フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

初めての夜スキー

一部のスキー場ではナイター営業をしているようですが、今回書くのはちょっと違います。


雪深いところに住む友人のところにスキーで行くことになりました。
少し前のブログに書いたのですが、スキーで山を越えて友人Cさんの家族や友人のいる地方までやって来たので、車がないんです🤣バスなどの交通機関もないので、歩くしかありません。


ほぼ日が沈んだ夕方6時過ぎに出発。林道を歩きます。
招待してくれた友人とはひとつ前のブログに出てきたスプリットボードのDさんです。
距離にして7㎞ほどでしょうか。緩やかな登り坂になっているので、帰りは滑れる分、普通に歩くよりも効率的なのです。


あっという間に真っ暗に💦
あいにく、お月様の出ていない時期だったので、ヘッドランプを持ってきています。


1時間15分くらいでDさん一家の住む集落に到着しました。
最後はだだっ広い野原(しかしデコボコ)を横切り、地図も何もないのに勘があるCさんにびっくりでした。


昨年初夏に一度お邪魔したことのあるDさん一家のおうちに到着しました。


Dさん、奥様Sさんと娘さん達が出迎えてくれました。


家族で最近、ポルトガル旅行に行ってきたそうで、名物のサクランボ酒を食前酒に頂きました。


村で採れたという人参を茹でたもの(雪が降る前に収穫して冷凍していたものだそう)、オーガニックのポテチ。
あちこち置いてある可愛いオブジェは天使のようにかわいい娘さん達が飾りつけしてくれたんだそう。


素朴な野菜スープで体が温まりました。


ボルドーのオーガニックワイン。
カベルネ・フランのモノセパージュ(一種の品種だけで作ったワイン)は初めてでした。


メインは立派なシャポン(ゆっくり大きく育てられた去勢鶏)のローストでした。
Cさんが「俺、得意だから」と切り分け役を買って出ていました。
付け合わせはジャガイモの硬めのピュレを揚げたみたいなやつ。冷凍のやつですが、フランスではポピュラーでよく見られます。


さらにインゲンも。
手羽肉大好きなので、二つとも頂きました😂
味わい深くて最高においしい鶏ローストでした。


サラダに奥様特製のドレッシングをかけて頂きます。


デザートにはCさんが朝のうちに地元のパン屋さんで買ったラズベリー入りの焼き菓子。


普通だったらお腹いっぱい、車で楽ちんに帰るところですが、わたし達は今からスキーですよ・・・


もう11時前なのに、信じられないです🤣


あっちを通ると近道だよ、と説明してくれるDさん。
普通に林道とノルディックスキーのコースを滑り下りて帰ると思いきや、Cさんがスキー場のゲレンデに登ろうと言い出しました。


まじか・・・
実はこれ、ひとつ前に書いたスキー記と同じ日の晩なんですよね。
もう日中に十分に運動していたのに、まだ登るか~😂


リフトの折り返し地点まで登ってきました。
疲れた・・・
でも、ゲレンデは既に圧雪されていて、一番乗りできれいなゲレンデを滑ることができて案外楽しかったです。


お読みいただきありがとうございました。

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