フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

南仏お山地方の農協と民宿へ

イゾアール峠でミニミニハイキングにチャレンジした後、ケラ地方側に道路を下ります。


正面にお城のようなものが。


ここはヴィル・ヴィエイユ(古い町、の意味)という町で、元々あった高台のお城を17世紀に建築家ヴォーバンが要塞化しました。フランスでは要塞といえばヴォーバンというほどこの人がプロデュースした建築物があちこちにあります。


町を抜けてしばらく進んだところのロータリーにみよん家ご用達のお店があります♪


農協とありますが、ケラ地方の名産物を集めた道の駅的なセレクトショップ(^^;)で、年中無休なのが助かります。フランスは日曜日(特に午後)はほとんどお店が壊滅的に閉まっているのです(;^_^A


中は広々。3度ほどこのブログにも登場しているので覚えのある方もおられるかもしれません。林業が盛んなため、木を使った工芸品や家具も多いのですが、そういうのはあまり買うことがありません(^-^;


もう、欲しいものは大体決めてあります。
まずは。。

あったあった。この写真の兄さんの焼き物がセンス良くて気に入って毎回少しずつ買っているのです。今回は中くらいのボウルとお茶碗的なものを2客買い足しました。
日本的な趣のある上品な雰囲気がフランス人の友達にも日本人の友達にも評判がいいのです(*^▽^*)


えーと、次は。
シアバター(カリテバター)2,5%入りの石鹸。色んな香りがあり、5つで10,50ユーロ(ひとつから買えますが少し割高)とお手頃なので毎回、自宅用プレゼント用と買っています。バーベナと野イチゴがお気に入りで、今回ラベンダーも買いました。


それとこちらも毎回買う個性的な商品。

南仏のお山に自生する木の実、アルグジエ(日本でも健康食品として手に入るようです)のシロップ。若干渋みというかえぐみのようなものを感じるのですが、それがまた病みつきになっています。かなりとろみがあるので、ヨーグルトやフロマージュ・ブラン(フレッシュチーズ)にかけて食べています。


それと、次はチーズコーナー(≧∇≦)

ケラ地方は特に酪農が盛んという位置づけはされていないものの、ドライブやハイキングをしていると、酪農農家はそこそこ見かけます。土地が乾燥しているので豊かな牧草が必要な牛よりも、乾燥した土地に順応できる羊や山羊チーズの種類が多いようです。
うちにいっぱいチーズはあるので、ここでのお気に入りのひとつ、シェーヴル(山羊乳)のちょっと柔らかい目のチーズひとつだけにしておきました。


木の工芸品が名産なだけあり、買い物籠も木でできています。見た目は可愛いんですけど、目の詰まった木材らしくて非常に重たくて使いにくい💧 まあどうせ奴隷に持たせるからいいんですけど( ̄▽ ̄;) 


さて、道の駅を出て今来た方角に戻ります。民宿を予約している小さな村に向かうためです。


先ほど通ったイゾアール峠道路から脇に逸れた県道に進みます。通ったことのない道です。山間部の村というと谷底に位置していることが多いですが、地図を見る限り視界の開けた高台にある村のようなので楽しみです。


峠道路から数分で到着。なるほど、民家が20軒もないくらいの小さな村です。
ここの民宿をケラ地方の観光局のHPで見つけて、昨晩電話で予約しました。


古い農家を改築して民宿にしているようです。


この窓のすぐ隣が入り口で、入ると横が台所、正面がダイニング、奥がリビング(共有スペース)でした。
台所にいたご主人にご挨拶。少し話をしたのち、部屋に案内してもらいます。


客室はその階段を上がったところから入ります。
電話では「相部屋(値段が安い)でいいです」と言ってあったのですが、個室(ツイン)でも値段は二人で10ユーロしか違わないので結局、個室をお願いしました。
ちなみに値段は1泊2食付きで相部屋だと1人45ユーロ、個室では50ユーロです。


なんか古い道具が置いてありました。修理してあり、現役感溢れています(^▽^;)
何に使う道具なのか聞くの忘れた・・・


可愛い木のドアです(#^.^#)


大きくはないけれど、シンプルで趣味の良い清潔感のあるお部屋でした(*´ω`)
トイレとシャワーは共同ですが、すぐ出たところ向かいにあり、洗面台は部屋の中にありました。


部屋でごろんとベッドに寝転がって少し休憩した後は、リビングに行くことに。
台所で夕食の準備をしているご主人が時々出てきて話の相手をしてくれました。ここのご夫婦は元々リヨンの方で、お山好きが高じて引っ越してきて民宿を始めたそうです。ご主人の実家は何とうちから1kmくらいの地区でしたΣ(゚Д゚) 


趣味の良いダイニング。このすぐ左手に台所があります。


半日運転でお疲れの仮免運転手の次男。
この後、グループの宿泊客が10人ほどドサッと到着しました。7人組と3~4人組といういずれも60歳前後くらいの2グループでした。一部の奥様方としばらくお話しした後、次男が居心地悪そうにしていたので(^^;)テラス席に移動しました。


お庭兼作業所。


まだそんなに寒くないので、しばらくここに座ってのんびりしよう♬


丸太だらけです(^▽^;)



次回に続きます。
お付き合いくださってありがとうございました。

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