フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

大雨の夜に野宿

手術前に大忙しで何度もお出掛けしたうちのひとつの覚え書きです。

普段なら「テント泊」と書くところなんですが寝袋で寝たにも関わらずテントは張らなかったので野宿としました(^^;)


👇ひとつ前のブログで「職質されても仕方ない風貌」と酷いことを書かれた😅スペイン人の友人Nさん。

悪天候で2700m台の峠道には積雪が。
つかの間ですが、6月にまさかの新雪ボードができて大喜びでした。


雪は止んでいますが、また降り出しそうな感じです。どこも雪だらけで寒く、テント泊出来るような環境ではありません。
Nさんの提案で山を下り、天気予報が若干ましだった方面に向かいます。Nさんが家族(奥さんと小さな娘さん2人)で夏によくテント泊するという湖畔のとっておきの砂浜があるそうなのです。


とっておきの砂浜・・・に下りてきたけどザーザー降りの雨です(T_T)
車の中で30分くらい止むのを待ってみたけれど一向に雨脚が弱まる気配がありません。もし止んだとしても地面がぬかるみまくりです_| ̄|○


しかしNさん、Bプランも考えておいてくれました。すぐ近くに屋根のある場所があるそうなのでそちらへと向かいます。
もうこの時点から翌朝まではお天気に打ちのめされ?写真を撮る気力も失せ、ほとんど写真がありません😓


避難小屋かと思ったら、壁が3方しかない不思議な建物というか広い部屋で3方の壁にはぐるりとベンチがあります。山の上と違って寒くはないし風もないので、壁が足りなくても特に困ることはありません。Nさんはここでも寝たことがあるそうです(^-^;


先ほど峠道路の麓の村のお肉屋さんに寄って仔羊肉を、道の駅で地元チーズを買ったのでまあまあリッチな晩ご飯になりました。場所というか画像として映えなさ過ぎなので💦写真はなしです。


夜遅くになってようやく雨が止みました。
雲も晴れてきているようで、お月様が顔を出し始めました。


翌朝。お天気は良さそうです。
寒くもなくまあまあ良く寝られました。


次男はまだ熟睡しているのでNさんと暖かい飲み物を飲みつつボソボソとお話。


間もなく起きてきた次男。昨日は雨が強く外に出なかったので少し周りの様子を探検(^^;)
時々来る人があるようで焚火の跡が。わたし達は雨で焚火が出来ずに残念でした(焚火好き親子)。


荷物をまとめて出発です。
この日は午後に別の人と会う約束がありますが夕方なので余裕があります。
まずは昨日大荒れだった峠道へもう一度行くことにしました。どっちみち麓の村までは通り道なのです。


ド田舎(失礼)なのに大都市の朝ラッシュ並みの混み具合・・と思ったら初夏と初秋恒例の羊(または牛)渋滞でした(^▽^;) 
放牧地に向かう、または下りてくる動物の群れで道路が混雑するんですね・・・


この後、「昨日、峠の反対に少し下りた時に良さそうな場所を見つけたから、ひと滑りしてから帰る」というNさんとお別れしてわたし達は峠の手前でゆっくりと朝ご飯にすることにしました。


デミたんに待っててもらい、小川を越えます。


平たい良い岩があったので陣取りました。


きれいな景色のところで朝ご飯\(^_^)/


行きに買った地元リンゴジュース。


岩の端っことか大好きな次男(^^;)


朝ご飯の後、峠方面に向かってみました。
昨日降った雪が路面は融けているけど山肌にはまだ結構残っています。


やっぱりお天気で全然印象が違います。
晴天の景色も見られて大満足の次男でした。



次回に続きます。
お読み頂いてありがとうございました。

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