フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

合宿最終日、下山まで結構大変だった

避難小屋大好きな山友Cさん企画の2泊3日山スキー合宿記、最終回です。
2泊目の避難小屋(実は農家)を出発して高低差700mほどの峠へ登り、反対側へと下りてランチにしたところまで書きました。


これは峠から撮った写真だったと思います。
ランチを食べたのが、青い矢印の辺り。Cさんにはこのまま駐車場へと下りてしまうのは残念だったみたいで、すぐ隣にあるピンクの矢印の山へと登ることを提案されました。


峠を振り返って。


かなりの急斜面な上、雪がかなり硬いので登り始めからクトー(スキー板に嵌めるアイゼン)を付けています。


見えにくいですが、木と岩のすぐ手前に先を行くCさんが写っています。
ちょっとやそっとの斜面ではクトーを付けないCさんですが、この時は迷わず最初から付けていました。ただし、この辺りで傾斜が少しましになってきたんだったと思います。


プチ峠的なところに到着すると、だいぶ歩きやすくなりました。


登りではあまりヘルメットを被らないわたしですが、先ほどの峠から下りてきた時に被っままだったんだと思います。


峠的なところから山頂まで100m(高低差)くらいだったかと思います。
この辺りはもうジグザクに登らなくてもよいくらいの傾斜に落ち着いていました。
ひとり分のトレースがあったので、それ通りに登っていきます。


わ~い、着きました。ラクダの背中だとか、そんな感じの名前の山頂で、ランチをしたところからだと300mほど登ったことになります。
この後下りていくときに、ターンできる面積が超狭く、雪がガチガチの急斜面でCさんに「君には難しいと思うから、横滑りで全部下りていき」と言われたのに、「ターンできる気がする!!」と豪語し、すっ転んだわたし🤣
「俺の妹(山スキーは初心者だけどゲレンデスキー歴は30年以上で鬼上手い)でも、ここでターンしようなんて絶対試みへんわ・・・」とCさんが呟いていました😂


その後、比較的状態の悪くない雪のなだらかな斜面をどんどん滑っていくと、森に到着しました。森の中は予想に反してあまり雪の状態が良くなく、ボソボソとしていて滑りにくかったです。


広い目のハイキング道を下りていくと、避難小屋がありました。
実はここは、宿泊候補のひとつだったんだそうです。標高が低すぎて行程に組み入れにくかったとのこと。


前夜泊った広々とした農家と比べると、3人くらいしか寝られないとても狭い小屋でした。
でも薪ストーブもあったし、個人的にはこういうひっそりとしたところの方が好きです。
場所も森の中とはいえ、とても魅力的な小屋なのでまたいつか泊まりに来たいなと思いました。


どんどん林道を下りてきます。
この辺りは1日目に登った斜面と比べると、だいぶ雪があって嬉しいサプライズでした。歩くのとスキーで滑って下りるのとではかかる時間が全然違います。


それでも、最後の数㎞は雪がなくて、スキー板を外さざるを得ませんでした。
まだだいぶかかりそう・・・しんどい💦💦


Cさんがスマホで撮っていた写真。こんなにきれかったのに、わたしは疲れすぎていて(不貞腐れていて)1枚も撮っていませんでした。
間もなく真っ暗になってきて・・・


全然何なんだか分からない写真だと思いますが(;^_^A
ようやく1日目に車を停めた村まで帰ってきたところです。
前夜、避難小屋に到着したのと同じく7時半くらいでした。この日の行程だけならまあ、そこまで大したことないともいえるんですが、1日目、2日目もかなり大変だったので、余計に疲れた気がしました。自転車でも山スキーでも筋肉痛にはほぼ全くならないわたしですが、この日の翌朝は太ももや、脛に疲労を感じました。


最終日の記録。
3Dだとこんな感じです
👇

真ん中でカギ型になっているのが、途中に寄った山頂です。
長くなった2泊3日避難小屋泊ハイキング記にお付き合いくださった方、ありがとうございました。

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