フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

グループでボネット峠(2715m)

フランスで3番目の標高のボネット峠に今シーズン3度目にチャレンジしたときのお話です。
最近行動を共にすること多い山友Cさんから「週末に姉夫婦が遊びに来るんだけど、ふたり共自転車好きだから、君もおいでよ。みんなでサイクリングしよう」とのお誘いを受けていました。


遠くサヴォア地方から車でやって来たCさんのお姉さん夫婦、黄色のウエアのMさんと白の縞々ウエアのLさん。Cさんの友人・T君も誘いました。ヘルメットもサングラスもかけてないCさん、モザイクするのが面倒~(-_-;)


目的地はつい先日ブログに書いたばかりのボネット峠。というのも、わたしとCさんは今シーズン既に2回登っていますが、お姉さん夫婦は初めてだということでした。
これは標高約2100mの地点。ここには水場があり、ここまで足つきなしで1000m登ってきました。


初登場のT君はトレランの大会で入賞するレベルのスポーツマン。CさんとT君が大体同じレベル、次にお姉さん夫婦で、この地点まではわたしが一番遅かったです。
しかし、お姉さんデカい・・・178センチくらいある感じでした。


10分間ほど休憩したのち、再出発です。
Cさんが自らも自転車に乗りつつ撮ってくれてるのでブレまくりですが・・・


わたしが一番スピードが速いんではなくて、単に一番早くに休憩から出発しただけです😂


唯一、ブレてなかった写真。
標高2300mくらいの地点で、このすぐ右横にはピクニックスポットの湖があります。


CさんとTさんがどんどん先に登っていき、少し距離を置いてMさん(お姉さん)、次いでLさん、わたしという順でしたが、峠の少し前でわたしがアタックをかけて🤣バテてきてスピードが落ちてきていたLさんを抜くという波乱が!!


ボネット峠(2715m)に到着!
1600m登ってきました。
ギリギリで最下位を逃れたわたし。
T君が撮ってくれていました。


ゴールしたツールドフランスの選手みたいな顔を披露してくれた!?Lさん。


2802mの地点まで続いている道路は、相変わらず除雪がされていないままでした。


峠にてセルフィー。
ところで、峠の3,4km手前から雪というか雹みたいなのが降ってきていました。この時峠に着いてすぐだったので、まだ上着を着ていなかったけれど、この後すぐにウインドーブレーカーを羽織りました。


雹と冷たい風でとても寒かったので、峠の滞在時間5分以内でダウンヒルを開始しました。
下界に近づくにつれお天気がましになるだろうと楽観していたのが、雹が雨に変わっただけで、風とダウンヒルのスピードで寒いのなんの。わたしが来ていたのはレインウエアではなくウインドブレーカーだったので、すぐにびちゃびちゃに・・・
雨もかなり強く、ロードバイクに乗り始めて2年近くになりますが、今までで一番寒くて辛いダウンヒルでした。Lさんはビンディングシューズの中に水が溜まって、途中2回ほど停車して靴を脱いで水を捨てないといけないくらいだったそうです。


ボネット道路往復ライドの記録。


ピクニックで食べる予定だったサラダをCさんちのお庭で食べました。
こんなに重たいものを(無駄に)積んで1600mヒルクライムしたCさん、お疲れさまでしたm(__)m
雨がまだ少し降っていたので、タープを張りました。


お姉さん夫婦からの手土産のボーフォール。
地元サヴォアの農協の夏ミルクのもので、とってもおいしかったです。


午後に街に繰り出しましたが、わたし達も、道行く人たちも肌寒くてほぼ冬の装いでした💦「ビールでも飲もう」とカフェのテラスに座ったのに、4人中3人はココアやカプチーノで暖を取らずにはいられませんでした🥶


お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する