フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

今シーズン最後の(さすがに!多分)テント泊in南仏の山

10月21、22日に子供たちと南仏のイタリア国境に接したケラ山塊に1泊遠征したときの旅行記です。峠道路としては国内で2番目の標高になるアグネル峠(2744m)からイタリア側に下りてピクニックでチーズフォンデュを楽しんだ後は峠に一度戻り、フランス側に車で下ります。


少し下りたところにハイキングコースに出発できる駐車場があるようです。
ハイキング中としか思えない景色ですが、ハイキングを全くしない人でもアクセルを踏むだけでこの景色が楽しめてしまうのですから、峠道路さまさまです。ただし、雪深いため年間5か月弱しか開通していないという弱点もあります(^^;
ぶっちゃけ、ここら辺で車から降りて即テント張っても何の不思議もないくらい風光明媚なところを走っていますΣ(´∀`;)


地図によると、税関だった建物らしいです。



もう少し下りると比較的大きな駐車場がありました。シーズンオフということで日曜なのに車はほとんど停まっていませんでしたが、この広さからして夏には結構な賑わいを見せているのかもしれません。


どうやらあの峠を越えた奥に今晩のお宿に定めた湖があるようです。この駐車場が標高2600m、峠が2917mなので高低差は300mちょいといったところです。


地図ではこんな感じ👇

右半分に大き目の湖がひとつ、その先にもうひとつふたつありますが、わたしが目を付けているのはその左にあるちっちゃな湖です。大きな湖に行くには200mちょいの高低差で行けるようなのですが、こじんまりとした湖に魅かれるし、地図を見ても分かるようにこちらの方が地形が複雑で面白そうです。


次男。手に持ってるビニール袋には焚き火用の木が入っています。
長男の持ってる袋にはもっとたくさん木が入ってさらに重たいのですが、この緑の袋はわたしと次男が交代に持つことにしました・・・が、次男がしんどそうだったので結局このあとすぐチェンジ。最後までわたしが持ちました。ザック自体の重さは長男とわたしがほぼ同じ、次男のが軽い目となっています。


アフリカの人?みたいに木の枝の入った袋を頭に乗せて歩いてくる長男(゚Д゚;) まあ、好きにしたらいいんですが。。


わたしのこの袋は底の部分がマチがなくて頭に乗せると安定しないので(^^; 両手で体の前で持って歩きました。

緩やかなとこもあるんですが、時折急になります。荷物が軽ければ楽勝なファミリー向けコースだろうに、ザック12キロ、木が3キロくらいで必死のパッチです。


ジョンシアンが束になってまだ咲いています。いいお天気が続いているせいでしょう。この時期、3000m近い場所にこんなにきれいに咲いてるとは思いもしませんでした。


幸い、お天気は良くて気持ちいいし暑くも寒くもない快適な気温です。10月下旬のこの標高にしては申し分ないハイキング日和でした。これを書いているのはハイキングから10日しか経っていないというのに、この辺り一帯はもう雪景色のようで、この日や翌日通った峠道路も冬季閉鎖期間に入ってしまいました。


峠はもうすぐそこっぽいです。


着きました♬レシャシエ峠(2917m)。


すぐ目の下に水溜り的池が見えてますが、目的地に定めたもう少し大きな湖は中央少し左の日陰にあります。


北側。谷の奥になんか色々見えてますが・・・雪を被っている遠くの山はイタリアのようです。
手前のラインはケラ山塊の3000m前後の山になりますが、ケラ山塊は2、3の有名な山を除けば全国的に知られたような山はないので、というか単に勉強不足で何の山だか全然分かりません💦


子供たちが全然来ないので、荷物を峠に置いてそこら辺の高台に登ることにしました。一番奥、といってもここからは頂上は見えていないようなのですが、ピック・ド・フォレアン(3081m)です。最後まで登る時間ないかもしれないけど・・・


緩やかな傾斜の部分を登って稜線部分に辿り着きました。ケルンが積まれています。


もう少し行っとこか・・


峠部分を振り返って。荷物を置いているところはもうほんの少し右下で、ここからは見えません。


この辺は幅が広て怖くない稜線なのでさっさと進めますが、頂上付近はもっと幅が狭そう&さすがにそろそろ子供たちも峠まで登ってきそうです。


ということで、稜線部分のキリのいいちょっと小高くなったところで引き返すことにしました。約3050mの地点です。ここが本日の頂上間違いなしヾ(*´∀`*)ノ


急いで峠まで下りてきました。長男のザックだけがわたしのザックの近くに置いてあります。??下を歩いてくる子供たちの姿が。この後聞くと、木の入った袋が重すぎたのでまずはザックだけしょって峠まで登り、ザックを下ろして木の入った袋を取りに戻ったんだとか(@_@)その間、次男は疲れて座って休憩・・・むむむ。


ようやく峠に到着の子供たち。「お母さん、いつも『わたしは歩くん遅い。体力ない』って言ってるけど、どうやったらこんなけ重たい荷物持って休憩なしで登って来れるん?」と開口一番言われましたΣ(´∀`;)
だって同僚S君と歩くといつもわたしの1,5倍の速さで歩かれて待たせてるし、他のハイキング客にもよく抜かされるし。すぐ疲れるし。決して人より早いとは思わないんですが、ここしばらくのテント泊で重たい荷物にも少しずつ慣れた&最近1700mとかの高低差のハイキングに2回ほど行ったので訓練されてる時期なのかもしれません。


結局、元々地図を見て想定していた湖はもう日陰に隠れてしまってて寒そうだったので、手前にある底の浅そうな水溜り的池の近くにテントを張ることにしました。


こんな感じです。


初めは日向だったのですが、テントを建てている間にこの辺も日陰になって急に寒くなってきました。


地図を見ると周辺に2本ほど小川があるようなのですが、夏が猛暑だった&良い天気が続いているせいか乾いてしまっているようで見当たりません。ちょっと離れた下の方にひとつ川が見えていますが、また登ってくるのが面倒くさい・・・ようやく使えそうなのがすぐ近くのこの細い水の流れ。水は地図に載ってる小川に期待して最低限しか持って来ていないので助かります。


流れもゆっくりだけど…一応流れている水なので(^▽^;)
沸騰させて使えば大丈夫でしょう。結局、この沸騰させた水を少し冷ました後ペットボトルに入れたものがこの夜湯たんぽ代わりに役に立ちました(*'▽')


この木が重たかったんですね・・・今朝イゾアール峠道路(アグネル峠道路の前に通った峠道路)の森の部分で拾ってきたものです。なにせここの駐車場はすでに2600mとかなので森林限界既に越えちゃって木もないと分かっていたからです。


寒~~い💧
熱い紅茶で温まろうと試みます。


まだ6時半にもなっていません。さすがに今から焚火を始めると夜早い時間帯に木がなくなりそうなので、せめて7時まで待ってから火を起こすことに決めました。じっとしてるから寒いんだ!少しお散歩することにしました。


振り返って。アグネル峠近くのイタリア側の高い山々はまだ日向です。


少し大きめの湖まで歩いてきました。


元々はこちらにテントを張ろうと思っていたエシャシエ湖です。わたしたちのテントを張った場所からだと徒歩10分くらい。こっちもいい感じです✨ただ、石が多くてデコボコしてるので、テントを張るだけの平らで石のごろごろしていない場所があるのかどうかは分かりません。探したらなんとか見つかりそうですが・・・左手に壁のようにそびえる高い山は先ほど子供たちを峠で待っているときに登ろうとして最後までは行かなかったピック・ド・フォレアンです。これのせいで早い時間帯から日陰になってしまうんですね。


アップダウンの多い丘陵地です。崖とかもあまりなくて基本どこでも歩けるので思うがままに散策出来て気持ちがいいです。


サボテン的な多肉植物・・・7月くらいには真ん中からニョキニョキ~っと茎と花が出てくるジュバルブだと思います。


テントを張っている近くまで戻って来ると長男が黄昏ていました(;・∀・)



夜編に続きます。

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