フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

前に全然登れなかった山道に再挑戦した

ブログに何度となく出てくるエクラン国立公園中部、ヴァルゴデマール地方にはヒルクライム好きなサイクリストさんの間では有名な、とてもきれいな山道があります。そこに先月チャレンジしたときのお話です。


友人でスポーツ師匠のOさんとヴァルス峠道をヒルクライムした翌日のことでした。
ヴァルゴデマールは地方名であり谷の名前でもあります。
谷の入り口にあるサン・フィルマンという村に車を停めました。


サン・フィルマン村から谷の最後にあるラ・シャペル村までは約16㎞。223mしか登らないのでかなりなだらかな道路です。キツい山道になるのはその続きで、約9,5㎞で547m登ることになります。
上の写真の奥に飛び出て見えているのはこの地方を代表する山、オラン。3500m台あってアルピニストにしか登れない山ですが、その隣のなだらかな感じのピック・チュルバには昔登ったことがあります👇


ほぼ頂上にて。後ろがオランです。7月末でしたが、3000m台ある山なので残雪がありました。わたしのブログの一番初めから2番目の「エクラン中部へ」(2016年8月)というタイトルの記事に書いてあります😅


ラ・シャペル村から山道に入って2〜3㎞の地点でしょうか。ここまで寒くてダウンジャケットを着ていましたが、この後間もなく脱ぎました。


谷に沿ってグングン上がっていく道路です。9月末に一度挑戦したときはこの地点まで来られませんでした。この道路は地面に傾斜が時々書いてあるのですが、2度目に12%になった時たまらず足をついてしまいました。その日は午後に予定があったので、続けて登ることはせず大人しく帰りました(._.)
この日も、もちろんしんどいとは思ったけれど、死にそうになるほどではありませんでした。


この道路の行き止まりにある駐車場はハイキングの出発地点になっているため、車で何度も来ているので知り尽くしています。この辺りも10%前後あるのでしんどいんですが、間もなく終点なので頑張れます♩


わ~い✨
着きました。道路の最終地点で1642mです。
この道路は標高の高い峠道同様に冬の間は通行止めになります。もうすぐ閉まりそうだな…とは思っていたのですが、まさにこの数日後に閉鎖されたのでこの週末に登っておけて良かったです。


Oさんのキャニオンとわたしのヴィータス。


おやつ休憩中のOさん。


この大きな建物は山小屋風ホテルで初夏から秋にかけてオープンしています。11月中旬のこの時点ではもう閉まっていました。
このホテル・レストランもわたしのブログに一度登場しています♩👇

この時は可もなく不可もなくといったごく普通の田舎のレストランでしたが、今年の初夏に経営者が変わってちょっとこだわりのある料理を出すレストランになったとニュースで聞きました。


日が落ちるのが早いので下り始めることにしました。先ほどは日向だったのにもう日陰になっていて寒いのなんの💦


でも一応myバイクを激写。そんなことをしている間にOさんはとっくに先を行っています。


登りはゆっくりなので雪を避けるのは簡単でしたが、下りはスピードが出ているので雪や氷の上を走って滑らないように注意です。


にっくき!?17パーセントの地点。行きでは足つきせずにちゃんと登りました♪


18パーセントのここが恐らく最高傾斜地点。といってもほんのひとカーブくらいのことなので、えっ、何ここ!?と焦った瞬間にはもうちょっとましになります。



これから下りる道路を見下ろして。


山道をダウンヒルするのもとっても寒かったのですが、マジ厳しかったのがその後の谷の部分です。影になってる時間帯が長く気温も低いから一日中霜が下りたままなんですよね💦
寒すぎるので一刻も早く駐車場に戻りたいがために猛スピードで漕ぐ(Oさんに「追いつかんかったよ」と言われた😅)→余計に寒い、という悪循環なんだか何だか分からない辛い帰り道でした(T_T)
写真は2回ほどブログに登場したことのあるちょっと怖いアート作品またはカカシで、草と同様に霜が下りてました。変化としては、前回地べたに置いてあったツールドフランス柄のウエストポーチがちゃんと腰に掛けられていました✨


お読みいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する