フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

また山を越えて車に帰り付く

県境になっている山をスキーで越えて、山友Cさんのご家族の持つシャレーに週末泊めてもらった時のお話、最終回です。


こちらに来た時とは別のところから帰ります。
今朝の出発地点は冬季閉鎖中のガリビエ峠道です。
というのも、来るときに下りてきた谷は巨大な雪崩跡で通過するのにとても難儀したのでした。


5人組のスキーヤーさん達を抜かし間際におしゃべりするCさん。
何と、前日のハイキングでもすれ違った(抜かさせてもらった)方たちでした。
フランス中央部から1週間の行程でスキー合宿に来ている山岳協会の方たちでした。


道路看板に「ガリビエ峠 8㎞」「ロータレ峠 15㎞」とあります。
車を停めているのは後者で、道路を歩いていくことも出来るわけですが、時間がかかるし面白くないので、間もなく道路から離れることになっています。


峠道が開通している時期のみオープンしているカフェ・レストラン。
夏季は観光客やバイカーさん達でいつも賑わっています。


道路から離れていきつつ。


道路から外れて30分くらい登ってきた地点。
なだらかな傾斜のところが多いです。
ただ、ずっと日陰で結構寒い🥶


日向までまだ少しあります。
稜線の一番高くなっているところを目指すことにしました。


ようやく日向に出ました✨
長かった・・・暖かい💖
この後、岩に座ってドライフルーツ、ナッツ、紅茶で5分ほど休憩しました。


目指すてっぺんまであと30~40分といったところでしょうか。


稜線に到着しました。
左側の峠っぽくなっているところに反対側から登ってきたソロスキーヤーさんがいたので、そちらまで下りてお話しました。


右手が頂上なので、そちらに向かうことに。


あっという間に到着しました。
Cさんと、ソロスキーヤーさん。


頂上でランチにしました。
ソロスキーヤーさんはおやつ程度のものしか持って来ていなかったので、先に食べ終わって下りていかれました。


わたし達も下りていきます。


Cさんについて下りていきます。


フォトジェニックな岩の前で。


最後はガリビエ峠道に入ります。


というのも、谷の左側の斜面に雪が足りないからなのです。
本当なら、こちら側の斜面から車まで下りて行けたはずなのに・・・


車を停めている道路まで間近です。
中央に写っているのはロータレ峠、2000m台ですが通年で開通しています。
ガリビエ峠(2642m)への道路はこの峠から出ており、年間半分以上は雪のため閉鎖されています。


峠の少し下に停めていたデミたんのところまで無事戻ってきました。


この日のGPSトレース。
緑の点が出発地点です。


スキーで移動するという、一昔前に山奥に住んでいた人たちのような面白い体験を提案してくれたCさん、シャレーを使わせてくれたご家族の方たちには感謝です。


お読みいただきありがとうございました。

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