フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

セカンドオピニオンの病院へ

先日、子供と一緒にバス&メトロに乗る機会があったのですが、まあまあ大丈夫だったので今週は病院に行くのにひとりでバスに乗ってみました。車の運転もできなくはなさそうなのですが、まだお医者さんからOKサインが出ていません(;´・ω・)


3月下旬にハイキング中の怪我で運び込まれたのがお山の近くのグルノーブルの病院で、そこで受けた手術の続きということで他の病院では診てもらうことが出来なかったのですが、先月末に固定器具や内部の釘類を抜く手術をしてもらい、この続きはうちから遠くない私立のクリニックの外科医さんに診てもらうことにしました。先月、手術前に一度会っています。その時はまだ車椅子で、友達に車を運転してもらい付き添ってもらいました。


夏休み中は子供に運転してもらってレントゲンやCTには行っていましたが、今週は祖父母のところに行っていて留守です。仲のよい友達もみなバカンスを終えてしまい、暇な人がいません(;´Д`) 


初めてひとりで外出(≧∇≦) 
公共交通機関はあまり好きではないので通常、30~40分くらいまでなら歩くし、あとは車。バスやメトロには年間数えるほどしか乗りません。ちょっとわくわく?です。

バスは一度乗り換えがありますが、バス停はうちからも病院からも遠くありません。


バスではもちろん体の不自由な人用の席へ。乗り降りするときや、建物のドアで自動ドアでないところなんかではよくみんな助けてくれます(*´▽`*)


余裕を持ってうちを出たため、早く着き過ぎそうだったので病院の近くのビューポイントに寄り道しました。


病院は高台の斜面に位置しています。
右下に少し写っている川面はソーヌ河で、市内南部でもう一つの大河、ローヌ河に合流します。


ひとりで外出できたことでテンション上がり過ぎてツーリストばりにセルフィー(≧∇≦)
この後、てくてくと病院まで歩いていきました。


わたしの行く階は足の怪我の人が多いようで、うちにもあるようなガンダムブーツの方を3人くらい見かけました(;'∀') 


受付に並んでいるとお父さんの番取りに来たという二十歳くらいの朗らかなお嬢さんが並んでいる人たち(わたしを含めて4人ほど)にどんな怪我をしたのか聞いてきました。みんなで怪我自慢みたいになって、圧勝したのはわたしでした( ̄▽ ̄;)


30分ほど待って診察してもらいました。4か月間以上も固定されていた割には足首がよく動かせるようになっている、と言ってもらいました。
杖なしでも辛うじて歩けるようになったことや、ひとりでバスでここまで来たということにかなりビックリされてしまいました(^^;)


それは良かったのですが、最近撮ったCTとレントゲンを見てもらいました。以前から何度か書いているように固定器具を付けていた割には折れた脛骨と腓骨の両方ともずれてしまっており、このままでは回復にも限度があるだろう、ということです。再手術する可能性が濃厚とのことですが、それにしても足首の機能がもっと回復してから再手術をしたほうが経過も良くなるそうなので、あと1か月リハビリをしてから決めましょうということです。


この間まで行っていたグルノーブルの病院では今後の展開として足首を全体的に固定してしまう手術以外は提案してくれなかったのですが、ここのクリニックでは腓骨は細いプレートで固定して骨の隙間には脛骨から骨を抜いて埋める、脛骨のズレた部分は一度切って外してきちんと付け直す、という方法を考えてくれているようです。足首を完全にブロックしてしまうと痛みは軽減するけど、一生動かせなくなるのでやはり最後の手段だということです。


それと、痛みの原因のひとつは軟骨が損傷し過ぎてほとんどなくなってしまっているためだそうです。40代というわたしの年齢ではもう勝手に再生されることはないそうで、激しい痛みが続く場合、プロテーゼを入れることになるそうですが、これは前述の手術を終えた後の話です。


この外科医は若い先生ですが、グルノーブルの病院の先生よりもずっと親切に説明してくれるし、言葉にも思いやりが感じられます。公立の病院と違って自費の部分も出てきますが、心安らかに治療を受けることが出来る親切な先生に出会えて嬉しく思っています。春から初夏にかけて、散々あちこちの病院やクリニックに電話をしたりメールを書いたり、実際に行ってみたりでものすごい労力を費やしたのでした・・・


最近あまりブログで書いていなかった怪我の近況を書いてちょっとエネルギー切れなので😅フランスの山小屋シリーズは今日はお休みです。


毎日暇すぎて、でもまあ大体のことはことは出来るようになってきたので、よくお菓子作ったりとか。今日はうちにあったパルミジャーノとグラナ・パダーノ(イタリアの硬質チーズ)を延々と手作業でおろしてビニール袋に小分けして冷凍するとか通常の生活を送ってる人には気の遠くなるような作業を黙々とこなしました( ̄▽ ̄;) 
だってほら・・急いでる時って塊のチーズいちいちおろすの面倒でイラっときますよね?


昨日焼いたブラウニー、ってかただの胡桃入りチョコレートケーキ。
ハムスターのビリちゃんにやろうと胡桃を割っていて思いついて焼きました。うちに3つある細長いケーキ型の一番大きなものを使いました。しばらく義務的に毎日食べないといけません(;^_^A



今日も見ていただいてありがとうございました(#^^#)

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