フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

怖い峠道を通って放牧地へ

食べ頃になったチーズを味わいに行く旅、ですが1日目は放牧地へと向かいます。
チーズにありつけるのは2日目に峠の向こう側にある農家の熟成庫に寄り道したときになりそうです(;^_^A


この峠道は2600m台でトンネルを抜けられるようになっており、稜線が県境になっています。7月末にこの道路に来ましたが、反対側(農家のある側)から上り、こちら側には少し下りただけでした。


半分ほど上がったところから。峠道特有のヘアピンカーブが連続しています。


未舗装路の悪路なため普通の自家用車で来るのはほぼ不可能なので、すれ違うのは車高の高い四駆、バイク、それにマウンテンバイクです。


8月の半ばという観光ハイシーズンにも関わらず、対向車は多くありません。
悪路だけれど見晴らしは良く、遠くから対向車を見つけることが出来るので適当なところでどちらかが待ってすれ違うようにします。


悪路の運転に慣れている友人Oさんのランドローバーの助手席だったので安心して乗ってましたが、わたしに四駆を貸してもらっても峠周辺は怖すぎて運転できない道です(◎_◎;)
お時間に余裕のある方は恒例の動画でどうぞ😊
👇14秒間あります。

Parpaillon 15 août 2020-1



そして峠を越える部分にあるトンネル。
約500mあり、1車線分しかありません。一直線なのでトンネルの反対側が見え(光の点ですが)、最初に入った車が出るまで反対側の車は待つ、というルールです。
自転車やバイクとはすれ違うことが出来ます。
前回に来た時の記事には写真を載せましたが、今回は動画を貼り付けます。
👇40秒あります。

Tunnel 15 août 2020
トンネルの出口を出た時のホッとした気持ちが伝われば、と思います(^▽^;)


怖い峠道路を下りた先(最後までは下りきってません)の平和な放牧地に到着しました。
農場主のSさんはまだ到着していなかったので前もって聞いていた搾乳機の不都合を修理(Oさんが)、それでもまだSさんが来ないので牛さん達を集め始めました(Oさんが‥ほら、わたしは松葉杖で~😅)。


間もなくSさんが牛さんの顔のイラストの描かれたランドローバーでやって来ました。
「おお、みよん。足の調子はどうだ~?」とやって来るSさん。


間もなく白いフワフワの、でもかなり汚れたんも寄ってきました。


放牧のお手伝いをするSさんの愛犬、オリちゃんです😻


あいにく?牛を集める仕事はOさんがほぼ終わらせてしまっていたので(よく手伝いに来ているだけあり、とても手際が良いのです😅)、手持ちぶさたなオリちゃんと遊びました。

Sさんの可愛い牛さん達。


搾乳の順番を列をなして大人しく待つ賢い子たち✨
もうたまらなく可愛いですね・・・(≧◇≦)


搾乳の仕事を終え(SさんとOさんが)、明日の朝の搾乳もお手伝いすることを約束し(Oさんが)、Sさんとお別れしました。
Sさんには従業員のDさんという方がいるのですが、この週末は土日休みでひとりでてんてこ舞いだったため、わたし達(正確にはOさん)が手伝いに来たことをとても感謝していました。


前回2泊で来た時に1泊目に泊まったのと同じ稜線に四駆で上がってきました。
日が沈むと寒いので明るいうちにディナーピクニックにしました。といってもフランスの夏は日が長いのでこの写真でも夜の7時過ぎです。


日没間際のランドローバー。


焚き火はちょっとだけしましたが、結構寒くて(標高2400mくらいでしょうか)車に避難して日の入りを見届けました。


ちなみに眼下に見えるのが前記事に載せた酔狂な写真を撮った湖です( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)



2日目に続きます。
また牛さんの写真とか代わり映えしない記事になるかと思いますがご了承くださいm(__)m
お読みいただいてありがとうございました。

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