フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

クライミング付きハイキングに行った

クライミングを必要としたハイキングはつまり、アルピニスムともいえるのですが、クライミングの技術もド素人のわたしが「アルピニスムしてきた」とドヤるのもはばかられるのでこういう表現を選びました(;^_^A


この日も相方は山の先輩Cさん。
山の地方の生まれで、山スキー、アルピスム(クライミング)、ロードバイク、マウンテンバイクとなんでもこいです。わたしが最近クライミングに興味を持ち始めたので、ジムばかりでは面白くないだろう、と初心者向けのクライミングを含んだハイキングに連れて行ってくれることになったのでした。
11時ごろに標高1700mのスキー場から歩き始めました。


秋が旬のコルシック。
春の初めに顔を出すクロッカスと少し似ていますが、もっと大きくて、しっかりと開くのが特徴です。


晴れ時々曇りという予報の一日でした。
雨が降ることはなさそうで、涼しくて山歩きには理想的な気候です。


スキー場の敷地内を出ようとしています。
放牧の羊さん達が羊飼いさんや牧羊犬に見守られて移動中でした。


稜線に向けて登り始めました。
しばらくは急ではあるものの、まだクライミングではなく普通のハイキングです。


Cさんはよく知っている場所のようで、ハイキング道にもなっていない場所をヒョイヒョイと進んでいきます。


全くハイキング道になっていないところもあれば、何となく人が通った跡があるっぽいところも。なんにしてもアドベンチャーっぽいところです💦


ガシガシとよじ登っていきます。
まぁそういう場所はわたしも好きではあるので、問題ありません。


だいぶ見晴らしの良いところまで登ってきました。


ドキドキする感じのところが続きます。
クライミングしないで普通に登っていくん?と気になり始めた時・・・


Cさん「この辺から装備つけて登ってく人もいる。でも正直、必要とは思わない」
この辺りから、クイックドロー(ヌンチャク)を通す支点(金属製の輪っか)が岩に差し込まれていました。
しばらく慎重に進んでいくうちにCさん「あっ、静かに!音を立てないでゆっくり歩いておいで」
なになに??


ぅうぉおぉ・・・
アイベックスのお母さんと赤ちゃんが😻
可愛い💖


ゆっくりと歩く赤ちゃんの後ろから守るようにくっついて登っていくお母さん。
こちらに気付いてはいたものの、落ち着いた様子でゆっくりと去ってきました。


峠っぽいところに到着しました。
絶景✨
もうここが目的地でもいいんだけど😂
本題のクライミングはこの少し先からのようです。
その前にランチにすることにしました。


パスタとか、チーズとか。
奥は地元ユバイ渓谷の羊チーズで、手前はわたしが持って来たオート・ザルプ県の名産チーズ、ブルー・ド・ケラです。


後半に続きます。
お読みいただきありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する