randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

再びヴェルコールへ(後編)

友達と二人で出掛けたヴェルコール山塊北部でのハイキング。前日に降り積もった新雪でスノーシューが大活躍です。念のため持ってきたアイゼンも尾根部分の狭めの部分などで出番があり、こちらも無駄に持ってきたことにならなくて嬉しい♬ 
・・・そんなことより、天気ですよ!晴天の予報がこんなことに(つд⊂)💦


今日の行程中一番高い場所、ロシェ・ド・ラ・バルム(2063m)に到着。友達はいつも頂上にあるケルンにひとつ石を足します。


さて、尾根伝いに次の目的地テット・ド・ラ・ショーディエールに向かおうとしていると…


雲がいきなり開いて青空が(^O^)


このあとまたガスの中かもしれないので今のうちに記念撮影です(^^;


青空が見えてテンション上がってきました。次へ進もう~💖


はい、着きました。ふたつ目の目的地だったテット・ド・ラ・ショーディエール(2029m)。


ヴェルコール山塊独特の連なった山頂がきれいに見えます。


手前の岩肌をアップ。


南東方面にはデヴォリュ山塊が。真ん中やや左が最高峰のオビウですが、友達とは昨年ここにハイキングに行ったときに知り合いました。以来、一番の山友となってます。


ベルドンヌ山塊も雲から顔を出してくれました。


さて、ここから下っていきます。


雲に隠れているのはヴェルコール山塊を代表する山のひとつ、グランド・ムシュロールとその手前には同じ山に見えますが峠を挟んで一応独立しているプチット・ムシュロール。前者は要リベンジ、後者は昨秋登りました。


プチット・ムシュロールは完全に雲から出てきました。中央の白い平たい坂のような部分がそうです。そのすぐ麓まで行くと、夏用のハイキングコースがありそれを通って駐車場まで戻るか、もう少し近道で直接谷になっている部分の最短距離(で、もちろん歩ける場所)を探して下りていくかという選択を迫られます。
もう3時半くらいだったし早く帰れる方にしよう、と後者に決めました。これといった道はないので目で見て良さそうなところを歩いて行くことになります。


急です。。


友達は膝が少し悪いので急な雪の坂を下りるのはきついらしく、一部はお尻で滑り降りていきました。


奥に進んで行きます。


スノーシューでは通れない場所が多いのでもう外します。



森に入ると一応道になってるところに来ました。コース外の道ですが、地図を見る限りそのうち朝通った道にぶつかるようです。


無事戻って来れました(´▽`) 
ヴェルコール独特のやたら大きいしかし大したことは書いていない看板


そしてその裏のヘタウマイラスト。


ああっ、駐車場(1140m)に着くとグランド・ムシュロール(左)もプチット・ムシュロールも雲から出ています(;´Д`)


先週来たのと同じ道だったので、また同じチーズ農家に寄ります(^^;)
なんと友達もここの常連さんでした。しかももう何年も前からこちら方面に来た時はよく寄るんだとか。


ここのチーズがおいしい理由のひとつを発見!
この地方にはちょっと珍しいアボンダンス種の牛でした。ボーフォールやアボンダンスなどサヴォア地方の伝統的なチーズを作るのに不可欠な品種です。搾乳量は少なめですがコクのある美味しいミルクを出すとされています。


あれっ、今日は・・・


先週はなかったチーズがあります。


あ、それとこないだ2個しか買わなくて後悔した(一瞬でなくなった)のもあります。


子供たちがとっても気に入ったブルー、そして今回はバターも買ってみました。前回のももちろんまだ残ってるんですが・・・

それに、バカンスで1週間オート・サヴォア県へスキーに行ってた同僚に農家製ルブロッションふたつ頼んでおいたのが明日あたり持ってこられる予定。どーすんだ、わたし。。


帰りも友達の運転でらくちんです。そもそも今回のハイキングコースを調べてくれたのも彼女です。ありがとう、友達!

再びヴェルコールへ(前編)

土曜から日曜の間の夜中の間に夏時間に移行したフランス。時計を1時間進めます。午前2時が午前3時になるのです。わたしは土曜の晩に家じゅうの時計、腕時計を進めてから寝ます。パソコンやスマートフォンは勝手に変更されるのでらくちんです。


日曜日友達とハイキングに行くことになっていたんですが、土曜日晩にメッセージが来て「明日から夏時間だから~ 迎えに行くの6時のところ7時にしてもらっていい?」
・・・わたしひとりの時は5時台の出発とかが当たり前ですが、仕方ないです。


友達の運転で楽をするので文句は言えません。わたしのほうが高速の入り口に近い場所に住んでるのでいつも迎えに来てもらうことになります。


グルノーブルの少し手前。ベルドンヌ山塊が真っ白です。前日の土曜日が天気悪かったのが山では雪だったようです。

この辺りを自分で運転するときはいつももっと早い時間で真っ暗なので日の出のベルドンヌを高速から見るというのは珍しいことです。


今日行くヴェルコール山塊が正面に見えてきました。
つい先日もヴェルコールに一人で行ったばかりなのですが、天気が南方面のほうが良さそうだったのと、雪崩情報がヴェルコールが5段階の2、ほかのエリアは3や4だったこともあります。


しかも前回来たのとほぼ同じ方面。同じ県道を15分ほど先まで走ったところから歩き始めます。
ゴルフ場のすぐ近く駐車場なのでとっても広いです。日本ほどは盛んではありませんが、一応フランスにもゴルフをする人はいます。


駐車場名はズバリ「ル・ゴルフ」標高1140mだそうです。
つい先日ひとりで来た時は雪も少なく全体に硬かったのでスノーシューよりアイゼンが役立ちそうだったんですが、前日新たに積もって、下から見る山肌もこないだよりは明らかに白いです。迷った末、ちょっと重たいけど両方持っていくことに。


準備を整えて歩き始めたのは9時。つまり冬時間の8時ですね。全く雪はありません。
ゴルフ場に向かう人たちが歩く道なのでとっても整備されています。



あ~ありました。ゴルフをしたことがないので日本と同じ造りなのかどうかもよく分かりません。


うっそうとした森に入る前にやたらかわいい小さな小屋がありました。


日当たりの悪い森の中はさすがに雪があります。
傾斜はほとんどない森の中を結構長い間歩きます。


何度かの分岐を経たあと、途中からコース外の道を選びます。コース外と言っても雪がなかったらなんとなく道の形になってるらしいんですが、雪に隠されてしまいしかも積もったばかりなのでトレースもなく、何度となく道を探しました。たまにケルンがあるのですが極小ケルンでそれ自体雪に隠れてしまっていて見えないことも多く、案外やっかいな森でした。


おお~久し振りの新雪に感激です。


友達が地図を見ている間にわたしは写真撮りまくりです(^^;


この辺はまだ1500mくらいの地点ですが雪の量が半端なくなってきました。
もう道はまるで分からんのでとりあえず山の方向に向かいます。


スノーシューを付けることに。あ~荷物が軽くなった(´▽`) 


森を出てしばらく歩いた辺り。大まかに言って今日は前に見えてる山の稜線の部分を歩くのがメインイベントです。


まずは避難小屋の近くを通って登っていくということにしていたんですが、ありました。


しかし・・質素な避難小屋です。中を見てみたい気もしたけどネジみたいなので閉まっていて面倒だったので開けませんでした。隙間風入り過ぎで寒そうです(・_・;)


あ~そうそう、わたしの新しい棒です。ひん曲がってたのに加え、片方の真ん中の部分をなくしてしまい、先週購入。クリップの部分がプラスチックのものが多いんですが、これは金属で丈夫らしく、しかもとっても軽い!その日2割引きセール中だったことも手伝って即購入♡


わたしたちの足跡。


快晴の予報なのに・・・山の向こうから不吉な雲が広がってきました。


ところどころにケルンがあるんですが、まあ登りたいように登るので大丈夫です。ただ、ケルン通りに行くと稜線上にいくつかある山の頂上のうちのどれかにたどり着くという長所はありますが、それは別に尾根部分に到着してから移動しても構いません。


むむむ・・・午前も午後も晴天の予報だったのに・・・
ちなみに山の反対側(東側)は朝のうちしょっちゅう雲海が見られるゾーンで、先週行った時もその眺めを満喫したのですが、今日はどうやら雲の位置が高いらしく、わたし達のいるところまで雲海の中ってわけみたいです。


上のほうまで登って来たけれど・・・


視界ゼロ・・・


そしてこの城壁のような山の連なり、ここで雲はブロックされていてわたし達が上ってきた方面は思いっきり晴れています。あ、そうか、天気予報間違っていないのか・・・麓の町の天気予報見てたけど、そちらは常に青空なわけですから。



うだうだ言ってても晴れてくるわけでもないので歩き始めます。この「バリケード」とか「フェンス」とも呼ばれる山の連なりの上の部分を南側に歩いて行きます。



もう12時です。先ほど避難小屋前で休憩した時におやつを食べましたが、ふたりともお腹が空いていたのでこの最高の景色の中💦お昼ご飯にすることに。テンション低すぎて食事中の写真なしです。


ご飯を食べているとふたりのハイキング客が登ってきました。少し話をしましたがもう少し先でお昼ご飯にするらしくて先に出発していきました。この日に出会った唯一のハイキング客となりました。


30分ほど休憩したでしょうか。相変わらずのガスの中再び歩き始めます。


森の中と比べてそこまで積もっておらず、岩や石の出っ張った場所も通るためアイゼンに履き替えました。


うう~~何も見えません(;´Д`)


こんな濃霧の中今日のハイキングは終わってしまうんでしょうか・・・
友達が言います。「わたしが見た天気予報では午前よりも午後の方が天気がいいって出てたよ」・・・ほんとにぃ??少し期待しつつ歩き続けます。


後編に続きます。

ハイキングフェスティバルへ

今週末は久々の土日休みだというのにイマイチの天気予報だったので1泊で出掛けるのを諦めました。地中海はマルセイユとカシスの中間にあるカランクくらいまで遠征することも視野に入れていたのですが、その頼みの地中海沿いまでが今日は悪天候。


1年を通して大体毎日晴れている辺りなのですが・・・(;´Д`)
仕方がない、1泊お出かけプランは諦めます。


仕方ないので朝はマルシェへ。


若いタンポポの葉。定番はソテーしたベーコンをちらしてポーチドエッグを乗せたサラダです。春サラダです・・・あっそういや明日から夏時間です。1時間時計を進めます。


これはシーズンが終わりつつあるほろ苦い葉っぱたち。色も鮮やかで見た目が映えるのですが、苦いもの嫌いな人やお子様には嫌われがちです。口がさっぱりするので、ルッコラとかも合わせるとフォンデュのときの付け合わせのサラダにぴったりです。


今朝一番買いたかったのがシェーヴル(山羊)チーズ。色んな熟成期間のものを混ぜて12個買いました。


この後、郊外の大型スポーツ用品店とスーパーで買い物、一度帰宅。


昼食後、友達と待ち合わせて市内で今週末行われているハイキングフェスティバルへ。


「Salon du Randonneur」ランドナーはハイキングする人という意味です。女性系randonneuseランドヌーズをわたしもブログ名に使っています。芸がないですが・・・
毎年、ハイキングのシーズンが始まる前の春に行われるイべントで、去年も来ました。
フランスや周辺の国、海外県などいろんな地方がブースを出しハイキング客を誘致するためにパンフレットなどを準備してその地方の魅力、おすすめを紹介してくれます。色んな質問にも答えてくれます。


地方のブース以外には自然関係のツアーを実施している旅行会社やキャンプ場などの宿泊施設、ガイドブック会社なども出展しています。山グッズ関係は意外と少なく、あくまでも買い物しに来る場ではなく、情報収集が目的の集まりです。
これ、行きたいな~でも晴れたら1泊で山に行っちゃうから無理だな、と思ってたので天気が悪いがために来れたわけです(^^;


他に山関係のテーマの講演会などの催しも含まれています。


入り口周辺。わたしは先週行った山グッズ屋さんに置いてあった入場券で入りましたが一応入場料は5ユーロです。


ここ国際会議場は特に高低差とかないんですが(~_~;)、いつでも登れそうな足元の人がたくさんいました。


出展企業、地方の一覧表。結構たくさんあります。


地元・ローヌ県のブース。最高峰でも1009mと高い山はありませんが、ボージョレ地方など散歩するのに気持ちの良いエリアを擁してます。
その奥はわたしが大好きなジュラ地方。年2~3回は行くので新たな情報収集に立ち寄りました。


人工芝を敷いてみたり、黄色いハイキングのオフィシャル看板を模倣したものを立ててみたりと凝ったブースもあります。


ああっ。わたしが目下一番好きな県?オート・ザルプ県です。エクラン、デヴォリュ、ケラス・・いろんな山塊があります。今シーズンもバリバリこちら方面には出かけることになると思うのでこのブースには少し長居をしました。


ここはエクラン国立公園のブース。このおじさんはわたしが昨夏に行ってとっても気に入ったエリアに住んでおられるそうです。わたしのブログの第一話で「南エクランへ」というタイトルで紹介した地方です。中部から南部にかけての山塊の魅力を語ってくれました。あ~~夏が待ち遠しいです。


外国の中で一番たくさんブースを出していたのはお隣のスイスです。素敵な景色が満載です・・・まだフランスだけでも全然色んな所に行けてなのにどうしろっていうんでしょうか(;´Д`) 休みが足りない。。


そのほか今年行きたい場所候補のひとつ南仏のメルカントゥール国立公園とピレネー国立公園などのブースに寄って帰宅。


色々もらってきたパンフレットやマップ。


ハガキやステッカーも色々もらいました。


さて、今シーズンそのうち何割の山に行くことができるのでしょうか。