・・・
あれ??Σ( ̄□ ̄|||) わたし、違う地図持って来た_| ̄|○
今日予約した山小屋は第二候補のところだったのですが、満員で予約できなかった第一候補の山小屋のあるエリアの地図が入ってました・・・よりによってMちゃんも一緒のときにこんな失敗をしでかしてしまいました。
そういうことはかつて一度だけやらかしたのですが、わたし一人の時だったし車で10分ほどの麓の村まで下りて正しい地図を買いました。今日は買えるような場所はすぐ近くにはありません。
・・・まあ山小屋まで行って明日違う道から下りてくるだけで、コース外に出る予定はないし今回はなしでいこう、と出発地点にあった地図(地図関係の国立機関が発行している市販の地図と同じもの)を携帯で撮影。何もないよりはましでしょう。


歩き始めてすぐに難関が…
最近雨が結構多かったので川が増水しています。足の踏み場を探すのが大変でした。水嵩も川幅も増えています。通れそうな場所を探しつつ少し遠回りをしないといけなかったりしましたが、何とかみんな渡り終えることができました。散々防水スプレーをかけてきたというのに結構水の中ザブザブ歩いちゃったMちゃんは既に靴が濡れてしまったらしいですが、滑って怪我するよりかはいいです。


去年も同じ季節にこっち方面で見かけたきれいな花。わたしの持ってる高山植物の本には載ってなかったのですが、この日の午後に山小屋にあった本を見ていて見つけました。


なぜか帽子を交換している長男とMちゃん。そういうの流行りなのでしょうか…


緩やかな登りになっているのが見えます。


風も結構強いので雲の動きが早く、時々ですがブワーッと雲が明けて青空が見えます。で、20秒くらいしたらまた雲に占領されてしまいます。


少しずつ標高が上がってきます。


今日歩くエリアは羊の放牧地帯です。全体的に乾燥した土地であるエクランは牛よりも羊の放牧が圧倒的に多いのです。


この辺りで山小屋から下りてきたと思われる6人くらいの初老の男女グループとすれ違いました。前日はこの日よりもさらにお天気が悪かったので、大変だったことでしょう。翌日は晴れの予報だったのでわたし達は決行しましたが、もし2日とも雨の予報なら山には行っていなかったと思います。


時折小雨は降ってくるものの想定していた最悪の天気ほどではなく内心ほっとしつつ歩いていました。Mちゃんがどんな子なのかまだよく分からないので「こんなのイヤ~帰りたい~」と言い出したら(言わないとしても思われたら)どうしよう、とハラハラしてました(^^;


あれ・・岩になんかドアが付いてるように見えます。そんな馬鹿な…見間違い・・?


岩ハウスの手前のケルンのてっぺんに羊の頭蓋骨が(◎_◎;)
左側に写ってますが、足の部分の(多分)骨がバツ印に置いてあったりしてなんかブラックなセンスです・・・


ハイキングコース上に見られるオフィシャルな黄色い看板があります。どうやら地図にも載っている羊飼い小屋のようです。塩の袋がどっさりとストックされていました。


これまでも5分間ほどの小休憩は何度もしていましたが、ここでも10分ほど休んで行きました。看板によると山小屋まではあと1時間だそうです。


あ~~晴れていたらどんなにきれいことだろう・・・
でも景色は明日楽しむことにします。


また難関が・・・橋が崩壊しています(;´Д`)
わたしの経験だと、地図に載ってるようなちゃんとしたコースの場合、壊れていても別の臨時のような簡単な橋が近くに架けられてあるものなのですが、周りを見渡してもどこにもありません。


仕方ないので、通れそうなところを探しつつ越えましたが、結構大変でした。次男が橋からそう遠くないへんで結構いいところを見つけて通ったのですが、わたしはもう少し上流に通れそうなところを探しに行って既にそちらから渡り始めていたので同じようにはしませんでした。ようやく渡れたと思ったら、コースから外れ過ぎていたために道がどこを通ってるのか全然分からなくなり(視界もなく)、次男が「お母さん、こっちだよ」と呼んでくれたからよかったようなものの、正直焦りました。コースの道を行くだけ、と思っていても視界のない日はどこに道迷いのきっかけが隠れているか分からない例のひとつでした。


今さっき越えたばかりの川のもう少し上の辺りは滝になっていました。


今日もブルーベリーだらけのエリアです。水滴が実に付いているため、食べると若干水っぽく甘みが少なめに感じられるのが残念です。


この辺から結構降ってきました。


みんなにザックカバーをかけるようにお願いします。ごめんよぉMちゃん、こんな天気の日に歩かせて・・・


・・が、なぜかMちゃんさり気に先頭を歩き始めました( ゚Д゚)
しばらく隊長となってもらいました(;'∀')


急なところも多く、雨で滑って危ないのでゆっくり通過します。


高度計で見ると標高的にはもう着いていてもおかしくない地点まで来ているのですが、最後は小さなアップダウンの多い平たい目の道がしばらく続きました。


あ~~あれは・・・


嬉し~~(;´Д`)
駐車場を出て約3時間後の12時半、ピジョニエ山小屋に到着\(^_^)/
雨で滑りやすくゆっくり歩いたところも多く、川を越えるのに苦労したり、いっぱい休憩したのでめちゃくちゃ時間かかったような気がしていましたが、駐車場からのコースタイムは2時間半らしいのでそこまでではなかったようです。
子供たち、Mちゃん、こんなお天気の中よく頑張ったね!



時間は山小屋編です。

子供たち、デヴォリュイ山塊デビュー(後編)

お昼ご飯を食べた少し低いところで子供たちに待っていてもらい、わたしだけひとりでテット・ド・ガルヌジエの山頂までピストンすることに。春先に別の駐車場から出発してこの辺りに来た時、雪がちょっと残っていたため諦めた山です。


子供に待っていてもらっているので頂上には2,3分滞在したのみでした。


急いで下りてきました。暑いので日陰になっているところに避難していました(;´∀`)


靴ひもを固く締められない・・という次男のために手伝う長男。、


奥はテット・デ・ゾルマン。春に来た時はこの頂上にも行きました。
そのさらに奥の峠までまず下ります。本当は行きもこの峠経由で来る予定だったのですが、目の前の山の斜面を見るとテット・ド・ガルヌジエは難しそうですがそのすぐ手前の山なら直接登れてしまえそうな感じだったので「峠は帰りに通ろう」ということにして斜面の高いところを目指して適当に登ってきてしまったのでした(;・∀・)


今日は頂上まで行かずに低い位置を通っている道を歩いて峠に向かいます。


急な斜面を下りてきます。


コース外なので道はあまりはっきりしていないところも多いです。でもまあ方向自体は目で見たら分かる感じなのと、このようにケルンも時々あるのでどこを通れば無駄がないか分かります。


テット・デ・ゾルマンの斜面をトラバースです。薄っすらとですが道が見えています。


ザレ場の花たち


テット・デ・ゾルマンだけがこんなザレザレです。


間もなく峠に到着です。


プラット・コンチエ峠に到着。わたし達が下りるのとは反対側の景色。


春に来た時の眺め。この日はこちらの斜面から登ってきました。


わたし達が到着するのとほぼ同時にこちらの面から20代後半くらいのカップルが登ってきました。この日初めて出会うハイキング客でしたが、唯一でもありました。南仏から週末遠征して来たそうです。


雲が厚くなってきて、青空はもうこの日、最後まで見ることができませんでした。


下りてきたほうを振り返って。



むむぅ・・ここでも牛がハイキング道上に・・・よけて少し離れたところを歩きます・


ガン見されていますが、ケンカを買うような真似はせずに無視します。


こんなとこを下りていきます。


帰りはえらい速いスピードで下りる次男(~_~;)


駐車場までどんどん下りてきます。


オルチ(イラクサの一種)に足がふれていたーい(;´Д`)



ツルになってる可愛い花が。


駐車場に着いたのは4時半でした。うちまでは2時間半弱くらいの道のりです。山の連なる景色が奇麗ので好きな道路のひとつです。


トリエーヴ(手前)やエクランの山々


ヴェルコール山塊のシンボルのひとつ、モン・テギーユが真正面に。

みんな小腹が空いていたのでトイレ休憩も兼ねたおやつタイムを高速のSAにて。


まだ一応バカンスシーズンであったため高速の料金ゲートは混み混み。普段そう混むことのない高速なので面食らいます(◎_◎;)

子供たち、デヴォリュイ山塊デビュー(中編)

1週間前の日曜日に日帰りで子供たちと出かけたデヴォリュイ山塊。彼らにとっては初めての地方です。
暑かったこともあり、なかなか足が進まなかった彼ら(特に次男)ですが、頂上ではそんなこともすっかり忘れて景色の良さですっかりご機嫌です。


奥にはエクランの山々が霞んで見えます。


春先に来た時の写真。


奥の尖った山はテット・デ・ゾルマン。春先に今日とは反対側から歩いてきて登りましたが、その時は今日この後目指す予定のテット・ド・ガルヌジエへは雪渓をトラバースしなくてはならなず急斜面で怖かったので途中まで来て諦めました。


その時の写真です。多分今いるのと同じあたりから撮ったような気がします。
1泊で民宿に泊まって2日間デヴォリュイ山塊を歩きました。スノーシューするつもりだったのに、雪が十分になくて普通の靴でハイキングをしました。


今日のお昼ご飯の食材。お肉、持ってき過ぎたかも・・・


最近定番のポテトチップスとサラミ。ご飯を作りつつつまみます。


今日はくるみパンです。


広々とした平らなところで景色もいいし休憩には最適です。


夏に日本で購入のモンベルのフライパンでお肉をひたすら焼きます。多すぎて全部乗らないので焼いては、食べる、の繰り返しです。


わたしが食べてる間に長男が焼いてくれます。


ちょっとお肉、休憩。キノコを炒めます。お肉のお汁が残っていて染み込んでおいしい(^^♪ ほんとうはレトルトのご飯とキノコをピラフ風に炒めたかったのですが、肉が多すぎてお腹が膨れてきたので米たっぷりの副菜はいらん、との意見が満場一致だったのでご飯は持って帰ることにしました(^^;)


それでも食後にチーズは食べます(^▽^;)
1か月以上前にジュラの農協で買ったコンテがまだ少し残っていたのを持ってきました。


食後は市販のビスケットなどのお菓子でしたが割れてボロボロだったので写真ナシです。あとはもちろんコーヒーです。


めちゃくちゃ黒い人。


さて、お腹もいっぱいになって満足したところで今日のメインイベント、テット・ド・ガルヌジエに出発です。真ん中の尖ってるところです。ここからだと200m弱でしょうか。子供たちは「ぼくらはここで待ってる~」と言うのでひとりで往復してくることにしました。



遠くから見ると急で、子供たちにも「お母さん、大丈夫?無理せんといてよ」と心配されたのですが、すぐ近くまで来るとひとつひとつの場所は特に危ないというわけではありません。


最後は緩やかです。


・・でもないか(;´Д`)


春先のリベンジ、テット・ド・ガルヌジエ(2367m)頂上に到着\(^_^)/



下山編に続きます。