フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

晴天のボーフォータン山塊でスノーシュー(その2)

先週日帰りでスノーシューをしてきたボーフォータン。標高1315mのグラン・ナーヴ村を出発して一つ目の目的地であるナン・デュ・ブール山小屋(2080m)のテラスで休憩した後、再び歩き始めます。


山小屋の飼い犬にお別れして次の目的地へ。


山小屋を振り返って


チュフ・ブラン峠(2304m)方向に進みます。


ただし、峠までは行かずに正面に見えているポワント・ド・ドンフィエ(2455m)に登ります。ご覧のとおり、こちらの面からは登ることができないので裏側に回り込み尾根伝いに頂上を目指します。


山スキーヤーさんたちのトレースに並行して歩かせていただきます。尾根に近付いてきました。


飛行機雲・・・アルプス山系の上空はものすごい数の便が毎日行きかうのでどこの山塊でも飛行機雲だらけです(;´Д`)


振り返って目に入ったのはシャルトルーズ山塊最北部のグラニエ(1933m)。石灰質の絶壁が印象的です。


少しずつ頂上に近付いてきます。


北側にモンブランの頭(奥の白いの)が見えてきました。


もうほんの少し~~


最後はちょっと急です。


山スキーヤー男女3人組がいたので少し話をしました。60代後半くらいの方たちでした。カッコいい~!!
この辺は初めてらしくてわたしに周りの山の名前を聞いてきたので「いや、それわたしが教えてほしいですよ(汗)」と返事しました。お互いに知ってる山の名前をいくつか言い合いました。


その中のひとりのおじさまと。


ポワント・ド・ドンフィエ頂上(2455m)。
この頂上はコース外なので黄色い案内看板は立っていませんでしたが、十字架がありました。


風も全くなく寒くないのでまだ12時になっていませんがですが、ここでご飯にします。
ヴァノワーズ国立公園が真正面です。


反対側にはロジエール山塊。これもボーフォータンやヴァノワーズと同じくサヴォア県になるのですが、まだ一度も行ったことがありません。険しい結構高い山があるという印象です。


先ほどの熟年スキーヤー達は下りて行ってしまいましたが、もう少し若い中年の男女3人組(が多いな、今日…)が登ってきました。3人の写真撮りましょうか、と言うとお返しにわたしの写真を撮ってくれました(*‘∀‘)


モンブランがバックです。


そのスキーヤー達。ご飯も食べずに10分くらいの滞在で下りる準備を始めました。
山スキーヤーはひたすら1日中スキーをするのが目的みたいで、ご飯やおやつにたっぷりと時間を取ってる人は見たことがありません(;´Д`) みんな荷物ちっちゃい!!


颯爽と滑り降りていきました。


さて、わたしはというと1時間弱お昼ご飯休憩をしましたがそろそろ次の目的地に向かいたいと思います。



・・・また長くなってきたので、続きはその3、最終回で!

晴天のボーフォータン山塊でスノーシュー(その1)

先月、今年初めてのスノーシューをしに出掛けたボーフォータン山塊はどの写真を見ても白黒写真としか思えないどんよりした曇り空でしたが、今週はお天気リベンジともいえる青空の下、再びボーフォータンでスノーシューをしてきました。


ボーフォータンは決して近くはないので朝5時に出発しました。途中ガソリンスタンドに寄ったりトイレ休憩したりで目的地の村に着いたのは7時20分。
写真は村に向かう山道から。ノートルダム・ド・ブリアンソンの町が眼下に。


7時過ぎというとまだ夜が明けるか明けないか。出発地点の村に来るまでの途中に通った村々の灯りもまだついています。


今日の出発地点の村は標高1315mのグラン・ナーヴ。
周辺のハイキングのおすすめコースの看板があります。


雪が少ないこの冬のフランス。標高1300mの村ならもっと雪があるかと思ったら全然です。仕方ないので前回のハイキング同様、スノーシューをザックに無理やり突っ込んでの出発です。


準備を整えて歩き始めたのは7時半。
30秒くらい歩くともう次の看板がありました(゚Д゚;) 標高にして5m登ったようです(^^;)ボーフォータン、親切すぎ・・・
本日の第一目的地、ナン・デュ・ブール(山小屋マーク)は夏のコースタイムで2時間25分らしいです。スノーシューなら3時間か3時間弱といったところでしょうか。


同じところにナン・デュ・ブール山小屋の看板が。何と冬の間、開いている(管理人がいる)そうです。山スキーやスノーシューをする人が多いところでは冬も開けてる山小屋があるとは知っていたのですが、実際通りがかったことはなかったので様子を見るのが楽しみです。開いてるって分かってたら1泊のプランで来ることもできたのに、たまにある2日連続の休みを利用して・・・。


村からハイキングコースに入るところで後ろを振り返って。


村からハイキングコースに入るとこんな感じでした。なーんだ、村は除雪されてただけなんですね。でも例年の降り方なら除雪しても全く追いつかずもっとたくさん雪があるはずなので、やはり今年雪が少ないのは事実だと思います。
とりあえずスノーシューを背負って歩かなくてすむのは嬉しいです。踏みならされていてスノーシューなしでもまだ歩けそうだけど、重たいのでさっそく装着します。


村が遠くなっていきます。半月のお月様が浮かんでいます。


朝焼けがきれいです。


川をひとつ超えます。


おおっ、土柱があります。フランス語で「妖精たちの煙突(シュミネ・デ・フェ)」といいます。


ボーフォータン山塊の特徴のひとつは、あちこちにぽつりぽつりとあるシャレー。主に牛の放牧業の人たちの夏の間の住居となっています。


誰かが作った可愛い雪ダルマがありました。


オラトワール(ミニ礼拝所)がありました。


マリア様像は仏南西部のルルド(奇跡が起こった場所として有名な巡礼地)からはるばるやってきたようです(像に書いてた)。チョコレートがひとつ供えられていました。


8時30分。歩き始めて丁度1時間。山の後ろが明るくなってきています。


8時45分。看板が何度もあり、至れり尽くせりです。


それに加えて、冬用と思われる山小屋への案内看板が途中何度かありました。雪の中ハイキング客が迷うのを恐れてこんなにいくつも作ったんでしょうね。
…ただ、看板とかってあんまりあり過ぎると興ざめ、って思うわたしはひねくれてますか?アドレナリン出る機会もゼロっていうか・・・まあ、雪の中で迷うのは夏に迷うよりずっと辛いので、素直に喜ぶことにします(^^ゞ


ナン・デュ・ブール山小屋(標高2080m)に到着します。


その右手には年代を感じさせる古いシャレーが。


どうやらこちらがもともと山小屋だった建物のようです。新しいほうの建物は前まで行くと、2012年と書かれていました。



古いほうの山小屋(閉まってますが)で休憩しようと思います。
まずスノーシュー外して・・・


ふと時間をみてびっくり。出発してまだ2時間ちょいです。てか、夏のコース時間より早く着いた!? いつもはスノーシューだと3割くらいは余計にかかるんですが・・・夏のコース時間の設定が甘めにされているということも考えられます。


新しいほうの山小屋から犬がやって来ました。


人懐っこい犬です。わたしがイマイチ戸惑っていると(近年は犬とあまりコンタクトがなくてどう一緒に遊んだらよいのか分からず)、勝手にひとりで遊んでました(;´∀`)


時間に余裕あるやん~、と飲みものも作っておやつ休憩にすることにしました。


山小屋は鍵がかかってますが、2階部分のテラスが使えるので上に上がることにします。


犬もついて来ました。


すぐそこに見えているのがこのワンちゃんのおうち、新しい山小屋です。
景色もお天気もよく、無風で寒くないので特に疲れていなくてもついついもっと休憩したくなりますが、もしかしてこの後の登りで時間を食うかもしれないので長居はできません。地図を確認しつつインスタントコーヒーとチョコレートビスケットのおやつ休憩を終えるとまた出発です。


今回天気がよかったせいでテンション高く、いつも以上に写真を撮ってしまいました(^^;


その2に続きます♬

スキーとスノーシューの週末(その4・最終回)

1泊でスキー場に来た2日目。子供たちがスキーを楽しんでいる間にスノーシューで歩くためにスキー場から車で30分弱のハイキング出発点(標高1000m)にやって来ました。
目的地はラ・カヴァルという2147mの山です。全然有名でもなく聞いたこともありませんが、そこそこ有名(地元で、ね💦)なル・コワロ(2607m)のすぐ隣にあることくらいが特徴(-_-;)
その山の何がいいかって、森を出たあと常に緩やかな登り坂でしかも尾根になってる部分を歩けるので雪崩の危険が少ないことです。そうです、冬は行ける場所がかなり限られてしまうんですね・・・


登り坂の途中まで山スキーヤー&スノーシューの人一人分のトレースがあったのに途中から全くなくなりました。えらい中途半端なところで往復したみたいです。


地図で見る限りなだらかなはずが実際登ってると結構キツいところも。スノーシューで歩くのは普通よりだいぶ疲れます・・・


今回もまた目的地がよく見えない系です。でもまだ峠からの標高の半分ちょっとくらいしか来てないと思われます。


ほとんど全くケルンはない(または雪に隠れてる)コースでしたが、ここにひとつありました。尾根を歩いて行けばよいだけのコースとはいえ稜線もちょっとはっきりしていない部分も多かったので、無駄に遠回り(アップダウン)してしまわないためにももう少しあれば嬉しかったんですが・・・


デヴォリュ山塊が美しいです。右がオビウ、中央の白いのが「戦艦」と呼ばれるビュール。

なんか頂上までだいぶありそうなので、ここでも景色いいのでもうご飯にしたいと思います。


先月購入してからもう手放せないジェットボイル(^^;


ご飯を食べつつ、考えます。頂上まで行って17時にスキー場で子供たちとの待ち合わせに間に合うのか?? う~~ん。もういいか、ここで往復するか・・・


頂上まではいかない、と一瞬は思ったものの、今すぐにUターンすると微妙に時間が余りそうな気配。駐車場までの間で寄り道したいような場所もなかったし・・・
とりあえずもう少しだけ進んでみるか・・・


でも歩き出すと意地になってきます。
それ?その出っ張ったところ頂上??それだったら登って下りてしても間に合いそうよ~


違いました(;´Д`) 歩けば歩くほど後ろに隠れていたものが次々に見えてきます。
かなり登ったはずなのでもうそろそろでもおかしくないんですが・・・


は??
最後にギャグみたいなのが隠れていました。頂上、それみたいです・・・
ちなみに左奥の山は先ほど書いたル・コワロの一部でここからは登れません。アルピニストなら登れるのかもしれませんが・・・


どんな急傾斜ですか・・・(;゚Д゚)


それでも登りましたよ(;´∀`)
ふくらはぎ攣るかと思いましたわ・・・


エクランの山々がきれいです。


ル・コワロが常に後ろに。ここからは登れなくて別の駐車場から出発する必要があります。しかも駐車場からの標高差、1600m位あるみたいです。一度登ってみたいけど狭く急な登りが多く雪のある時は無理っぽいので初夏まで待たないといけません。


子供たちとの待ち合わせがあるので写真を数枚撮っただけで元来た方に戻ります。下りるのも急なので急ぎつつも気を付けます。


かなり平らなところまで戻ってきました。


日が少しずつ傾いてきています。


木の生えた地帯に戻ってきました。木は少しありますが、まだ森ではありません。


ローズヒップが寒々しい風景を少し緩和してくれています。


森の部分はバタバタ急ぎ足で半分走って駐車場まで下りたら16時。結局17時の待ち合わせまでだいぶ余裕ができました。


次男がガソリンの匂いが超苦手なので、一緒の時はなるべくガソリンスタンドに寄らないようにしています。なのでスキー場に戻るまでに満タンにしておこうと思ったのですが、スキー場とハイキング出発点の村の間にはガソリンスタンドはなかったのでスキー場とは反対方向にある町まで行ってガソリン入れるというえらい面倒くさいことになりました(~_~;)


それでもまだ15分くらい時間が余りそうだったので、スキー場の手前にあった小さな可愛い村に寄り道。まあ可愛いっていっても店の一軒もなかったんですが、急遽めちゃくちゃお腹空いてきたので朝作ったサンドイッチの残りを貪り食い(時間があんまりない💦)
スキー場に戻ると、子供たちはもうレンタルのスキー板などを勝手に返却してくれてました。彼らをピックアップするだけでよかったので楽ちんでした。
フランスの多くの地方がヴァカンス中のため、行きの道は恐ろしく混んでいたので帰りも??と心配していたのですが、どこもほとんど混んでおらずうちまですんなり2時間弱で帰ることができました。


その4までと普段以上に長くなってしまいましたが、読んでくださった方、ありがとうございます。