randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

リベンジ!グランド・ムシュロール(2284m)その1

プチット・ムシュロールから見たヴェルコール山塊



たまーに気分転換に行きたくなる山、ヴェルコール山塊。南北に50キロにも及ぶ城壁のように連なった山頂が印象的です。が、印象的過ぎて、特徴的過ぎて、そんなにしょっちゅうは行きたくはならないのですが、しばらく行かないと、ずんずんと伸びていくあの城壁が無性に見たくなるのも事実です(^^;
5月に山塊の南部にある最高峰のグラン・ヴェイモンに登りましたが、今回挑戦するグランド・ムシュロールは山塊2番目に高い山。昨年5月に友達と来た時に残雪と強風のため断念しています。その日はグランド・ムシュロールのすぐ手前にある二姉妹峠、これはその更に一か月前に積雪のため撤退しており、この峠はリベンジすることができたのですが、その直後に新たなリベンジの対象を生み出してしまったのでした・・・
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1時半就寝、4時に目覚ましを掛けていたのに3時前に目が覚めてしまい、もう寝付けそうになかったのでさっさと起きて朝ごはんを食べて3時半に家を出ました。2時間もかからない行き先なのに・・・
久し振りに山で日の出を見られると思ったのですが、高速で2か所夜間工事の区間があり、後者は2、3週間前から高速の電光掲示板に書いてあったので分かっていましたが、うちからすぐのところも閉まっていて高速に入れず、どこまで閉まっているかも分からなかったのでかなりの距離を地道で走ったため、合計1時間近くのロスに(;´Д`)
日の出は車の中からでした。。


駐車場が近付いてきます。残念ながら完全に明るくなってしまいました。


駐車場に着いたのは5時50分。


1229mの地点になります。今日目指すグランド・ムシュロール、その前に通過する二姉妹峠はともに地図上のコースではないので行先案内板には書いてありません。が、とりあえずソルダネル山小屋方面に登ります。
準備して出発したのは6時です。


ソルダネル山小屋の案内。ソルダネルとはイワカガミのこと。


ごく小規模ながらスキー場の一部になっています。リフトから近い位置の森の中を歩きますが、リフトの初めと終わり以外は交わらないよううまくハイキング道が作られています。


この辺りは地図上のコースなため、ペンキマークがあります。


黄色いジョンシアン


ブルエ・デ・モンターニュ


もう、なんだか咲き乱れています。


辛うじて朝日に照らされるヴェルコールの山々。もっと早く着きたかった(T_T)
白く一列並んだうち左の最後の大きな出っ張りが山塊最高峰、5月にも登ったグラン・ヴェイモン。さらに端っこに独立して聳え立つのはモン・テギーユ。


百合(リス・マータゴン)があちこちに咲いてました。


二姉妹が顔を出しています。手前がアガット姉さん(2194m)、奥が妹ソフィー(2162m)。その間が峠となっています。


土が・・・カラカラに乾燥しています(;´Д`)


6時25分、ソルダネル山小屋に到着です。


朝の気配はなくなりつつあります。


山小屋の人たちのものと思われる車。
ハイキング道と一度交わる林道があるのでここまで上って来られるようですが、もちろん一般車両は通行禁止です。


グランド・アストランス


この辺りは白っぽい花が多いです。


夏の終わりにローズヒップになるやつですね。


6時35分、プレ・アシャール(1610m)に到着。
この後、二姉妹峠の麓に向かうことになります。昨年5月に友達と来た時は別の駐車場からでしたが、その1か月前にひとりで来た時は今日と同じ駐車場に停めて、この分岐からパ・ド・ロイユ方面に向かい、その途中コース外の道に分岐して峠に近付く、という行き方をしましたが、それではロスがあり過ぎます。だいぶ通り過ぎてから戻りつつ登っていくことになるのです。もっと直接麓に到着したい・・・


・・・と思って分岐から何となく踏みならされている道っぽいところを適当に上に上がっていったら、「二姉妹峠」の手作り看板が付けられていました✨ ただしこの看板、釘1本で留められているため、くるりと半転して下向いちゃっていたのでわたしが直しました(^^;


この程度の細々とした道ですが、まあ二姉妹の方向に向かって歩くだけなので万が一道が不明瞭になってもそう困ることはなさそうです。


ベルドンヌ山塊、エクラン国立公園方面


色とりどりです。もう1か月もすればこれだけの種類は期待できなくなるでしょう。
乾燥した山塊であるヴェルコールではなおさらのことです。


振り返って。


蘭系の野草も2種類くらい見かけました。


花だけでなく、モミの木も育つ時期です。


薄紫に黄色が鮮やかなアスター・デ・ザルプが現れ始めました。峠を越えた後で登ったグランド・ムシュロール周辺にもたくさん咲いていました。


二姉妹に近付いてきました。



まだあまり登っていませんが、花の写真が多くて長くなってきたのでその1はここで終わりにします。

ブルゴーニュへ白ワインを買いに(後編)

こないだの日曜日はお天気がいまひとつだったので友達夫婦と簡単なハイキング付きピクニックに行く予定だったのを行先だけ変更してブルゴーニュ地方へワインを買いがてらドライブ&ピクニックをしに行ってきました。


一軒に寄ったサシャ―ニュ・モンラッシェ村の共同ワインセラー。
集っていた生産者たちに振舞われたパテ・クルートとコンテチーズはワインのお供に最高でした。


ワインセラーの素敵な内装


買ったワインを車に積み込み、サシャ―ニュ・モンラッシェ村を後にします。
時間は12時半。この後どこかでピクニックをしたいので、適当な場所をさがしつつゆっくりドライブします。


先ほど買ったリュイィーのワインを生産するリュイィー村の方向に車を走らせます。
途中、中世のお城があると看板表示が出ていたのでそちらに向かってみました。
村の中心から数分で到着。あいにく開館は14時からですが、お城とブドウ畑の間でピクニックをすることにしました。心配していたお天気ですが、思いっきり曇ってはいるものの雨が降りそうな気配はありません。涼しくてちょうどよいくらいです。ついこないだまでフランスでは連日37度前後まで上がる恐ろしい猛暑が続いていたのです。


サラダにパンにチーズ・・・先週ハイキングのあとに買ったルブロションチーズです。他にサラミと生ハム、デザートにアプリコットも持ってきました。


目の前に広がるシャルドネのブドウ畑。ちなみに一番手前に生えてるのはツタです。
おいしい白ワインがここのブドウから造られるんですね(≧∇≦)


おいしいもの好きの友達夫妻が持って来てくれたデザートのひとつがこのスペインのお菓子。オリーブオイル入りのサクサクせんべい。薄甘いです。シンプルでちょっと変わってて病みつきになるおいしさ(;'∀') 個別包装なんて珍しいな、日本みたい・・と思ったらほんとにふんわり包んでるだけで(紙を折ってるだけ)、全然閉まってなくてこれまたビックリ。湿気る心配のない乾燥した国だからこそあり得るアバウトさかもしれません。


さて時間は2時前です。もう1軒くらいワインセラーに寄りたいところです。7月とはいえまだ正確にはヴァカンス時期には入っておらず、この日は日曜だったので個人のワイナリーはほぼ全て閉まっている感じです。わたし達が大好きなワインを産出するサン・トーバンの村が高速に向かう途中にあるのでそちらにも寄って行くことにしました。


先ほどのお城をブドウ畑の反対側から。


途中、先ほどサシャ―ニュ・モンラッシェ村の共同ワインセラー友達と1本ずつしか買えなかったリュイィーの生産者のカーヴを発見。中まで車を入れてみましたがあいにく閉まっていました・・・


ゆっくり車を走らせつつネットで調べるとサン・トーバン村にも共同カーブがあり、日曜でも開いているとのこと(´▽`) ホッ
グーグルマップにナビしてもらって早速そちらに向かいます。


おっ、ありました。
ドアに「Ouvert(オープン)」と書いてる割に鍵がかかっている・・と思ったら中から女性が出てきて「移転したんです。村はずれになりますから今からわたしの車に付いてきてください」とミニに乗り込み前を走り誘導してくれました。


後ろを付いて行きます。


村から一度出て、すぐ隣の集落に新しい共同カーブはありました。
こちらは2階もあり、もう一つのところに比べてずっと広いんだそうです。


サン・トーバンをはじめ周辺の村のアペラシオンが揃っています。


飾りつけもおしゃれです。


サン・トーバンの畑の説明をしてくれます。狭い面積(150ヘクタールほど)で生産量も限られています。ブルゴーニュは全体的にブドウ畑が小さいんですね・・・世界的に有名なピュリニー・モンラッシェで200ヘクタールほど、サシャ―ニュ・モンラッシェでも300ヘクタールちょっとです。対して例えばボルドーですが、仮にわたしが大好きなオー・メドックのアペラシオンのひとつ、ポイヤックと比べるとあちらは植え付け面積が1200ヘクタールもあります。


サン・トーバンの素晴らしいところはサシャ―ニュ・モンラッシェやピュリニー・モンラッシェといった高級ワインと畑を接していることです。つまりちゃんと選べばそれに勝るとも劣らない絶品にも出会える✨ そして値段は半額以下なのです。


サン・トーバン色々と一応サシャ―ニュ・モンラッシェも試飲させていただきます。


はい、どんどん行っときましょ~~(;´∀`)


ブルゴーニュのこの辺りの白はすべてシャルドネです。色はかなり薄いです。
これはプルミエール・クリュでない値段も一番安いやつだったのですが、飲んだ中では意外にもこれが一番おいしかったのです。サシャ―ニュ・モンラッシェはさすがにおいしいけど高いので今日は見なかった(飲まなかった)ことにします(;´Д`)
 

赤は全く買う気がないんだけど・・まあ、飲んで行きなさいというので注いでもらいます(^^;


色々試飲させていただき、ありがとうございました。
プルミエール・クリュでないサン・トーバンを6本だけ買いました。友達夫婦も同じ選択でした。


日曜夕方はパリ方面(北側、つまりブルゴーニュ方面)からリヨンの入り口がめちゃくちゃ渋滞するので遅くならないうちに帰途につきたいと思います。


夕方4時半。自宅まで送ってもらいました。エレベーターにワインを積み込む・・・


行き先は地下2階のカーブ・・・がそろそろまずいことに。ワインの入った段ボールがめちゃくちゃに積まれています。この後30分ほどかけて少し整理しました( ̄▽ ̄;)
たまに整理しないと飲み頃のワインが忘れ去られたままほったらかしになって、発見されたときにはおいしいピークを過ぎていた・・・という悲しいことが2度3度と起こっています。
そして何がうちにあるのかを把握しないと似たようなワインをどんどん買ってしまいバランスの悪いことになってきます。事実、昨日分かったことには・・・


うちには赤ワインがほとんどない(*_*) 南仏(ローヌの谷)で数か月前に買ったもの12本くらいと南ブルゴーニュのシンプルなピノ・ノワール数本、人からもらった高級ワイン(ちょっと普通には開けられない)が数本のみ。
・大半を占める白も、似たようなものが多い
ジュラのワインが多すぎる…誰もが好む味ではないし、何にでも合うわけではないので、開ける回数が少ないんです。でもジュラによく行くしお気に入りの生産者もいてわたし自身は好きなのでどんどん買ってしまうのです。ただし同じジュラでもアペリティフワインとして比較的開ける機会の多い(または人んちに招待されたときに持って行く)マクヴァン・デュ・ジュラはほとんど残っていないという(-_-;) ・・・頭悪すぎのラインナップです。



お天気がイマイチで山には行けませんでしたが、大好きなブルゴーニュワインを買いに行けて楽しい休日になりました。

ブルゴーニュへ白ワインを買いに(前編)

久し振りに友達夫婦とハイキング&ピクニックにでも行こうという話になっていた日曜日。残念ながら天気予報があまりよくなかったので、ドライブがてらブルゴーニュ地方へワインを買いに行くことに前夜遅くに変更しました。彼らはワイン好きなので、最近飲んだワインや見つけた生産者の情報交換などで盛り上がります。


中心街に住む彼らの車で行くので彼らが契約している駐車場に9時に待ち合わせです。リヨンの中心地は古い建物ばかりでそのひとつひとつには地下駐車場が備わっていません。その代わりこの広場の地下が広大な駐車場となっています。他にも街中にはあちこちに大きな駐車場が地下にあります。


高速1時間強、地道20分の道のりです。途中、高速のSAでトイレ&コーヒー休憩。
リヨン~パリを結ぶA6(高速6号線)は主要道路なため、南仏へ行く観光客の多いリヨン~マルセイユのA7同様、サーヴィスエリアは頻繁にあり、大きくてきれいです。山に行くのに乗る高速のSAはもっともっと地味です。


名産品コーナーも充実しています。ブルゴーニュといったら、ワイン以外ではマスタードが有名です。


パン・デピスも特産品です。ハチミツが入ってしっとりしています。スパイス入りカステラみたいなもんです。色々あって楽しいですが、高速のSAは高いので買いません(^^;


ボーヌの手前で高速を降りました。目的地は世界的に有名な白ワインが造られているサシャ―ニュ・モンラッシェ村。友達が以前、職場の人たちと来たワインセラーがとてもよかったのでまた一緒に行こう、と随分前から言っていたのがようやく実現しました(^^;
ブルゴーニュワインはディジョンとボーヌの間に主なクリュが点在し、ディジョンに近い辺りでは一般的に赤の方がよく、かの有名なシャンベルタンやヴォ―ヌ・ロマネもその辺りです。ボーヌの辺りまで下ってくると白の方がはっきりした美味しさになってきて赤はぼんやりした印象になってきます。ピュリニー・モンラッシェやムルソーといった字面を見ただけでもよだれが垂れてきそうな村がボーヌ周辺に集まっています。


やってきたのはサシャ―ニュ・モンラッシェ村の生産者たちが集まって経営している共同ワインセラーです。サシャ―ニュ・モンラッシェを始め周辺のワインが集まっています。
日曜でも10時~18時の営業というのがありがたいです。フランスでは日曜は閉まっているところが大半なのです。
ただし、メインの建物の方は日曜日はお休みで小さいほうの建物のみのオープンになります。初めて行ったわたしの印象ではそれでも十分に広かったですけど・・・


入り口周辺。おしゃれです。


うぉぅ。。( ゚Д゚) ドキドキします・・・


サシャ―ニュ・モンラッシェ村のエンブレム。


今日のお目当てはサシャ―ニュ・モンラッシェではなくて比較的手ごろなリュイィ―です。というのも友達は前回この近くのレストランで飲んで衝撃的な美味しさだったリュイィ―をその直後ここのワインセラーで同じものを買って帰ったのでした。


リュイィ―はふたつの生産者のものしか置いておらず、そのうち友達が前回買っておいしかったというやつはなんと2本しかストックにないということ(*_*)当然、試飲用に開けてもらえませんでしたが、友達と1本ずつ買うことに。そしてもうひとつの生産者の分を味見させてもらいましたが、まあまあおいしかったのでそちらを5本。ちょうど1カートン(6本)にしました。


周辺の畑の説明。


リュイィー以外にもたくさんのワインがあるのでいくつか試飲させてもらいます。
わたし達が大好きなサン・トーバンやここのメイン商品であるサシャ―ニュ・モンラッシェも何種類か出してもらいました。


同じブルゴーニュでももう少し北の方の有名ワインも並べられていますが、値段もつけられてないし、どちらかというと飾り用と思われます。ラベルを見ただけでもすんごい高そう(◎_◎;)


カウンターに陣取っていたおじさまがふたり、あとからもうひとり来て3人になり楽しそうに飲んでいます。しかもボルドーとかコート・デュ・ローヌとかここのワインでないのを飲んでいます💦
おじさまの一人がわたし達にもパテ・クルート(パイ生地包みのテリーヌ)を勧めてくれます。これがめちゃくちゃおいしいΣ(゚Д゚) ちょっと普通には出会えない完璧さです。引退した職人さんが今も趣味で家族・友人の分だけ年に数回注文を取って作っているのだとか。そしてこのおじちゃんは何を隠そうモンラッシェの有名ドメーヌの経営者であるコラン氏その人でした(;'∀') ほかの二人も同じく生産者の方たちでした。
村の共同カーブ・・・生産者たちの集う憩いの場でもあったんですね(*‘∀‘)


ノリノリのコラン氏。「ブルゴーニュの世界一おいしいワイン飲んでパテ・クルート食べて・・・君たちももうじき僕みたいな立派なお腹になれるよ!!」と大はしゃぎです。


3人目に来たおじさまはコンテチーズ持参でしたので、早速切っています。
ふたり目のおじさまはマグナムサイズのコート・デュ・ローヌ持参でしたし、どうやら日曜に自慢の1品を持って集まる習慣なのだと思われます。


赤は買うつもりなかったんですが・・パテ・クルートに合うよ!と注いでくれました。


おじさまたちと1枚(*'▽')


美味しかったコランさんのサン・トーバン。3本購入です。



あ~既に飲み過ぎだ・・・
後編に続きます。