フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

体脂肪率とか、骨格筋率とか

体重とか、体脂肪率とか全然気にしない性格で、体重も半年に一度くらい思いついて量る位。しかもデジタルでもないアナログな体重計で、体脂肪率とかそういうのも量れる体重計はうちにはなかったのですが、最近筋トレにハマり気味の長男が買ってきたので、わたしも量ってもらいました。
約1年ぶりの体重測定、そして人生初の体脂肪率測定です。


身長は163センチです。
体重はまあまあ、想定範囲内でした。
夏はもう少し軽いことが多いので、冬の体重くらいです。


体脂肪率は17,8%、男なのか女なのか分からん数字のようです・・・


ちなみに長男はわたしと同じくらい、次男は忘れたけど10%以下でした。


骨格筋率というものがあるらしくて(初めて聞いた)、体重から脂肪を除いた重さ(39,8㎏)から測り出すことができ、41,1%でした。
女性としては多いめのようです。体を動かす、エネルギーを生み出すのに必要な役割があるんだとか。つまり、自転車に乗るのに必要\(^_^)/


ちなみに、生きていくのに最低限必要なエネルギー量は1114キロカロリー。
案外少ないんですね(゚д゚)
勝手に1500キロカロリーくらいは生きてるだけで必要なのかと思い込んでいました。


どーーでもいい報告でしたm(__)m
お読みいただいてありがとうございました。

マドレーヌ峠ダウンヒル後、お買い物

7月上旬に、憧れの峠道のひとつ、マドレーヌ峠をヒルクライムした時のお話です。


立派な峠の石碑。
有名どころの峠でも、こんなのはなかなかありません。


峠道の様子。
ツールドフランス関係のサイトからお借りしました
👇

峠から17㎞手前の地点から書かれていますが、わたしが出発したのは19,50㎞手前の町でした。峠まで平均8%、足つきなしで2時間2分で登りました。


峠で会ったサイクリストさん達にカフェでコーヒーをご馳走してもらい、しばらくお話しました。皆さんは反対側に下りて行ってしまったので、わたしもそろそろ下りたいと思います、


カフェから出たところで峠を振り返って。
中央に見えるのはモン・ブランです。
わたしが到着したときはまだほとんど誰もいませんでしたが、次々とバイクがやってきました。普段の生活で、特別バイクが嫌いというわけではないんですけど、峠道であんまりたくさんのバイクが走っていると正直、嫌になります・・・ものすごくうるさいし(住民の方も迷惑しています)、排気ガスが臭いし。でもバイクの運転自体で怖い目をしたことはありません。


下り始め。
ツールドフランスが前回通った2020年に描かれたものみたいです。


結構長い距離にわたって書かれていました。
ちなみに2020年の行程は、グルノーブルを出発して結構平たいところを100㎞ほど走り(アルプスの行程としては珍しい)、マドレーヌ峠をこの斜面から登った後、反対側に下りてヴァノワーズ国立公園方面のラ・ローズ峠(2304m)がゴール地点になりました。


しばらく(高低差で400mほど)下りた辺り。
左に見えているのは、サン・フランソワ・ド・ロンシャンのスキー場です。


サヴォワ県の峠道のサイクリング用の道しるべ。
大抵の県では看板なのに。ちょっと草が茂ってたりすると、遠くから見えなくて通り過ぎてしまうこともあります(^-^;


さらに下りた辺りにある集落でおやつ食べて行こう・・・
特にお腹が減ったわけでもないんですが、持って来たものをそのまま持って帰ってしまうのが悔しい( ̄▽ ̄;)


最近、アジア食材店で見つけた台湾製のお菓子。
パイナップル味で、あんまり甘くありません。ちょっとパイっぽい食感で、でも少しリッツ(今もあるのかな?赤いパッケージの丸いビスケットだった)にも似てる、不思議なお菓子でした。特別おいしいというわけでもないので、もう買わないかも。少量で個別包装されていることが最大の長所か(;^_^A


休憩した集落の可愛いおうち。
前はゼラニウムだらけで、真ん中にテーブルと椅子があり、初老のマダムが読書をしておられました。


どんどん下りていきます。
ずっと急なので、ブレーキかけっぱなしで手が疲れます・・・
道路自体は良い状態なので、ダウンヒルが怖くない人はあんまりブレーキかけないで下りて行けるかもしれません。


700m台まで下りてきました。
車を停めているのは400m台の町です。


この辺りは7%くらいで、この峠道の中では楽な部分でした。


帰ってきたε-(´∀`*)ホッ


この日の記録です
👇

距離は短いのに、いっぱい登る峠道でした(;^_^A


駐車場の水場で今日の午後飲むお水をチャージしていきます。
この町から、マドレーヌ峠と正反対の向きにあるお山には、もうひとつの有名な峠道、グランドン峠道があります。高低差はここと同じか、少し多いくらい。ツールドフランスじゃないので、連続で大きな峠道をハシゴする体力はありません。
車で移動します(;^_^A


グランドン峠道の前半の森の部分にある、日陰のテーブルでピクニックしてから(あんまり映えてなかったので写真なし)、反対側に下りたところにある農協に来ました。


もちろん、ボーフォールチーズの農協ですよ~🧀


農協に寄って味や値段は少しずつ違います。
ここに来るのはちょっと久しぶりで、値段は他所より安い目でした。


別のチーズやヨーグルト、バターもあります。
暑い日だったので、バターは買いませんでした。おいしいのに、残念・・・


おうちに連れて帰ってきた子たち。
夏ミルクのボーフォール3切れ、スモークのチーズ、行者ニンニク(熊のニンニクとフランスでは呼ばれる、ニラっぽいハーブ)入りラクレット、トムと呼ばれる山のチーズ二切れ、ブルー・ド・ボヌヴァルという同じ谷の標高の高いところで作られているブルーチーズです。どれも息子たちや友人たちと一緒に、とっても美味しく頂きました。
お読みいただいてありがとうございました。

憧れのマドレーヌ峠クライム

フランスのサヴォワ県にあるマドレーヌ峠は、ツールドフランスに通算22回登場したことのある有名な峠道です。
特に、片方の斜面は平均8%が19,3㎞、高低差は約1520m。ツールでも「HC(=Hors Catégory、カテゴリー超級)」扱いの険しい峠道なのです。


今シーズン、狂ったみたいにいっぱい登っていますが、ロードバイクに頻繁に乗り始めたのは昨年秋という初心者です。ほんの少し前までは、登れる自信はありませんでしたが、つい最近の週末に、8%が14㎞続くアルプ・デュエーズに足つきなしで登れていたので、いけるかもしれない、しんどかったら足つきしてもいい、と自分に言い聞かせ、早朝うちを出発しました。
上の画像は、高速の出口。
同じ町からマドレーヌ峠道と、グランドン峠道というふたつの有名な峠道が出ているのです。ふたつは正反対の方向になります。


峠道が実質的に始まるラ・シャンブルの町に車を停めました。
道路の様子です👇

ヒルクライムの専門サイト「アルプ・フォーエバー」より。
こちらからの斜面だと平均8%、19,3㎞。反対側から登ると平均6,5%と楽な代わりに、距離は26㎞あるそうです。
せっかくなので、きつい方の斜面から登りたいです(≧∇≦)


駐車場からすぐのところにある看板。一番下に、サン・フランソワ、コル・ド・ラ・マドレーヌとあります。前者はスキー場の名前です。峠道上にスキー場があることは珍しくありません。


例によって、足つきしたくないのと、かなり気合入ってるため登りでは写真を撮っていません。
前半の方がキツい地点がいくつもありました。15%前後のところが3回、4回とあり「ひぃ~っ、死ぬ~ッ」と思ってると緩くなり、ε-(´∀`*)ホッ、という繰り返しでした。


それでも、峠まで足つきなしでは登れない気がしていたので、どうせ足つくなら綺麗な場所が良いな、とスキー場周辺(1600m台)できょろきょろしていたのですが、その辺まで来てみると、平均して8パーセントくらいはあるものの、変にキツくなる場所はなくて、そこまでしんどいこともないので何となく漕ぎ続けているうちに、峠に到着していました(;^_^A


峠の石碑前で。
少し前に到着していたサイクリストさんに撮ってもらいました。
オッサンにしか見えないのが残念・・・
服でしょうか?体系?色黒のせい?


麓の町から峠までのタイム
自転車アプリ「ストラバ」より👇

2時間2分でした。



峠からはモン・ブランがはっきりと✨
この峠道は3年ほど前に(足首の怪我で松葉づえだった時期)当時仮免だった次男の運転の車で一度来たことがあるだけなんです。どんなとこだったか、正直ほとんど記憶にありませんでした。


左手に見えるカッコいいお山。
ロジエール山塊、という全然行ったことのないエリアです。


駐車場の奥にある鳥観図を見に来ました。
気持ちいい~✨✨


これは土曜日でしたが、まだ時間も早くてあまり人もいません。
手前のサイクリストさんが写真を撮ってくれた方です。わたしの少し前を登っていたのですが「いや、僕は反対側から登ったんだよ。そちら側の様子も見たくて、少しだけ下りて登って来ただけ。そっち側は急でちょっとイヤだからね」えーっ、こんな立派な太ももやふくらはぎを持ったベテランサイクリストさんがそんなことを言うんですかΣ(゚Д゚)
そして、奥にいるサイクリストさんは峠の3~4㎞手前で抜かさせていただいたおじさまです。今ようやく登って来たみたいです。


そのおじさまと少し立ち話をしていました。
「そうだ、コーヒー飲もうよ。ご馳走するから」と峠にあるカフェに入りました。
おじさまは峠道の途中の集落に住んでおられ、冬はスキー場で働いているそうです。カフェの方とも知り合いでした。麓からどれだけかかった?と聞かれたので2時間2分ですと答えると、いいタイムだね、と言われました。2時間を切ると一人前、みたいな感じらしいです(^^ゞ
おじさまは今シーズン出遅れて、まだあまり山道を走ってないからバテた、とおっしゃっていました。今日はお友達ふたりと峠で待ち合わせしていて、ここから反対側に下りて周回するんだそうです。


カフェにあった可愛い看板。


わたしのおやつ。
どちらも台湾製で、アジア食材店で買いました。


かなりリピートしている、ハッピーターン的な粉がまぶさった上手い棒みたいな食感のやつ。最初は??だったんですが、山スキーのときなどに食べていてハマり、今ではおいしく感じられます。


間もなく、お友達のサイクリストさんが二人やって来ました。
中央の方はオランダ在住のスコットランド人、左はフランス在住のポルトガル人という、不思議なメンバー(わたしも含めて)でした(;^_^A
15分ほどでしたが楽しい時間を過ごさせていただきました。
コーヒー、ごちそうさまでしたm(__)m


皆さんが下りていかれたので、わたしも出発しよう・・・
カフェの前にある看板にて。


ダウンヒル&午後編に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。