フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

山スキーで1泊ハイキング・2日目午前編

初心者山スキーヤーである以前に、単に「初心者スキーヤー」でもあるわたしの山スキーでの避難小屋デビューハイキング記です。


標高2100mの地点にある避難小屋に1泊しました。


スキーであるなしに関係なくお山で迎える朝、お山でのコーヒーほど幸せなものはなかなかありません。


出発準備が整いました。
今日は谷をさらに登って適当な頂上か稜線まで出ようというユルい計画です。
Oさんがよく知っているので地図さえ持ってきていません(^^;)
普段は夏でも冬でも地図は欠かさない派なのですが・・・


先ほどは朝ご飯の飲み物用の水を自分で汲みに行きましたが、コーヒーおかわりとかして半分以上使ってしまったのでOさんに少し汲みに行ってもらいました。


右手の斜面を登っていきます。


お日様が昇ってきて日向になり始めましたが、先ほどまで影だったため雪が凍ってガチガチです。スキー板にはもちろん滑り止めを付けていますが、ちょっと怖いのでクトーとフランス語で呼ばれる山スキー用のアイゼンを付けようと思ったら・・・
メーカー的に合わなくて取り付けられません_| ̄|○_| ̄|○
Oさんの友達の女性プロスキーヤーの方にもらった板に自分で買ったビンディング(留め具)を付けたのですが、ビンディングとアイゼンの合う合わないがあるみたいです😓


仕方ないので一番急で凍ってるところはスキー板を外して登りました。
わたしのザックの横ポッケにスキー入れられるんだけど、面倒だな~って思ってたらOさんが自分のザックにさっさと引っ掛けて登っていってくれました(^▽^;)スンマセン・・・


転ばないようにスキー板外して登ってたのに、足首が悪いせいでバランス崩してちょっと転んで:(;゙゚''ω゚''):カラマツの木(上の写真みたいな)に引っかかって止まりました💦
まあ、例え木に引っかかって止まらなかったにしても谷底に落ちるような怖い場所ではないんですけど、ちょっとビックリしました。


傾斜的に楽になったのか、雪が柔らかいところまで来てスキー板が滑りにくくなったのか、昔過ぎてもう忘れましたが😅まあもう大丈夫というところでOさんに板を返してもらってスキーでまた登り始めました。


Oさんのザックは小さくて寝袋は入らないので括り付けてあります。


斜面を登り終えてだいぶ平たいところに出てきたので1枚撮ってもらいました。


あとはなだらかなところ中心だそうです(´▽`) ホッ


あっ、なんか小屋が見えてきました。
ここも通常は使うことが出来る避難小屋(羊飼い小屋)らしいのですが、改装工事を控えているため使えないとのこと。いいシチュエーションなのに残念です。


それでも小屋に寄り道することにしました。


小屋前の水場で水を汲むOさん。
「さっき汲んだんじゃ?」と聞くと「こっちの方が上流だから美味しいはず」と水を入れ替えていました。


水汲み&おやつ休憩の後、再び出発します。
川の対岸に移らないといけないので、渡りやすいところを探しつつ進んで行きます。


次の小屋でお昼ご飯休憩を、ということなんですがちょいとこの辺り斜面が急になってきてスピードダウン(わたしが)💧
時々待ってはくれているもののなんか言いたそうな顔をしています。


言いたいことって・・やっぱこれですよね?
言わないんだけど痛いほど聞こえます(-_-;)


振り返って。


ひゃっほぅ✨ようやく到着です。


小屋前のベンチでお昼ご飯にしました。
風もなくポカポカしていてとっても気持ちの良いピクニックでした。


最終回に続きます。
お読みいただいてありがとうございました。

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