フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

久しぶりのロングライドにグッタリ

普段からあまり長時間や長距離のサイクリングはしないわたしにとっては、100㎞以上はロングライド扱いになります(^▽^;)
今月上旬に今シーズン初の100㎞オーバーのコースを走った時の話、後半です。


標高2109mで通年で開通している峠道の中では国内で一番標高の高いヴァルス峠までまず登りました。今年のツールドフランスのコースにも組み入れられていますが、わたしが登ってきたのとは反対側から登ることになっています。


峠から麓のギレストルという町まで下りた後、交通量の多い国道(分かりにくいので、黄色ですぐ上をなぞりました)を避けて、デュランス河の対岸を走る小さな道路を通ります。車が少なくて景色が良いアップダウンの多い道路です。多少向かい風でしたが、この時はまだそこまで気になりませんでした。


デュラス河に沿って細かいアップダウンを繰り返しながら、進んでいきます。


ヴァルス峠でもおやつを食べましたが、長いコースなので何度もエネルギー補給していきます。これは最近買ってみたチョコレートコーティングされたポン菓子みたいなものです。
・・・が、ブラックチョコレートがまず過ぎて、辛い休憩!?になりました(;^_^A
5個入りでしたが、これを書いている今では無事全部食べ切ることができました。もう2度と買うことはないでしょう(-_-;)


おやつ休憩をしていると5人グループのサイクリストさん達が追い越していきました。男子3人に女子ふたりというグループです。この後すぐに出発すると、5人に追いつくことができました。男の子達の方が女の子達より速くて時々間が空きます。わたしの速度はちょうどその間くらいだったので、男子達とも女子達とも時々言葉を交わしながら走りました。


アンブラン(Embrun)まで下りて国道に合流しました。今夏のツールドフランス第19ステージのスタート地点となる町です。
ちなみに5人組グループはわたしより手前で先ほどの道路から離れていきました。
さて、ここから11㎞ほどは国道を走らざるを得ません。夏のバカンス時期に比べると車は少ないものの、制限時速が70~90㎞の道路なので、横を速い車が走るのは決して気持ちの良いものではありません。それに緩やかなもののアップダウンがあることや、先ほどよりも向かい風がきつくなってきたことで、30分間ほどでしたがちょっと辛かったです。


デュランス河を広げて造った人造湖であるセール・ポンソン湖に面した町サヴィーヌ・ル・ラックに到着しました。夏には国内外からのバカンス客で賑わいます。


テラス席のあるパン屋さんでランチにします。もう2時を過ぎていてお腹が減っていました。これだけではお腹いっぱいにはならなかったので、菓子パンかお菓子をデザートに買おうかとも思いましたが、この後はしばらく登り坂です。食べ過ぎて苦しくなるのも嫌なので腹八分で止めておくことに。わたしのランチ、2,30ユーロ😂なんて安上がりなんでしょうか・・・飲み物さえ買わず、道ばたの水場で汲んだお水ですよ~🤣🤣


ランチ後、比較的緩やかな山道を30分ほど登って到着した村、ル・ソーズ・デュ・ラック。


村の中心地から少し離れたところに展望台がありました。


先ほどのサヴィーヌの町が湖と同じ高さだったのに対して、ここからだと湖を見下ろす形になります。


村の水場でお水をチャージしました。
日本のようにコンビニや自販機はない代わりに、地方にもよりますが、水が汲める場所は結構あります。


この後はしばらく気持ちの良い下り坂になります。
車では何度か通過しているし、昨夏に自転車で下りたことがあり、景色の良さもさることながら、道路のカーブ具合や舗装具合がとても快適だったので楽しみにしていたのでした。


先ほどまでいたル・ソーズの村。
スタート地点に戻るには、数㎞下った後、アップダウンの多い平坦気味な道を40㎞弱走り、高低差では500mほど登ることになります。
ユバイ河に沿った谷を走る気持ちの良い道路ですが、疲れ過ぎていて写真を撮る元気はなく、ただただ早く走り終えたくて黙々と漕ぎ続けました😓


出発地点にしたバルセロネットの町の中心地。
しかし疲れた_| ̄|○ 
でもその割には、翌日筋肉痛にはなりませんでした。
この日の記録👇

約130㎞、獲得標高では2187m。
行動時間は6時間14分でした。


お読みいただきありがとうございました。

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